Nicotto Town



変化を避ける

常に変化に怯えている。

いつも同じあって欲しい。

同じ時間の同じ電車の同じ車両の同じ扉から乗車して、ようやく私にとっていつも通りと思える。

同じ時間の同じ電車であっても車両が変われば、それは私には変化で、心がざわつく。

毎日、同じような物を食べているけれど、その繰り返す行為に安心感を見いだしている。

でも、昨日と今日はどうしたって違うもので、今日と明日も別物で、日々は変化の塊だからとても疲れる。
毎日、毎朝、毎昼、毎夜、変化に怯える。
怯えながらベッドにはいって、目が覚めて今日だったものが昨日へと変化して明日だったものが今日になって自分に覆い被さってくることに、毎回顔を覆いたくなるほどに辛さを感じる。
仕方がないけれど。




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