そうなんだ。もういないんだ。
- カテゴリ:日記
- 2024/07/30 01:01:34
ピアニストの、フジコ・ヘミングさんが今年の5月に亡くなったのですが、不覚にもそのことを本日知りました。一度、実際に聞いてみたいと思っていましたが、その機会は永遠に失われてしまいました。
テクニカルなことを言えば、ミスタッチも多く、決して上手な人ではなかったという印象ですが、しかし彼女ゆえの美しい風景を描くことのできる人であったという印象も持っています。ありていなことを言うようですが、彼女の背負う数奇な人生が、そういう音を紡ぎ出していたのかもしれません。
わたしが大好きな佐渡裕さんだって(サインを書いてもらった楽譜は宝物)、もう63歳です。まだ若いとはいえ、年齢的には来年あたりに亡くなっていも不思議はない。手の届くうちに、出来るだけ躊躇せずに手を伸ばしたいものです。
フジ子・ヘミングさんの件に、ちょっとびっくりだったもので、ちょろりと書いてみた日記でした。
では。
>少し前の時代劇を観ていて「なくなった人ばっかりだ!」
まあね、時代劇はさ、バンバンぶった切られて死ぬからね。
え?そういう話しじゃない? ww
音楽にまったく詳しくない私でも「うまくないな…」と思ってしまう人だったけれど
独特の、彼女の作りだすものがありましたね。だからファンが多かったんだろうな。
俳優さんもどんどん亡くなってしまって・・・
少し前の時代劇を観ていて「なくなった人ばっかりだ!」と気づいた時には愕然としました。
当時はまだ私はTV-CMを作る仕事をしていて(まだ20代でしたw)、某社のCMで何人か出演者候補がいたのですが、完全に私情で佐渡さんになるように暗躍しw、めでたくフランスにて撮影となりました。当時、シャルル。デュトワが好きだったもので、ご飯を食べながらそんな話をしたのが良い思い出です。
マスコミ業界のご多分に漏れず、いまなら許されないような強烈に過酷な仕事でしたが、そうやってたまに自分の好きな人に出会えることが、ご褒美だったかもしれません。
亡くなる少し前もピアノを弾かれていて驚きました。
流石に触る程度でしたが認知症等は無かった様ですね・・。
彼女は若い頃に国籍やその他で色々とご苦労され、
なかなか思うように行かなかった青春を過ごされた事は知られていますが
それが人の心を動かす音に繋がったのかもしれませんね・・。
佐渡裕さんのサインをお持ちなのですか。
それは宝物ですね!!
63歳で体格も良いので一見、まだまだ大丈夫な感じに見えますが
何があるか分かりませんよね。
もえーんさんのおっしゃるように躊躇せずに手を伸ばしたいですね。