広島原爆の日
- カテゴリ:勉強
- 2024/08/06 00:26:37
こんばんは!6日(火)は、北海道は曇りや雨となるでしょう。
東北や東日本は午後を中心に雨が降り、
雷を伴って非常に激しく降る所もある見込みです。
低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、土砂災害に警戒してください。
西日本や南西諸島は所々でにわか雨や雷雨がある見込みです。
【思い出のある大事なものはありますか?】
A、学生時代ドイツのミュンヘンで購入したペリカンのシャープペンシルです。
【広島原爆の日】 ひろしまげんばくのひ
Hiroshima Peace Memorial Day
Anniversary of the Atomic Bombing of Hiroshima
☆太平洋戦争末期の昭和20年(1945年)8月6日、
広島県広島市に原子力爆弾が投下された日です。
<概要>
〇世界平和を祈念、平和宣言、平和への誓い
広島では十予万人を超す死者が出て、残った被爆者達は今も尚苦しんでいます。
@戦後70年以上を経て、増え続ける被爆相談
原爆で被爆した人達の悩みや苦しみが綴(つづ)られた「相談カルテ」。
その数は今も増え続けています。
カルテが保管されているのは東京都内にある被爆者の相談所です。
[一般社団法人 東友会(とうゆうかい)]さん
〔被爆相談書及び法人事務所〕
住所 :東京都文京区湯島2-4-4平和と労働センター6階
電話番号:03-5842-5655
≪相談電話受付時間≫
・平日 10:00~17:00
・土用 10:00~15:00
東友会さんは東京に住んでいる被爆者が、
1958年11月16日に結成しました。
60年以上励まし合いながら被爆者と家族の為の事業を続けています。
東京レベルでただ一つの団体です。
「ふたたびヒロシマ・ナガサキをつくらせない」
このような合言葉に様々な事業や取り組みを続けています。
1962年4月以来、被爆者の相談事業を東京都知事から委託されています。
一般社団法人東友会さんに登記したことにより、
社団法人東友会さんが中心的に進めてきた東京都の業務委託、
相談事業、死没者慰霊事業と、東京都原爆被爆者協議会さんが進めてきた、
核兵器廃絶、被爆者の諸制度の充実、
原爆被害に国の償いを求める運動を統合して、
進めることが出来るようになりました。
折り鶴イラストの上にある・・・
「われら生命(いのち)もてここに証(あか)す 原爆許すまじ」
この一文は都民と被爆者の寄付で、
1967年8月に東友会さんが東海寺さん(品川区)に建立し、
2012年に東京都葛飾区立青戸平和公園に移転した、
「原爆犠牲者慰霊日」の碑文です。
文字は長崎市平和公園内の石柱のものです。
・起草:故・伊東壯(つよし)元会長
・書 :故・田川時彦元会長
折り鶴は東友会さんの運動を支えた事業商品「折り鶴バッジ」のデザイン、
故・小島利一顧問により描かれたものです。
東友会さんウェブサイトのロゴやアイコンは、
この折り鶴イラストを元に作成したものです。
「被爆者」というだけで、
多くの人々が結婚や就職等で社会的差別を受けてきました。
この為・・・
被爆者であることを知られたくない方の事を考えて、
「原爆」「被爆」といった言葉の入らない、
「東友会」さんという名称で連絡しています。
〔東友会さんの結成宣言〕
文字表記は1982年に刊行された、
「首都の被爆者運動史 東友会25年のあゆみ」に、
掲載された原文に準拠しています。
結成宣言
私達は原爆被害者であります。
即ち13年前、あの原爆の恐ろしさを身をもって経験したばかりでなく、
現在もなお私達の肉体や精神の中には、その爪痕を保有しています。
しかも、今日世界の声に耳をかさずなお続けられている、
各国の原水爆実験により、
私達の傷痕には更に新しい放射能が累積しつつあります。
そして私たち被害者は此の冷い現実をのりこえ助け合い励まし合うため、
昭和29年来徐々に手を結び始めました。
そして本年に入ってから都内各地区の組織も急激に増加し、
現在までに東京都内13地区に被爆者の会の結成を見、
更に大きなつながりとして励まし合い助け合うために、
本日ここに東京都原水爆被害者団体協議会(東友会)を結成しました。
私達はあらゆる階層にわたっていますが、
政治上、思想上、宗教上の立場をのりこえて、
被害者であるという唯一の共通点に立って協力し、
お互いの健康を保持し生活を向上させていき、
ひいては原水爆のない本当の平和にすること、
即ち「再びあのような間違いはくり返しません」という祈りにも似た、
彼岸を守りぬくためにも、
純粋に、素朴に、協力したいと決意するものであります。
東京都原水爆被害者団体協議会(東友会)にあたり、右宣言します。
今は亡き数十万人の同胞の冥福を心から祈りつつ
昭和33年11月16日
東京都原水爆被害者団体協議会 東友会結成総会
広島や長崎で被爆し、
その後上京した人等を支援する為に設けられました。
終戦から70年以上が経った今も、相談所を訪れる人は後を絶ちません。
東京都文京区にある被爆所の相談所では東京都からの委託を受けて、
被爆者健康手帳の交付や原爆症の認定といった、
手続きの支援等にあたっています。
戦後70年以上となる今も電話やメール、
訪問等による相談が相次ぎ、その数は1日平均30件以上だということです。
相談所は被爆者の団体により、昭和37年に開設されました。
現在は医療や介護の事務の知識を持つ5人がスタッフを務めています。
又、これまでの相談やアドバイスの内容を記録した相談カルテは、
およそ5000人分にのぼります。
問題 カルテから相談に訪れた原爆の被害者の苦しみについてです。
次の文章の〇〇に入る言葉を教えてください。
被爆者への〇〇が家族の中を裂いたケースのカルテには・・・
「長男の嫁は一緒にいると自分達まで被爆したと見られるからといって、
一家をあげて遠くに行っている」
このように記されていました。
1、怒り
2、憎しみ
3、偏見
ヒント・・・〇被爆2世団体、多くが頭打ち 差別、〇〇恐れ名乗り上げにくく
*毎日新聞 2021年8月7日21:23より抜粋
被爆2世でつくる全国の主要16団体に、
毎日新聞さんが活動状況などを取材したところ、
少なくとも13団体は会員が減少しているか、
増加の見込みがないことが明らかになった。
背景には原爆投下から76年を過ぎても、
差別や〇〇を恐れて名乗りを上げにくい状況がある。
*被爆2世・・・体内被曝者を除く子供。
約30~50万人と推計(全国被爆二世団体
(全国被爆二世団体連絡協議会)さんより。
さらにヒント・・・
〇〇〇の意味
偏(かたよ)った見方。歪(ゆが)められた考え方・知識に基づき、
客観的根拠が無いのに、特定の個人・集団等に対して抱く非好意的な意見や判断、
又、それに伴う感情。
お分かりの方は数字もしくは〇〇に入る言葉をよろしくお願いします。