護られなかった者たちへ
- カテゴリ:映画
- 2024/06/12 20:30:07
小説を既に読んでたので映画も見てみました。
恋愛要素もないし別に性別が変更されてもいいかなーと割と終盤まで思ってたんですが、
最後に入った犯行シーンを見て「これを女一人でやるのは大変だろう……」と。
何で変えたんだろう。佐藤健とセットにすんなら可愛い女だろ!!!ってことなのかしら。
生活保護がテーマの作品です。
最近自分のことは自分で守る、守れないなら本人が悪い、という論調を見かけますが
そのたびこの人たちは自分がつまずかない自信があるなんてすごいなあと謎に感心します。
病気はおろか、怪我もしなければ事故にも災害にも巻き込まれる気がしないなんて
到底私は思えないです(((;゚Д゚)))
小説を読んだ時から思ったのですが、被害者を
「殺される理由なんてない善人」と評価している周囲が、
犯行の動機が明らかになり実は強く恨まれていると知った時
どういった気持ちになるんでしょうね……。
キャラやストーリーに結構変更がありましたが映画の枠に収めたいなら妥当な判断だったかと。
ちゃんと原作者の主題を取り込んでました。
そのうえで震災が小説より前面に出ているかな。味変と思うことにします。
小説より犯人が当てやすく、感想でよく評価される「大どんでん返し」が
なりを潜めているので、映画は後の方が良さそう。
ストーリー
東日本大震災から10年目の仙台で、全身を縛られたまま放置されて餓死させられるという不可解な殺人事件が相次いで発生。被害者はいずれも、誰もが慕う人格者だった。刑事の笘篠は、刑期を終えて出所したばかりの利根を追い詰めていくが……。
私はU-nextユーザーなんですが分かりますw
今50くらい見たいものが溜まってて……。
読みたい本もあるのに人生の短さを嘆いてます。
こちらの作品はぜひ本から読んで頂きたいです!
アマプラとかフール―の「お気に入り」登録が多すぎて、いくら観ても減っていかないです。。。
いい機会だ、観るかw