Nicotto Town


「さくら亭」日報


黒92-1



実際に人狼ゲームはやったことがなくて、
小説とかに出てくるのを読んで
「あー、こういうのか。自分には向かないな」
と思ってたくらいなんですが。

騎士に占い師に霊能者って、
出てくるようなゲームでしたっけ!?



人狼というと
二階堂黎人の『人狼城の恐怖』を思い出してしまいました。
もっとも。
二階堂蘭子というキャラはあんまり好きじゃありません。
でも話は結構好きというジレンマ。
なんだろう、あまりにも現実的でないからかなあ。

実のところ、
男性作家の書く女性キャラって、受け付けないキャラも多いです。
もちろん、上手い作家も多いのですけれど。

私は憑依型というか読んでいる間主人公になりきるタイプなんです。
老若男女関係なく。
それが、はじかれちゃうことがあります。
憑依も同化もさせてくれないキャラ。
それが男性作家の書く女性キャラに偏っているんです。
ちなみに、はじかれると物語に没頭することができません。
もう文字とストーリーを追うだけでしんどい。

ミステリ関係でいうと、
森博嗣の西之園萌絵が鬼門でした。
頭良すぎてかつ理系女子なのがいけないのか、
金持ちすぎるのが乖離激しくてダメなのか。
とにかく私自身からの拒絶感がすごくてですねえ。
本能的に「こいつとは合わない」もしくは、
「なんかこいつは同性じゃない」みたいな。
ちなみに私はばりばり文系かつ頭の回転は遅い直感型です。
萌絵との相性はおそらく最悪の類。
きっと友だちにもなれない。
「妬ましい」とも違って、相容れない、次元が違う、
嫌いというよりひたすら合わない相手。
そういう印象が強すぎて、物語がちっとも楽しめませんでした。

一応S&Mシリーズは全部読んだはずなのに
欠片も覚えてねえw
ただ萌絵へのヘイトばかりが記憶にあるという。
アンチとも多分違う気がするんですが。
このシリーズは評価も高いし、私以外の人にはきっと面白いのだろう、
そう思っています。
たまに人気作品、人気作家でも合わないことがあるし、
そういうこともある。

ちなみに。
女性作家の書くどろどろの恋愛プラス人間模様は。
逆に同化しすぎてどこまでも落ち込んでいくので
読まないようにしています。
精神状態が本当にやばくなるんで。
本当にエグイ話を書けるのは女性だと思うんだ。
そういう筆力は尊敬するけどね。
でも明るいハピエンがいいです。




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