【連載】ファッションとは②
- カテゴリ:30代以上
- 2024/05/17 06:52:23
そして、中学2年から高校3年にかけての時期、「顔」「腕力」「笑い」を超えて「ファッション」こそが「イケている」ことを象徴するジャンルとなり、「顔が良い」ことを売りにしていた男たちも「イケてる軍団」から外されていったのだった。
もちろん、俺も、こうした流れの変化に敏感に反応した。LLビーンのトートバックの地が紺色のものはどこで買えるのかが分からなかったが、当時、LLビーン同様に流行っていた「サーマル素材のTシャツ」を求めて、パルコに単身一人で乗り込んだこともあった。
しかし、お洒落な街を歩くだけで脂汗が出る俺は、そうしたお洒落な服に身を包んだ店員の俺を蔑むような目に耐えきれず、何も買えずにパルコを後にしたこともある。
こうして「ファッション」というジャンルでもメインストリームに加われなかった俺は、次第に「ファッション」というジャンルそのものを憎むようになっていった。
お洒落な人を見るたびに嫌な気持ちになり、また、人がお洒落になろうとするのを見ると「あいつ何イキがっとんの」と足を引っ張ることもあった。
お洒落になりたくてなれなかった人間の心にはこれに近いものがあると思う。
たとえば「お洒落をしなければならない場所」に行くことになったとき心が重くなったり、着ている服をホメられても、自分としてはお洒落をしてるつもりじゃないからむしろそんなに良い気分がしなかったりもする。
しかし、それはどんなジャンルも、それは人間であっても同じであるが、こちらが心を開いていないのに相手がこちらに心を開くことはあり得ない。
では、ダサい人間がお洒落になるにはどうしたらいいか?
まず、これは当たり前の話であるが、ダサい人間にとってお洒落になるために最も必要なのは
「服を愛する」
ことにある。
古着屋行ったらいつも2時間くらいかけて選びます
安くていっぱい買えて分解して遊べるので
ユニクロがブームになったとき、お洒落を憎む人々はホッとしたんじゃないかなー
女子は割と化粧や髪型で変われるねw
マニュキュアひとつでも、ワクワクした気分になれるから嬉しい◝(⑅•ᴗ•⑅)◜..°♡
自分を好きになったりちょっとでも自信を持てたら
表情も明るくなって、ダサい自分から抜け出せるのでは?
おしゃれとまでは行かなくてもw