今回は、未婚女性に向けて執筆する。
そして、これこそが最強の婚活理論となる。
心して読んで欲しい。

さて、理想の男と交際を始め、二人を乗せた船は最終目標である「結婚」という大陸に向かって出航したと仮定する。

最初の頃は順風満帆、幸せな旅になるように見える。恋の始まりとはそういうものだ。

しかし、何ヵ月、何年という旅を続けていると、次第に君たちの航海にも暗雲が漂い始める。

本当に自分たちは結婚大陸に到着できるのだろうか？そもそも、そんな大陸はあるのか？　

最初の頃の、「必ず新大陸を見つけてやる」というコロンブスのような意気込みも失われ、ストレスのあまりヤケ食いに走り、最終的にはコロンと太ったブスになり恋の終わりを告げられてしまうかもしれない。

交際相手が「流されやすい」男であれば、男の舵を奪い取り、大陸にたどりつくことができるだろう。

実際に、そうしてゴールする結婚も多いと聞く。女性の方から「結婚したい」と言い、婚約指輪や式場まですべてを段取っていくのがセオリーであるが。

しかし、仕事をバリバリこなし、「欲しいものは自分で手入れる」という野心の強い男、もしくはもっと自由に生きていたいと思う男たちは「結婚」の二文字を口にするや否や、君たちの元から去っていくかも知れない。

女性にはタイムリミットがあるが、多くの男は「結婚はいつでもできるもの」という気持ちがあるからに他ならない。
　
待っているだけではいつまでたっても結婚できない。しかし、自分の口から「結婚して欲しい」と言うと男が去っていく。

多くの女たちが抱えるこの問題に対して、たとえば巷の恋愛本では「それとなく結婚をアピールしよう」と提案する。

貴金属店の婚約指輪コーナーに行ってみたり、子どもの話題を振ってみたりetc……。

しかし、これは君たちが一番嫌う「Ｈしたいだけなんだけど、その気持ちを押し隠しながら近づいてくる男」と何ら変わらない。

ではどうすればいいだろうか？
　
男から愛想をつかされることなく、男に結婚を意識させるにはどうしたらいいだろうか？

実は、そのための方法は一つしかない。

そして、最も賢い一部の女たちのみが、この方法を使って、己の身を守りながらも「結婚」という危険球を男に投げ込んでいる。

その方法こそが

「身代わり理論」である。

つづく。
次回お楽しみに(^^)／~~~