Nicotto Town


ぴのぴののなんでも日記


『光る君へ 第22回』書き終わったら寝るぞう―


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  今夜の回はどこまで史実なんだろ。犯人捜しはオリジナルで視聴者全員が同条件で考察可能なんだろうか?
 まだ道隆没してから2年??もう何回も前のことだよね。時間の速度が随時変わるのが歴史ものの性かあ。
 
 では「光る君へ 第22回」の即考察です。

  • ・中華料理は円卓ではないのか。まひろの羊が不味いは道民は許さない。
  • ・さてあの通訳殺人事件。
  • あの地元の「源光雅」「大野国勝」は、✖✖からグルっと回って善玉なのでは?
  • 「朱」はスパイ団団長。松下は工作員。
  •  なぞの献上品の伏線。
  •  宴席時に松下が陰からしきりに見ている。
  •  薬仕込んで、ハリで治す。
  •  そして通訳は口封じで消された。

・明法博士は現法務大臣か?

  • ・明子はあれだけの陰キャラだったのに、この変わり様は懐妊の伏線か。

  • ・伊周の泣きの芝居は何週続くのかあー。どんだけ九州を嫌ってんの。

  • ・出家から戻って来る「還俗」って、この頃は認められないの?皇后だから別扱い?

  • ・はい、もうラストで松下の日本語出ちゃいましたねえ。スラスラの日本語だから国籍は日本で宋に寝返った邦人。経緯はあるんだろうけど。

  • ・まだラブラブ回を挟むんだろうな。
 日曜日夜の大ライバル「アンチヒーロー」があ地2回で完結。夏ドラマ開始までは平和な日曜日が来るのか?
 けど「ブラックペアン2」も強敵になるのかあ。

                     かな?
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2024/06/08 15:40
羊肉は、中国では御馳走なんですが癖のある肉なので好き嫌いは割と分かれると思いますね。
まして、まひろは仏教が普及して肉食をほぼしなくなった平安中期の人間ですので、羊肉が口にあわなくて当然だと思います。
肉で口にしていた可能性があるのは精々鳥肉くらいでは?
もしかしたら兎、といいう可能性も無くはないですが(兎は一羽二羽と数える様に鳥と見做して食べたという説があります)。
食べなれないものを食するのは勇気が必要です。場の雰囲気を壊さない様に初めて食べる羊肉をしっかり飲み下してみせたのは上出来でしょう。

そもそも、ジンギスカン鍋が開発されるまで北海道民にも羊肉は人気が無かった、と聞いたことがありますけど…
ちなみに。私も羊肉は食べた事がありません。
そもそも売って無いですね、店に。

朝廷に鸚鵡や羊が献上された事も史実ですね。
朱仁聡自身が京まで連れて行って献上したらしいです。
ただ朝廷は、いったん献上品としてうけとったものの返却したらしいですけど。
ちなみに鸚鵡は日宋貿易における結構重要な交易品の一つだったらしいです。

明子女王は、すでに男子を三人出産済です。女子も二人生みますが、長女が999年生まれなのでもう少し先。

伊周についうては前回解説した通り。
スルーするのかと思っていた舞い戻りエピソードがあった事に吃驚。
左遷自体はさほど長くは続かず許されて戻ってきますので(997年4月に大赦)、出番が無くなるのは短期間の筈。

還俗自体は認められない、ということはなかっただろうと思いますが、落飾した中宮を呼び戻す、というのは非常に体面が悪かったのでしょうね。
大赦で伊周らが京に戻ってきた後、内親王との体面を望む一条天皇が周囲の反対を押し切って定子を再び宮中に迎え入れはしますが、内裏内に中宮御所を設ける事は出来ませんでしたから。

為時が受けた鍼治療ですが、鍼自体は日本最古の医学書と言える医心方(いしんぽう/いしんほう)に記載があります。その医学書を書いたのが鍼博士ですし。
ただ、日本の鍼と中国の鍼では若干相違があって、中国の鍼は日本のものより太いらしいです。
また、鍼治療自体はほぼ無痛ですが、敢えて痛みを感じさせる治療法もあるそうなので、鍼を打たれた為時が悲鳴を上げていたのはその所為かもしれません。

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2024/06/08 14:57
こんにちは^^

越前編が始まりました。
資料が少ないので、その少ない資料を基にしたオリジナルストーリーが増えるのではないか、と思っています。

22回の場合、越前守として赴任した為時が、宋の商人たちとの宴で漢詩を唱和したのは、記録に残っているので史実です。ドラマでは上手だ、と褒められていましたが宋の史書である宋史には下手な漢詩、とディスられてます。
まぁ、向こうの人に和歌を詠めと言ってもうまく詠めないでしょうし、本場の人からすれば拙く聞こえたのでしょう。

通詞(つうじ/通訳)の三国若麻呂殺人事件は、おそらくフィクションと思われます。
ただし、996年秋に朝廷が朱仁聡(ヂュ レンツォン)に関する事で審議していた記録があり、この時律令の専門家である明法博士(みょうぼうはかせ/正七位下相当、現在で言うところの法学者?)に朱仁聡の罪名を調査・答申せよ、と命じている様なので、何らかの事件が起きていた可能性は否定できません。
とはいえ、朱仁聡が処罰されたという記録は無く、彼は1000年頃まで越前に滞在し続けたとのことです。
その後、越前から大宰府に移動した様ですが、元々そちらの方が日宋貿易の本場なので何ら不自然さは無いと思われます。

今回のエピソードは、朱仁聡が審議を受けた、という記録からアイデアを膨らませたフィクション、と考えるのが妥当であろう、と個人的には思います。

越前介(えちぜんのすけ)源光雅と越前大掾(えちぜんのだいじょう)大野 国勝は、調べても出てこないので多分オリジナルの人物。
朱仁聡が罪に問われた記録が無いので、殺人の容疑はおそらく彼らによるでっちあげ要するに冤罪だと思いますので、善玉ということには多分ならないだろうと思います。
宋人に冤罪をふっかけて処罰しようものなら国際問題ですからね。
当時の宋は分裂前の北宋時代で、三代目の真宗が皇帝。文治主義の結果軍事力が低下し北方の遼に侵攻されるのは8年程後のことなので、996年代に日本が宋との関係を拗らせるのは不味い筈なのに冤罪事件を起こすのは、欲にかられた思慮の浅い人物、といいうことではないでしょうか?

中国料理の円卓は日本発祥で、開発されたのは1932年とのことですので、「光る君へ」の時代には使われていません。
ドラマの様な長卓が使われていたと思われます。
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2024/06/06 07:31
最愛のコンビは砂浜でいい雰囲気でしたね~
ごめんなさい。羊はやはり苦手です。




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