ちょっと日記を書くのが辛くなってきてるが、唯一無二の「日記」を俺から取り上げたら何も残らないということに気付いて昨日涙した。

さて、今回は「ファッション」について教えていくことになるが、俺がファッションを教えると言うと、お前は鼻をほじり、鼻くそのへばり付いた手で一刻を指差し、
こう言うかもしれない。

「ジャージ姿のダサ坊主の、どこにファッションを語る資格があるんだお？」と。

そんなお前の口にはヴイクトリアシークレットの黒色セクシーパンティーを何十枚と突っ込みながらこう叫ぶことになるだろう。

「ダサいからこそ、ダサい人間の気持ちが痛いほど分かるんじゃぁ！」
※（実際にダサい及びコーデも適当w）

この件に関しては少し長くなるかもしれないが、というかどれだけ長くなろうが、お前を椅子に縛り付けて、まぶたと乳首にクリップを挟んででも強制的に話さねばならない。

この話はお前らの人生を根本的に変えてしまう可能性があるからだ。

さて、俺には強力なライバルがいた。
名はケンタロウと言う。

ケンタロウはイケメンというわけではなかった。

俺と同じ「ショボイ」顔の系統をしており、さら
に、俺なんかよりはるかにドチビであった。

しかしケンタロウは、当時流行していたＬＬビーンのトートバックで、このトートは通常、白地に赤や青のラインが入っているのであるが、ケンタロウは地の色が「紺色」でそこに緑のラインの入った「紺緑」を持っていたのである。
（ちなみに、当時モテの頂点に君臨していた尾関は「紺赤」であった）。

次回へ続く。