Nicotto Town


PAMPA -今日の気になる-


過去最大の株価暴落 日銀利上げと米経済減速懸念で

植田日銀の「利上げ」は意味不明…日本経済をブチ壊し、雇用も賃金も押し下げる「岸田政権の大失策」になりかねない (現代ビジネス)
https://news.yahoo.co.jp/articles/531a195fa576e25239268d19b267c56eb35aa740



日銀は他国が利上げしてる時には何もせず、米国の景気減速懸念と利下げの可能性が
出てるタイミングで利上げしたように見えます。

日本を震源とした世界株安?

7月31日の日銀の金融政策決定会合の翌日の8月1日の日経平均株価はー975円
(−2・5%)、8月2日の日経平均株価は−2216円(−5・8%)で過去二番目
(8月2日時点)の大暴落、週明けの8月5日の日経平均株価はー4451円
(―12・4%)の過去最大の歴史的大暴落(下落率では過去二番目)していて、他
国の株価と比べて、日本の株価が突出して下落しているんですよね。株価急落の不安
心理から損切り・利益確定の狼狽売りも多そうです。

日銀植田総裁の追加利上げを示唆した発言も、急激な円高と株価暴落の要因の一つ
言われていますし、市場の反応を見ていると、日銀の政策金利引き上のタイミングは
最悪だった様に思えます。

8月はお盆休みがあり、外国人投資家も夏季休暇で株式市場参加者が減り、株価が下
落しやすい月(夏枯れ相場)と言われているそうですが、今年は歴史に残る8月相場
ですね。

自分は株投資してないから関係ないと言う人も居ますが、年金積立金の管理・運用を
行っている行政法人GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)では、資金運用の半分
を日本株(25%)と外国株(25%)で運用していますし、生命保険会社や銀行も
顧客から預かった保険料や預貯金の一部を株式で運用してしているので、株を持って
いない人も間接的に投資してるので株価下落は無関係ではないんですよね。

それに、米国の景気減速懸念と株価下落から世界的不況になる恐れもありますし、不
況になれば企業業績や賃金、雇用にも影響が出るかもしれないので、ちょっと心配で
すね。


追記 8/6
今の日本経済は、円安による物価上昇に給与上昇が追いつかず、社会保障費の増加で
給与の手取りも減り、GDPの6割を占める個人消費、個人の購買力も減っていて、
済成長が抑えられた状況かと思います。

米国の例を見ても、通常、政策金利引き上げは経済活動が盛んで、給与が上昇し、消
費意欲も高く、物価が高い国が、借入金の返済負担を増やし、投資と消費を抑えて
済の過熱感を抑える為に用いると思いますが、日本はそういう状況になっていない
に政策金利を引き上げたので、利上げのタイミングは良くなかったのかなと思います。


関連記事
【速報】日経平均株価が過去最大の大暴落4451円安の3万1458円42銭で取引終了「市場は極寒だ」 (FNN)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f90e0312546f82f93aa76b7635b4a93643e045d9

日本経済は3期連続で成長なし、「スタグフレーション的」との見方も (bloomberg)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-05-16/SDK756T1UM0W00







Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.