つい先日、リア友の中山からこんな提案を受けました。

「一刻って変わりものじゃん。仕事はかどらんゆーてるけど1度『松下村塾』の跡地で仕事してみ？」
と。


お前こそ狂っとるだろ。
確かに吉田松陰は「諸君、狂いたまえ」と言ったけど、お前も相当狂っとるがなと。




ただ、確かに何でも手に入るこの時代、一番手に入れづらいのがモチベーションですからね。



そう言う私、過去に松下村塾へ行ったことがあります。



その時の記憶を遡ると、もうね、行きの飛行機からすごいんですよ。


羽田から山口宇部空港まで１時間半弱だったんですけど、まあ、はかどりましたよね。←（意味不明）
普段１日分の作業はしちゃったんじゃないのかな？笑



そのときは、吉田松陰が黒船に乗り込む前に泊まった宿があったので見学しに行ったんですけど、
吉田松陰が身を隠してた宿の２階の天井が低い狭い部屋で、

（ここで一晩過ごして、イカダみたいな船で黒船に乗り込むってロックだよな）

と興奮したのを思い出しました。



てか、今思い出しました！！


旅館のロビーにいた俺は、松下村塾へ向かうため、すでに到着していたタクシーに向かって

「一刻ですけど」

と予約名を言ったらなぜか運転手が無視してきたんです。



（ん？）

と不可解に思いながらもう一度「一刻で予約しているタクシーですよね？」と言ったら、

「そうだけど、何か言うことあるでしょ」

とすごまれまして、

何を言っているのかまったく分からずぼんやりしていると、


「あなた、予約したの12:00でしょ。12:00って言ったら12:00に来るのが人間として当然のことでしょ」

と言ってきやがって時計を見たら、12時4分だったんです。



つまり、この運転手は時間に遅れたことにブチ切れてきたのです。



こういうときって運転手がロビーに呼びにくる場合もあるよなぁとか思いながら、確かに約束の時間は過ぎていてこちらに非があるので、

「すみません」

と謝ったものの、
めちゃくちゃ腹が立ってきましてね。




俺はこれまで「街でクレーマーの人を見たら声をかけて止める」ということをしてきていますし、人を責めることにすごく抵抗があるのですが、

こいつをのさばらせておいたら、第二、第三の犠牲者が出る、

というか、俺がもう、第八百くらいの犠牲者なんじゃねーの？

と思いながら、

「ちょっと運転手さん」

と言って続けました。




「先ほど、あなたから時間に遅れてきたことに対して謝るように言われて、私は謝罪しました。

ただ、そのときのあなたの言い方が、タクシー運転手としてあるまじき言い方だと感じたので、その点に関して謝ってもらっていいですか」

と反論したところ、運転手がこんなことを言い出したのです。




「あんたは謝ったと言ったが、『すみません』と言っただけで何に対して謝っているか分からなかった。ちゃんと謝ってないだろ」


と。

こいつ、アホかと。
今、この記事書いててムカムカしてきましたwww
 
俺を誰だと思ってるんだ！
 
小学校のときＩＱの診断テストでカンニングしてＩＱ１６０出て「高すぎる」ってことで学校から呼び出された一刻だぞ（実話）。

まずは冷静に言い返しました。



「あなたは単に謝りたくないから言い返しているだけでしょう」



「違う。言い返してるんじゃない。ちゃんと謝れ」



「なるほどなるほど……じゃあ、まず、『俺が謝罪をしかどうか』を検証したいと思うんですけど、私が『すみません』と言ったのは事実として認めてくれますよね？」



「ああ、それは覚えてる。でも、俺が言いたいのは、その言葉が何に対してか分からないってこと！」



「いや、私が『すみません』と言ったあと『松下村塾』という目的地を言ったら、あなたは車を発進しましたよね？

もしあなたが何に対しての謝罪なのか分からなかったと本当に思っているのであれば車を発進させるべきではなかったし、発進させている時点で私の『すみません』を謝罪として認識していると判断せざるを得ないんですよ。

つまり、あなたが私に対してできる反論は、私の謝罪の方向が分からない、という点ではなくて、４分の遅刻に対して、乗客に対してタメ口で『何か言うことあるだろ』とキレることができる、４分の遅刻には、その態度を取って良い重みがある、と主張することなんですよ。で、あなたはその点に関してどう思うんですか？」

と言っているうちに、タクシーが松下村塾に着いてしまいましてwww



とまあ、タクシー運転手との舌戦を繰り返したってそんなお話です。



今はもっと平和的に解決できる
おっちゃんになりましたよー(^^)v