さくらんぼの タルトパイ
- カテゴリ:レシピ
- 2024/06/12 10:40:30
アメリカンチェリーで、タルトパイを焼きました。
スーパーで、アメリカンチェリーを買ってきました。
国産の『佐藤錦』は、かなりお高いので
アメリカ産の「アメリカンチェリー」にしました。
小さ目のカップに入ったアメリカンチェリーは、1パックに25粒入りで
300円程でした。
家に帰って、材料と道具を用意。
タルト皿、冷凍のパイシート、アルミの重石、さくらんぼの種を入れるティ―バッグです。
よく洗って水気をきったサクランボは、種を取るために半分にカット。
左右にねじるようにすれば簡単に分かれて種は手で取れます。
さくらんぼは、実だけを砂糖で煮詰めても
ジャムにはなりません。
さくらんぼの種と一緒に煮ないといけませんので
種だけを事前にティーバッグに入れておき
さくらんぼと一緒に煮てから、あとで種だけを取り出します。
タルト台は、ビスケットを砕いて無塩バターと混ぜたものでもいいですし
今回は、冷凍のパイシートを使いました。
タルト皿にきっちりと敷き詰めて、フォークで無数の孔を開けます。
溶いた卵黄を刷毛で塗り、オーブンで焼きます。
この時にタルト生地の膨らみすぎを防止する為に
アルミの重石を載せて焼きます。
タルト台に乗せるカスタードクリームを作り
さくらんぼの実の半分切りは、グラニュー糖とレモン汁で
種だけを入れたティ―バッグごと、レンチンしてジャムにして
タルト生地の上にカスタードクリームを敷いて、その上にさくらんぼを並べ
隙間にさくらんぼのジャムを流して冷やし固めました。
見た目も綺麗な真っ赤なさくらんぼと赤いジャムの下は
カスタードクリームと、パイ生地です。
このアバターが奥手に持っているのと同じアメリカンチェリーのタルトパイです。
種には、食べてはいけないものもありますよね。
ですが、こうして、ジャム等にする時に、煮詰めるときにだけ使うという種もあります。
今までは、スイカの種は出すものだと思われてきましたが
今では食べても良い、食べても美味しい種のスイカも出ています。
「ピノ・ガール」という品種の小玉スイカです。
種には体内に入ると青酸系の毒に変身する物質も含まれていますが、砂糖漬けにしたり40℃以上で煮ると無毒化できるので、種も一緒に煮詰めると、さくらんぼジャムを安心に食べられて一石二鳥ですね。(*´▽`*)
ここが、さくらんぼの不思議なんです。
アメリカンチェリーに限らず、さくらんぼはそうなんですよ。
前に、自宅の前にあるお向かいさんちの桜の木に実が一杯なりました。
有名な品種ではなく、普通の桜の、野生のさくらんぼを、とても小さいのですが
300個くらいいただきました。
この小粒で大量のさくらんぼを、ジャムにしようと思い砂糖で煮詰めましたが
ジャムになりませんでした。
それでよく調べたところ、さくらんぼの実にはペクチンが含まれていないので
種と一緒に煮ると、種に含まれているペクチンのお蔭で
ジャムになることがわかりました。
前回、そこで失敗をしました経験があり
今回は慌てずに、最初から種は取って置き、ティーバッグに詰めてから
実と一緒に煮て、あとから種だけを取り除きました。
さくらんぼの種の秘密がこれです。
そこは失敗をせずに出来ました。
アメリカンチェリーのタルトパイは見た目も綺麗ですし、とても美味しかったです。
安いでしょ~ バローで買いました。
パック入りのは、内容量により定価が変わっていましたので
作りたいパイの大きさから、何粒あるといいかを考えて(あくまでも予測ですが)
25粒入りのパックを買ったのですが(パックには、何粒入りとも、何グラムとも書いては無いです)
実際に半分に切って種を出して砂糖で煮詰めたら結構小さくなってしまい
十分に敷きつめられると思って買ったのですが隙間が出来てしまいました。
30粒くらい入ったのを買えばよかったとあとで後悔しました。
チェリーパイ用のタルト皿の大きさにも色々あるんですよね。
作り始めてからタルト皿のサイズはもう変更が出来ないんです。
ですので、さくらんぼの隙間をジャムで埋めることになりました。
25ツブで300円って安いですね?
本当は、「佐藤錦」で作りたかったのですがね。
お値段が(;´Д`)相当に高くつきます。
ですが、アメリカンチェリーは、安いですし、大粒で、色がとてもよく出ますので
ケーキ作りには最適ですね。
佐藤錦があったのであれば、そのままで生で頂くのが1番だと思います。
アメリカンチェリーのタルトパイは、とっても見た目も豪華で美味しかったですよ。