砂の器(1974年)を見た
- カテゴリ:日記
- 2024/09/21 16:23:51
何年ぶりかなぁ。久しぶりに見ましたが、やっぱりいいですよね。だいぶ昔ですが小説も読みましたよ。
特にこの1974年の映画は本当に傑作だと思う。
ハンセン病差別とか・・・今の時代からしたら考えられないけど、当時は根強くあったんでしょうね。
昭和の雰囲気がすきな私は、町や田舎の風景や、ファッションだけでも充分楽しめました。今はない食堂車なんかも出てきたりして
ちなみにチョイ役なのに菅井きんさんとか渥美清さんも出ててびっくり。
今西刑事役の丹波哲郎の渋さと、対象的な吉村刑事の森田健作の爽やかな感じもまたよかったですね。
一つだけツッコませてもらうと、千代吉役の加藤嘉さん、「復習するは我にあり」、そして「獄門島」でも殺害されちゃう悲惨な役でしたが、今回は無事(!)でホッとしました^^;
が!劇中お遍路していた頃、千代吉は30代という設定のはずですが、いやこれで30代はどう考えても無理があるだろ!と思い調べてみたら
当時61歳!
そりゃ無茶だ~苦笑
YouTubeに当時のロケ地を回った方の動画がありました!興味深くて面白かったです♫
いつか私もこういう昭和の好きな映画のロケ地とか巡ってみたい。
https://www.youtube.com/watch?v=p0phlcNGfbs
「八つ墓村」 「鬼畜」 「震える舌」の野村芳太郎監督が
1974年制作の日本映画史に残る名作ですね
丹波哲郎が捜査会議で事件の経緯を話すシーンは
涙無くしては観れません
現在でもまだハンセン氏病(らい病)への偏見は根強く
残ってるらしいです
次は渥美清の金田一耕助を観ましょう
古谷一行や石坂浩二とは違った魅力がありますよ