最後

年齢的にも、水着を着て海に行くなんて最後なんじゃないかな？という気がしたので、旅の恥はかき捨てみたいな感覚になってきた。もういいやどうでも。じゃないけども、アラフォーの水着見たい人なんていないだろうから、誰にも見られてないと思ったら、自分の好きな水着を着てもいいような気がしてきた。

ジムでおっぱいさわってくる人。

昔、私がまだ若いオネエちゃんだったころ、有料のトレーニングジムで泳いでたら、おっぱいさわってくる男性がいてびっくりした。通報しなかったけど、あの時通報しとけばよかった。私みたいに、通報しないでそのまま…という人っていっぱいいそうです。金額が安いジムだったから、なのかな？と思って凄い嫌だった。即ジム退会した。あまりにもビックリすると、「なんかの間違いだったのかな？」と思って犯罪だと疑えないという被害者の典型パターンを周到していた私だったみたい。若い女の子を狙った卑劣な性犯罪に対して人一倍許せない気持ちが強いのは、私がそういう被害者の立場にたった事もあるからかもしれない。

海でおっぱい触ってくる人。

昔、私がまだ若い二十代の女のコだった頃、まぁまぁ人が海水浴に行くような有名なビーチで、泳ぎに行ったら、海でもやっぱりおっぱい触ろうとしてくる男がいた。さすがにその時はちょっとにらんだら「なんだよクソブスが」と言われて私が悪いみたいなのなんなの…？ブスは黙って触らせろよ、って事なの？ブスだと男の人選ぶ権利無いの？誰にでも触らせろというの？という悲しい性犯罪者の女性にたいする恐るべき一ミリも女性に対して心情をおもんぱかるという事の無さをみると、男性という生き物がそのまま大型の獣とそう対して変わらないな。と思えてくるので、まぁそういうのが穢れてしまうという事なのかな。暴力を受けると、その人がそうなりたいと思ったわけじゃないのに、暴力がきっかけで、人を人と思えなくなるという事は、あると思う。まぁ私は、ウダウダ愚痴をいえるくらいにありがたい事に今生き延びているけれど、暴行で死んだ人とかいっぱいいるんだから、今生きてるだけでもありがたいと思わないといけないかもしれません。

なんでか昔から、よく性犯罪者が寄ってくるので、今度海に遊びに行くときもなんか私はそういう人を引き寄せるんじゃないのか…？と謎の警戒心を抱いています。これが年増でキモいのに警戒心と猜疑心だけ人一倍あるオバサんという生物ですよ！もうほんとご迷惑ですよね…。まぁでも、そんな私が私だからこそ、世の中の男性は、オバさんは警戒心が強いと思うから、若い純粋な女の子を犯罪のターゲットにするのかなと思うと、若い女の子がかわいそうで仕方ないです。どうやったら、海辺で水着着てる時に犯罪に合わずに楽しめるんだろう？警察官と一緒に海に行く、というのが一番いいのかな？そうなのかな？アルソックの人にお金払って警護してもらったらいいのかな？日本ってそんなに危険な地域だったのかな(笑)まぁ、そんな事があるなんて事考えたくもないですが、実際、薄着じゃなくても、街中で性犯罪をしている男性というのはいると思うし、そういう人をどう社会が抑圧するのかというのには、興味があります。完璧に抑圧したらどうなるのだろうとか、それは人権侵害なのか…？とか、でもそれなら性犯罪の被害に純粋な女の子が狙われるのは仕方ない事なのか？とか。女の子に生まれたら、そういう悩みはつきませんが、女の子の親になると、さらにもっと悩みは深く鋭く悩みが倍増するものだったんだな、と子供が生まれて思いました。悩みに終わりがない。

でも、悩まないでいい事なのかもしれない。

でも、なんだかんだで私が生き残っているように、そこまで心配する程の事件はそうそうめったに起こらないのだろう。そう思って悩みを手放したい。こういう時こそ、あ～。見た目がホストみたいに入れ墨だらけとか性犯罪者が「やべぇ怖い」って近づきたくないような、そんな外見の人が隣にいてくれたらな～と、めちゃくちゃ反社会的で怖い人みたいな人がいてくれたらな～と、けっこう真剣に考えるんですよね。警察官に「わたしっ海にいくんだけど、絶対魅力的だからナンパされるので、警護して欲しいですっ」ってそんな事、老けたおばさんの私が言うのもなんか違うでしょうし。思い上がってるよこのおばさん、って失笑されたら恥ずかしいですし。私が「あ～ホストと付き合いたい」って思う時というのがあるとしたら、海に水着で行く、こういう季節が訪れた時かなという気がします。ま、そんな簡単にシワシミたるみのババァの私がホストと海に行けるわけ、無いのですから、すべてが全部、くだらないボヤキですけどね。なんとなく、自分が時々、性犯罪者の餌みたいな気分になる時がありますよ。でもそういう感覚って、女性にうまれたら少しは理解してもらえるんじゃないかな？という気がしてますけど。違うかな。違うかも。普通の女性は性犯罪者の餌というより、性犯罪者を退路がない死の淵まで徹底追及して断罪する役割があると自負して生きてるかも。そういう感覚は男性に言ってもピンとこないかもしれないですけど、女性はたぶんそんなに理解に難くない感覚だと思う。