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共産党「政党内の問題は司法なじまず」

共産党員除名処分巡る訴訟、党「政党内の問題は司法なじまず」東京地裁初弁論 (京都新聞)
https://nordot.app/1176477311550800149?c=39546741839462401



>党側は、政党内の問題は司法審査になじまないなどとして、請求却下を求めた


政党内の問題でも、法に触れる行為は駄目なわけで、法治国家である以上、訴訟を起
こされたら司法に従わなければいけないのでは?


中国の憲法では「中国共産党は国家を指導する存在」と規定されていて、中国共産党
が国家の最高機関の全国人民代表大会(国会=立法府)、国務院(政府・行政)、司
法、人民を指導し、国(中央)や地方を統治しています。

共産主義の宗主国の旧ソビエト連邦でも、「ソビエト共産党が社会を指導、方向性を示
す存在で、政治機構、国家機関の中核」と憲法で共産党の役割が規定されていました。

共産主義国では、共産党が実質的に国家の最高権力機関で、司法は共産党に指導され
る立場なんですね。

そういう共産主義国における共産党と司法の上下関係を前提に考えると、日本共産党
の「政党内の問題は司法審査になじまない」という主張には、共産党より下部の司法
に色々言われたくないという意識があるように感じてしまいます。






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