Nicotto Town



楽しくない時は、死をイメージする

最近、バイクに乗っていても、なんか楽しくない。


暑いからなのかw

某お友達の日記でちょろっと書いたのですが、とあるバイクレース。
マン島TTという100年以上の歴史を持つ、由緒正しきレースです。

今年のレースは6月に終わりましたが、16年ぶりの快挙がありました。

それは!

なんと!

死者がゼロでした!!



は?



そりゃバイクのレースに事故はつきものかもしれないけど、死者ゼロが快挙って?



知らない人はどういうこっちゃと思うかもしれませんが、このレースが始まり120年くらいになりますが、現在までの死者はたしか240人くらい。年一回のレースですから、毎レースだいたい2人死んでいるということです。初期のレースは100年前ですから、自転車にエンジンが着いただけみたいなバイクですから死亡事故も少なかったでしょうし(その分、ヘルメットとかも何もないのですが)、開催されていない年も何年かあるので、近年の平均死者数は、もっと多いのかもしれません。


マン島TTというレースは、イギリスのマン島という島を周回するレースです。つまり市街地コース。通常のサーキットの様に、エスケープゾーンもなければ、コースを外れて壁にぶつかった時のための緩衝マットもありません。

物凄く簡単に言うと、片道1車線の住宅街の通りを、オートバイで平均時速200㎞、最高速度300㎞以上で走るレースです。

コースはただの住宅地の車道ですから、アップダウンが激しく、曲がりくねり、そして路面はサーキットのように綺麗に手入れなどされていません。
仮に転倒すれば、道路のすぐ脇に建っている民家の壁やら道路標識やらに、時速200㎞以上で激突することになります。もちろん死にます。

住宅地ばかりではなく、広い草原の中や、林の中の広い林道みたいなところを走るセクションもたくさんありますが、そんな林の道で転べば、時速200㎞~300㎞で
道端の巨木に激突です。もちろん死にます。

道は広々しているセクションでも、レースを前提に作っていない道ですから、高速のでる場所なのにアップダウンが激しくジャンプしてしまい、着地するとすでにコーナーの中という完全に頭のおかしい状態の場所もあります。


ということなので、基本的にはこのレースに出るという事は、あたりまえに死ぬことが前提です。もちろんあらゆるモータースポーツは、何かあれば死に至る危険性を常にはらんでいるわけですが。しかしマン島TTは、死ぬ危険性がある、というよりは、「普通に死ぬ前提」で走ることになります。実際、毎レースごとに平均2人は死ぬんですからね。

ちなみに観客もたくさんいますが、もちろん観客席なんてありませんから、道路わきで観戦してますので、時速200㎞、下手したら300㎞でミスってコースアウトしてきたバイクは、そのまま観客に突っ込んできます。ということで、観客も平気で死にます。

とういうレースがそこまで特殊なのかと言えば、4輪車両の場合は、ラリーのターマックと呼ばれる舗装路コースに市街地が含まれていたり、F1でもモナコなんかは市街地ですね。
ですから、市街地レースがそこまで特殊という事はありません。というか、そもそも車やバイクのレースの黎明期は、全部市街地コースで行われていて、サーキットというクローズドコースで開催するのが当たり前になったのは、近年の事です。

ですが。

四輪と違い、バイクは丸裸です。
四輪であればかすり傷で済む事故も、バイクであれば即死です。


フリークライミングをザイルなど一切使わずトライする人とかもそうですけど、やっぱり頭がおかしくないと、こういう領域には行けなんだろうなと思います。

怖いとか、完全にそういう概念が壊れていなければ、無理でしょう。

そういう人たちは、死ぬのが当たり前じゃないと、ぜんぜん楽しくないのでしょう。


なるほど。
わたくしも最近はバイクが何だか楽しくないけど、マン島TTとか出れば良いのかなw


では股。

アバター
2024/08/25 21:23
>ヨネさん
そこで疑問や躊躇が出る人は、死んでもやらない。
やる人は、「あ、やろうかな」と、ただ、普通に思うのだと思います。
私も思い返してみれば、峠を走ったりサーキットを走ったりし始めた頃に、事故ったらどういようとか、死んだらどうしようとか、あんまり考えた記憶がないですね。ただ、その時々の技術相応の走り方で、ということくらいは思いましたけど。
アバター
2024/08/25 21:18
>とんとんさん

危ないから面白いという感覚はあんまりないかな。
イカれている人たちも、危ないからというよりは、やっぱり「気持ちいい」に近いんじゃないかなと思います。普通の人は、ある所まで行くと「怖い」と思うけど、イカれた人達は「怖い」という感性が壊れているので、最後は死ぬというオチ。

わたしは臆病者なので、無理ですねw

でも自分では気がついていないだけで。
むかし仲間内で登山に車で行って、私が運転すると「うわーギャー」ってなるんですが、こっちは缶コーヒーでも飲みながらノンビリ走ってますけどくらいな感じで、その時に自分はどうやらその辺の感覚が違うらしいということに気が付きましたが、どこまで行ってもイカれた人の領域は理解不能です。
アバター
2024/08/25 17:35
調べてみましたが「それでもやるんだ……」という感想しか……。
アバター
2024/08/25 15:51
>四輪と違い、バイクは丸裸です。
>四輪であればかすり傷で済む事故も、バイクであれば即死です。

大学1年生の時、バイクの免許を取りたいなあと思って父に話したところ、
同じことを言われ、反対されました。
そして、「くるまの免許を取るならお金を出してあげるから」って。
車の運転には興味がなかったから断ったw

危ないから面白いんじゃないの?と考えていた若いころの自分が懐かしいです。

アバター
2024/08/25 12:14
> もえーんさん
なるほど ほっとしました
アバター
2024/08/25 11:34
自力で出るのは無理でしょう。
スポンサーがついてないとね~
アバター
2024/08/25 11:28
おはようございます^^。

マン島TTに出るとなると、諭吉先生か栄チャンがジェノサイド(?)に合う時点で、「オイラは既に死んでいる」、ひでぶ!!、だと思われます^^;
アバター
2024/08/25 10:37
>世沙民さん
月光天文台。前回は行けませんでしたからね。
秩父の方に行こうかとも思いつつ。
時間が取れればですね~
アバター
2024/08/25 10:19
>シフォンさん
いや、出られません。ちなみに、エントリーすればだれでも出られるのではなく、別のレースで一定の成績を収めないと、出場権が与えられないのです。理由は単純なようで、そういうレベルのライダーじゃないと死んじゃうから、みたいですw
アバター
2024/08/25 09:10
マン島・・・そう言えばそんな大会がありましたね。
命がけでも出たいと思われる参加者達の気持ちは理解出来ませんが、
ギリギリの恐怖と自身の力量を知りたい方々には魅力があるものかも?

大丈夫。
この後の台風が過ぎる頃からきっとバイクで受ける風が気持ち良いと思われるだろうから^^
それまでに各所不調の調整をしっかり終えて快適な秋ツーリングのお支度をm(__)m
これから月光とか良い場所ありそうですもん♪

アバター
2024/08/25 07:24
死にに行くのですか やめてください もえ~んさんが死んだらシフォンちゃん泣いちゃう(;´д`)
アバター
2024/08/25 02:07
車みたいに、ハンドル切れば曲がってはくれませんからね。
バイクは、ザックリいうとスキーと似てますね。なんならクロールにも似ている説を唱えていますが、同調者はは少ない気も。。。
アバター
2024/08/25 00:36
バイク、怖いです(>_<)
あれは運動神経が良くないと乗れないです。
車運転していても前にバイクが来ると緊張しますね~。



月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.