職人技の加減
- カテゴリ:日記
- 2024/05/17 01:01:48
お土産というのは日本独自の文化らしいです
起こりは江戸時代のお伊勢参りといい
今ほど、旅行が安価で安全でもなかった時代
皆でお金を出し合い、代表者を参拝に向かわせ
代表者は、参拝の証拠として授かりものを配る
これがお土産の起源とされています
英語でもスーベニアって言葉もあるんですが
これは元々は自分用で他人に買ってくるといった意味はないんだそうなw
さてさて現在においては、こういった意味は薄れ
何処かに行った時のお裾分け的な意味合いが強いと思います
また各地には、定番といったものも多く
北海道なら『白い恋人』 仙台なら『萩の月』 福井なら『羽二重餅』
みたいな安定と信頼のお土産が各地にあると思います
そんな中、山梨の定番お土産と言えば
『信玄餅』ではないでしょうか?
昨晩qiqiさんと話をしてる時に、工場の話をしていたのです
その時、信玄餅の製造の桔梗屋の工場見学をした時の話をして
殆どの作業がオートメーション化されているのに、
最後の最後の部分で商品を1個1個包む作業だけは手作業で行われていました
しかも、その作業に2~30人を導入するという
人海戦術だったのが不思議な感じがしたのです
なぜそこだけ機械化しないのか?
まさかこの謎が今夜解かれるとは思いませんでしたw
きっかけはqiqiさんの
「あの食べ方で正解なんですかね?」
という言葉でした。
確かに、きな粉の海から、お餅を発掘して
それを浮かしてそこに黒蜜を流し込むという
精密且つ繊細な作業は、あまりお菓子を食べるということにそぐわない気がします
ロールケーキの外側にジャムを塗りたくると言う蛮行でお馴染みの
よいとまけは別格としても
食べるのに一手間掛かる信玄餅は、食べにくいお菓子にカテゴリーされるでしょう
しかしながら
和菓子とはそういうもの
皆がそう食べているんだから、そういうものなんだろうと
思考を停止して、別の可能性を模索していなかった気がします
もしや正しい食べ方があるのではないだろうか?
そこ思ってググってみると
公式による正しい食べ方的なモノがヒットしました。
そしてそれは衝撃的なものでした!
手順は以下のとおりです。
①、包みをほどき。フィルムの中央に容器を逆さにして中身をぶちまける
もうビックリですよw
和菓子って上品に食べるものってのが頭にあったのですが
初手からそれをぶっ壊して来る!
いきなり容器を逆にして、中身を全て出すなんてお菓子があっただろうか?w
いやナイ! (たぶん
②、そこに黒蜜をどぼどぼ全てかける
もうなんか心配になってきちゃいます
本当にこれであっているのか?
と心配になって2,3度読み返してしまいました
③、フィルムの四隅をつまみフィルムを袋状にする
④、その状態で中身をよく揉み込む
お菓子を食べる前に揉み込むなど前代未聞です。
浅漬けじゃないんだぞ!
⑤、よく揉み込めたら、開いて食べる
まさかこんな手順を踏んで食べるものなのだとは、思いもしませんでした。
でも確かにこの方法ならば、
きな粉・黒蜜余り過ぎる問題をクリアできる気がしました。
つまり売っているあの状態は、調理前ということなのです!
それを下手な調理で台無しにしていたとは…。
そこで、はっと気が付きました。
なぜ機械ではなく、人の手で包んで結ばれているのか
おそらくですが、
ほどけやすいように人の手で結んでいるのではないかと思います
もし機械か何かで、ガッチガチに結ばれた場合
ほどくのを諦め、ハサミやカッターで切ってしまうことでしょう
そうした場合、フィルムを使っての揉み込み作業が
出来なくなってしまうのではないだろうか?
そのために人の手でほどけやすいレベルで結んでいる
そういうことなのか!!
包む速さに職人魂を感じていましたが
実際のところは、結ぶその力加減こそが職人芸なのか…。
皆さんも信玄餅を食べるときは、もっとワイルドに行きましょうw
確かに、煮ても美味しそうですね!
ネギは定番なんですけど、茗荷もいけるんですよ~
人気あるお土産は偏りがちですよね~
でも飽きるほど食べてみたいw
買物いけなくて、夜ご飯困った時の一品にww
茗荷大好き!!ネギ乗せはするけど、茗荷の発想はなかった。。。
最近は、焼き菓子とかの手土産だけど、子供の頃はすごかったのよw
三角揚げが常備されているとは、さすがです!w
鰹節と醤油だけでも美味しいのですが、茗荷を少し乗せるとめっちゃ美味しいのですよね~
そっか手土産が、ほぼそれになっちゃうのですねw
しかも同じような時期にまとめて来ると…w ひょうたん揚げ!美味しそう~
うち、冷凍庫にあるよw
子供の頃は、親戚とか誰かが手土産として持ってくることが多かったような…?
お盆とかだと2,3人からもらったりしてたんじゃないかな?
伊達絵巻・伊達小巻・萩の月・萩の調べの詰め合わせとか。
甘いとしょっぱいの中間の、阿部かまのひょうたん揚げもお薦めですw
嫌いになる程ってドンダケ~~w
お土産で貰うか、物産展でもない限りは、なかなか機会ない限りは食べる機会ないですからね!
甘い物より、しょっぱい物! 定義山の三角油揚げあたりが食べたいですw
でも飽きるほど…つーか、嫌いになるくらい食べたからさ。
大人になって、頂き物を冷凍庫にぶん投げて、食べたら美味しかったんだよね。
あと、軽くレンチンもやったけど、レンチンは好みだと思う。
試しに、冷やし萩の月をご賞味くださいw
ちなみに…冷凍の喜久福は、冷蔵庫解凍で24時間~38時間くらいの間に食べるのが、
一番美味しいと思ってる。なぜなら、解凍後すぐは、少し餅が柔らかすぎるので。
48時間くらい経つと、ちょっと餅が固い感じがする。
まぁ、これも個人的な好みなんだけどね(苦笑)
まさかそんな! 冷やしたり冷凍して食べる物だったのか~
特になんも考えないで、そのまま食べてましたよ!
この夏は、冷たい月!流行りそうですね~
公式の食べ方をご存じとは、さすがですねw
手作業での結び方が絶妙なんでしょうね~
中々食べる機会はない物の、次回はそーーい と、ぶちまけてみる所存ですw
萩の月、そのまま食べるの?
冷やして食べたり、冷凍して食べたり、しないの??
いや、勿論、そのまま常温で食べても美味しいんだけどさ。
わたしは冷たい萩の月が好き。
そう食べるのが本当なのだと思っていました。
私だけ??(公式だったんだ。。。)
そうそう1つ1つ手で結んでいくの、
そこはやっぱり機械では難しいのでしょうね。
固くなりすぎると開けれなくなり、ゆるいとほどけてしまう。。。
機会では伝わらない何かがあるのでしょうw( *´艸`)
信玄餅の正しい食べ方がタメになる場面は、あまりなさそうですが
というか信玄餅ってそんなに食べないですよね?w
ルルさんのおすすめのお土産は何ですか?
確かに衝撃的ですよねw 容器を逆さにして中身ぶちまけるなんて!
そしてここにも発掘喰いの信者がw
意外と根強い人気があるんですね~お上品な食べ方の方が!
なるほど! 公式の食べ方が美味しいって訳じゃないんですね。
見た目も美味しそうじゃない気がしますし、やっぱり発掘喰いも捨てがたい!
ところで萩の月はそのまま食べていいんですよね?w
そして、知っていてもなお、ぶちまけてもみ込んで…は食べられず(;´∀`)
ビニールを受け皿代わりにしてぽろぽろこぼしながら食べてます
んで、実践してみた……けど、なーんか違うんだよなぁ。
私的には、発掘して食べるほうが好きみたいww