【連載】ファッションとは③
- カテゴリ:30代以上
- 2024/05/17 17:46:03
お洒落な服を着て、奇麗になって、「人からホメられたりするのが楽しい」その気持ちを受け入れること。
実はすごく簡単で誰にでもできることなのであるが、心の底にお洒落を「恥ずかしい」と思う気持ちを持っている人がいかに多いことか。
俺もその1人だ。
まずその気持ちと向き合って、自分の中にある「服に対して心を閉ざしている部分」を受け止めなければならない。
そして、そういう人間がお洒落になるためにするべき最初のステップは
●市場に出ているすべてのファッション誌に目を通し、一番王道のものと、自分が好きなもの2冊を決め、毎月必ず購入する。
そしてその雑誌に載っている、「自分がお洒落だと思うアイテム」、ないしは「そのアイテムに近いもの」を購入する。ことである。
ちなみに、一刻理論には、「ファッション誌はほとんど広告だから読む価値無し」ということを説いているが、その点に関して俺が言いたいのは次の一言である。
すべて、忘れろ。
もしどうしても忘れられないようなら、俺の家までこい。先ほどの一文を記憶から抹消できるまでスタンガンを当て続けてやろう。
そして、最初のステップで特に重要なのは「自分が好きな雑誌やアイテム」など、「自分の好み」を押しているところである。
この点に関しても一刻理論では「お前の好みなどゴミだ。お前の好きなものではなく他人が好きなものを選べ」と書いたが
これも忘れろ。
もし、どうしても忘れられないようならスカイツリーの頂上まで来い。記憶を失うまで634mの高さから宙吊りにする準備を整えておく。
お洒落になるために一番重要なのは「服に心を開く」こと。
つまり「自分が好きなもの」から始めなければならない。だから、雑誌を使う。
適当に服屋に入って自分が好きなものだけ買っていたらセンスは磨けない。
しかし、雑誌が提案するものの中での好みを選べば、その時点で一つ客観性をプラスすることができる。
また、一刻理論では「服を買うときは必ず誰かと一緒に行って、その人に服を見てもらえ」ということを言ったが、
あれは、誤植だな。
もし矛盾を指摘したいのであれば、それは文藝春秋か大和書房の嘘っぱちの記事であり俺とは無関係である。
服を好きになったとしたら、ちょっとした仕事の合間も、時間ができたらどんどん見に行かなければならない。となると、基本、個人行動になる。
そうなれたらしめたものだ。
さて、それでは次のステップだ。自分好みの雑誌とアイテムを身につけるようになったら、
●雑誌が提案しているもので「それはないわ」と思ったものを毎月必ず一つ取り入れる。こと。
「それはないわ」というものは、「色」「アイテム」「着方」すべてに言える。
とにかく自分がこれまで買ってきた服のパターンを意図的に壊すのである。
たとえば、これは男の話になるが、すべてのファッション誌はネックレスを扱っているが、多くの男がネックレスをすることに対して「それはないわ」と思っている。もちろん俺も思っている。
そこで「それはないわ」を敢えて取り入れてみる。
すると友人から
「お前、ネックレスて。サブッ」
とバカにされ、あざ笑われ、なんなら知り合いに「あいつ最近ネックレスつけとるがね」と親戚中に噂を広められ、一族の面汚しとして法事や従兄弟の結婚式などに出席できなくなる可能性が出てくるが、不屈の闘志でそうしたバッシングを跳ね返し、ブレスレット、アンクレットなど身につけたこともないものを購入し幅を広げていく。
さらにアイテムだけでなく「色」にも挑戦してもらいたい。
特にお洒落でない人は、黒や紺ばかりなど、同じ系統の色を買ってしまう人は多い。
そこで雑誌で提案している「これはないわ」という色を買っていく。ただ最初は失敗する。
俺も緑色のジャケットを買って「おまえスナフキンみたいになってるぞ」と罵詈雑言を浴びせられ、そのままスナフキンのように放浪の旅にでも出てしまおうかなと思ったことさえある。
こうしてどんどん新しい色、アイテム、着こなしを取り入れていく。
すると
「あれ?これ意外にいけんじゃね?」
みたいなものに出会うことができるだろう。
それができるようになったら
●他人を雑誌化する。
である。
「街で見かけたお洒落な人」「テレビに出ている芸能人」などの中で「あ、お洒落だな」とか「このパターン自分の中にないわ」というものをどんどんリスト化しておいて、近いものを見つけたら購入する。
ただし、セール品は一切買わない。
セール品はブランド品が安く手に入るので魅力的だが、言ってしまえば「売れ残り」
女性として生まれたのなら、なるべくブランド品ではなくとも「売れる」ものを真っ先に見つけてた方がよい。
さもなくば、君が「売れ残り」となり、安値で叩き売られる事になるからだ。
完
ごめんごめん(^人^)
サッと読んで頂けるだけでも嬉しいよ^ ^
それは無理ってものですよw
金のネックレス、革手袋、うんぬん
全部、悪趣味の類いですw
尊敬します
(ちょっと途中でしんどくなったw)
皮製の指までない手袋?
素肌に黒のVネックセーター
夜なのにサングラス
などなど、難易度の高い男性用アイテムにもぜひ挑戦していただきたい。
私はどれだけ年増になろうとレースとフリルは譲れません。