Nicotto Town



わすれたくない記憶


私の母は記憶があるかないかくらいの年頃に


お父さんを亡くしている。

私には祖父にあたる人。

母が生まれていつごろなのかはわからないけれど

祖父が母のためにわら草履を手作りしてくれたそう。

さすがに時代的にわらぞうりで生活していたわけではないので

何か母に作ってあげようと思われて残してくれたのかもしれない。

今も母は大事においてある。

見せてもらったところ

実際に履いた形跡はないのできれいなまま。

わらと赤いひもで編んであって

とてもかわいらしかった。

赤ちゃんか乳児の足のサイズのわら草履。

いつかは母から譲り受けたいと思っている。

母が生まれて歩くところを想像しながら作ったんだろうか。

幼い子を残していくのはさぞつらかったことでしょう。

きのうの日記とは真逆の記憶だが

そのわら草履が今日ふいに頭に浮かんできて涙が出そうになって

ちょっと困った。

今日の日記に書き留めておくことにしよう。

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2024/08/08 08:50
おはよです|ू•ω•` )
リジーさんのお爺様からお母様への手作りの温かい贈り物
拝見させて頂きながら感動しました。
優しくて素敵なお話有難うございます(*ᴗˬᴗ)⁾⁾感謝



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