ブラームス
- カテゴリ:日記
- 2024/07/08 19:53:29
ブラームスの音楽は、ベートーヴェン以降のクラシック界の巨匠。特に交響曲では、ベートーヴェンの正統的な交響曲作曲家として有名。有名なのが交響曲第一番、悲劇的な前奏で始まる、ティンパニーの響き。かっこよすぎるよね。
でも、ぼくが若い頃に好きだったのが、第四番。実に控えめで、それでいてひそかに悲しみや寂しさを秘めながらも、あたたかい旋律に魅了されますね。これは、恩師であったシューマンへの思いと、その妻、クララ・シューマンへの思いがあふれるように湧き上がってきます。映画では、残念なことに、ブラームスがクララに結婚を求めたようになっていますが、そんなに単純ではないでしょう。生涯独身をとおしたブラームスは、もちろんクララへの思いがあったでしょうね。それ以上に、よき友ではあっても、恩師のシューマンの愛したクララのよき理解者であり、よき友であったのでしょう。ブラームスの孤独は、あまりにも美しい音楽をもたらせてくれました。
ブラームス 交響曲 第4番 ホ短調 作品98 ケルテス Brahms Symphony No.4 in E minor (youtube.com)
ユーチューブのケルティス指揮の演奏はあまりにも素晴らしいです。
おれ、クラシック好きだけど、そんなに詳しくないので、こんなふうにその人のストーリーと共に紹介してくれていると、とても興味深いです。
個人的には、rihitoさんのおっしゃるように悲しみや孤独、暖かさや愛情も感じられますが、同時に、少しのユーモラスと柳のような柔らかさも感じます。
楽しませていただきました。
ありがとうございます(^-^)