モモ
- カテゴリ:占い
- 2024/08/09 16:26:08
ニコットおみくじ(2024-08-09の運勢)
こんにちは!本州付近は高気圧に覆われる。
九州から東北は晴れるが、午後は所々で雷雨となる。
北海道は午前を中心に雨。
沖縄は曇りのち晴れ。
【モモ】 桃 Amygdalus persica(L.)Batsch
Peach
Peche
☆バラ目バラ科モモ亜科モモ属の落葉小高木から小高木です。
又、その果実や花のことで、日本では約100種類以上が栽培されています。
<概要>
〇原産・用途・特性
モモはバラ科モモ属の木になる果実で、中国が原産とされています。
@原産
★原産地は中国北部で、
中国では紀元前400~250年に「山海経」に、
栽培されていた記録があります。
□山海経(さんがいきょう) shanhai jing
成立期は今から2000年以上前の中国戦国時代中後期から初中期にかけて、
楚(そ)の国もしくは蜀の人に寄りかかれたといわれています。
具体的に誰がどこで書いた等という情報は不明です。
文中には趙国の周辺遅滞が詳細に記述されている為、
趙国の人々も編纂に関わっていたと考えられています。
山海経自体には䖝(う)の家臣の伯益(はくえき)さんが書いたとあります。
しかし、䖝が生きた時代は4000年くらい前の神話時代ですので、
現実的ではありません。
◆内容
中国各地の鉱物や植物、動物、宗教等を書いていることから、
世界最古の地理書ともいわれていますが、
一部では妖怪等の話しや神話等が織り込まれていまして、
奇書とも呼ばれています。
しかし・・・
妖怪や神話等の情報が豊富に含まれていることから、
古代中国の状況を推測する足掛かりとされていることも多く、
学術的な価値も非常に高い書です。
山海経のチリの中心地は落葉で、中原一帯は九州と呼ばれていました。
この九州の外側をぐるりと四海が取り囲み、
さらに四海の外側の果てにある場所が大荒とされています。
四海といいましても実際の海ではなく、異民族の住む場所を指しています。
山海経は18篇が現存していまして、他の篇は時代とともに失われました。
一般に原作は22編、約32650字であるとされています。
現存する山海経は山経と海経で分かれています。
・山経:五蔵山経5編です。
・海経:海外経4編、海内経5編、大荒経4編で13編。
山海経は中国の歴史書である史記を記した、
司馬遷(しばせん)さん等からは荒唐無稽(こうとうむけい)と
一蹴されています。
しかし、司馬遷さんの時代と異なり、
現在は当時の文献がほとんど残っていません。
黄帝の生きた時代は新石器時代とされていまして、
この時代の状況を山海経の神話の中から推測出来る場合があります。
概要
山海経は中国の神話が一部記載されています。
その他にも・・・
・地理 ・植物
・動物 ・鉱物
・物産 ・巫術(ざじゅつ)
・宗教 ・医薬
・民族
これら等、多岐に渡った内容が網羅されています。
神話を除いて考え、2000年以上前の中国を・・・
・哲学 ・美学
・宗教 ・歴史
・地理 ・天文
・気象 ・医薬
・動物 ・植物
・鉱物 ・民俗学
・民族学 ・地質学
・海洋学 ・人類学
これら等、様々な学問の分野により、考察することが出来ます。
@日本に渡来後
☆弥生時代
日本では弥生時代以降の遺跡から桃の核が数多く出土されていまして、
大陸文化の渡来とともに、栽培が行われていたと考えられています。
★10~11世紀
この頃、中国で大果が出現します。
□大果で食味の優れる黄金モモ新品種「つきかがみ」
ー外観が美しく、晩生で糖度が高い生食用品種を育成ー
◆ポイント
黄肉の生食用モモ新品種「つきかがみ」は、
大果で糖度も高く、食味が優れていて、
果面の荒れが少なく、無袋栽培が可能な晩生品種です。
◇概要
①農研機構果樹研究所「所長:長谷川美典」さんは、
黄肉の生食用モモ新品種「つきかがみ」を育成しました。
②「つきかがみ」とは黄金の主要品種「黄金桃」より、
1週間程度遅く、収穫される晩生品種です。
果実は約350gと大果で、糖度も高く食味が優れています。
又、「黄金桃」からリレー出荷出来る生食用黄肉品種として、
今後の普及が期待されています。
★11~12世紀
この頃、中国で油桃(ネクタリン)、黄桃の記載があります。
□ネクタリン
桃の仲間です。
・桃 :果皮に産毛がある
・ネクタリン:産毛が無い
果皮が赤くツルツルとしていて、果肉は基本的に黄色です。
肉質は締まっていまして、
甘みが強く、酸味も普通の桃に比べると多めです。
熟しますとジューシーで甘酸っぱく濃厚な味わいです。
桃は果肉にくっついて取れにくいですが、
ネクタリンは種が取れやすいという特徴があります。
ネクタリンは桃の変種とされていまして、
中央アジアのトルキスタンで6~7世紀に誕生したといわれています。
日本に導入されたのは明治時代ですが、
それよりもずっと古くに中国から、
小さくて酸味の強い「無毛桃」というものが伝わりました。
因みに現在でも生産量が多い「ファンタジア」や、
「フレーバートップ」という品種は、
昭和40年代にアメリカから導入されたものです。
★1873年(明治6年)
この年に欧米から大果系品種が日本に導入されます。
☆1875年(明治8年)
この年、中国から大果系品種が日本に導入されます。
問題 1971年(昭和46年)、
長野市の池田正元さんが川中島伯東と命名します。
桃の品種別栽培面積では・・・
順位 品種名 総計(ha)
全国 8724、7
1位 あかつき 1598、5
2位 白鳳 1359、3
3位 川中島白桃 1166、1
*平成27年度産徳さん果樹生産動態等調査より抜粋
では、主な産地と生産量ランキングで、
3位の都道府県を教えてください。
<2020年 全国の都道府県別桃の収穫量>
順位 都道府県 収穫量(t) 割合(%)
全国 98900 100
1位 山梨 30400 31
2位 福島 22800 23
3位 ここ 10300 10
*令和2年産果樹生産出荷統計より抜粋
1、山形県
2、長野県
3、岡山県
ヒント・・・〇正解の都道府県
〇〇〇の合戦で世に聞こえたこのエリアは、
犀川「さいかわ(信濃川)」の南部に位置し、水捌けが抜群です。
お分かりの方は数字もしくは桃の収穫量(t)が、
3位の都道府県をよろしくお願いします。
夕食時前の多忙な時間帯に、コメントとお答えをありがとうございます。
はい、おみくじは「大吉」でした。
どうもありがとうございます。
そうですね、桃は薬でもありましたから奥が深いですね。
問題ですが2番の長野県が正解です。
よく、分かりましたね。正解です。
おめでとうございます(祝)
今夜もこれから気圧の変化で雷雨等が地域により可能性があります。
停電等が起きないことを心よりです。
ずうっと恐らく暑いはずですので、どうか体調にご注意をしてお過ごしくださいませ。
桃の歴史から神話、哲学へと考察されて
奥が深いなと思いました。
答え 2