言葉
- カテゴリ:その他
- 2024/05/09 01:40:44
こないだアニメについて書いて、最近観た「キャロル&チューズデイ」が面白かった感想も書いたけど、今日はまた別のアニメを見てる。
Netflixの「ハイスコアガール」。
時代設定はたぶん1990年代。
小学生の男の子と女の子の二人が主人公で、男の子は成績悪いクソガキ、女の子は成績優秀の美人で優等生で金持ちのお嬢様でみんなの憧れ。
ところが、女の子は学校でもどこでも一切しゃべらない。
んで、この全く違う二人には共通点が一つある。
それはゲームが好きなこと。
隣町のゲーセンで二人はたまたまスト2で対戦して、お互いのことを知る。
女の子はめちゃくちゃ強くて、男の子は何度やっても敵わない。
男の子は自分こそが学校で一番ゲームが上手いと、自分のことをナンバーワンのゲーマーだと思っていたのに、自分とは住む世界の違う、優等生のお嬢様なんかにコテンパンにやられることでプライドが許さない。
最後は、スト2で卑怯な禁じ手とされる“ハメ技”で男の子が勝つ。
んで、女の子がキレて殴っちゃう^_^
そこから物語は始まり、二人は少しずつ距離が縮まっていく。
昭和生まれのおれ世代の人たちには懐かしいゲームがぞくぞく登場して、めっちゃ楽しい!
んで、作者のセンスも結構好き^_^
彼らは小学生だから、例えば先生からの保護者へのお知らせのプリントがちょっと映る場面とかあるのね。
んで、それが授業参観のお知らせなんだけど、文面がさ、「バカ親集まれ〜、ガキどもの授業をジロジロ見てやろうぜ!」なんて、文面なのよ(笑)
てゆーか、本当の学校もこんなふうにしたら絶対に楽しいのに!
先生たちは保護者に向かって、おい、バカ親、てめーんとこのクソガキは成績わりークソバカけど、優しくていいやつだから、そこを褒めてやれ。あと、オレ様が担任やってやってることに感謝しやがれ。なんて、通知表に書けばいいんだよ。
マジで。
んで、親も、おいクソセンコー、不細工な顔しやがって、てめー、どうせ、彼女もいねーだろ?クソヤローが。いつもうちのバカ息子が世話になってるな、コラ。お礼言ってやんよ、ありがとなバカ教師。って言うの(笑)
なんか、その方が世の中楽しそう!
あと、登場人物のTシャツも面白い。
担任の先生のTシャツの背中には「死」ってプリントされてるし、駄菓子屋で会ったにいちゃんのとシャツには「童貞」ってプリントされてる(笑)
んでね、その主人公の女の子が可愛いのよ。
なんと言うか、その性格がとっても可愛い。
その子は一切しゃべらないんだけど、表情や雰囲気で自分を表現するんだよね。
それが可愛いんだよね。
これ、たぶんこのしゃべれないのは、現実にもある不安症の、確か緘黙(かんもく)っていう障害だと思う。
たぶん、作者はそうゆう子と接した経験があるのかな?
おれ、子供関係の仕事してたけど、学校でしゃべれない子がいたんだよ。
家では親と少しはしゃべるらしいけど、家から出ると一言もしゃべれなくなる。
だけどさ、その女の子、いつもおれの目をじっと見てさ、一生懸命自分の気持ちを伝えようとするんだよ。
慣れてくるとさ、言葉が無いのに彼女の言いたいことわかるようになっていくんだよね。
そのうち、大人たちもクラスメイトの子供たちもみんな彼女と普通にコミュニケーション取れるようになっていくんだよ。
彼女はしゃべれないことを忘れさせるほど、ともだちと普通に仲良く子供らしくはしゃいでたし、ふざけたりもしてたしさ。
もう、めちゃくちゃ可愛いんだよ。
なんていうか、説明が難しいけど、言葉が無い代わりに彼女はそれ以外の表情や雰囲気で自分を伝えるのね。
そして、それは時に言葉以上にダイレクトで強く伝わるんだよ。
おれ、たまに思うことがあってさ、人っていつからか言葉と視覚に頼りすぎじゃないかな?って。
もちろん、どちらもとても大切なツールなんだけどさ、その二つにばかり頼ることで他にも本来は同様に(またはその二つ以上に)使えるsense が鈍くなっていたり、使わなすぎて脂肪つきすぎてデブちんになっちゃってるんじゃないか?と思うんだよね。
そこに着目してみるのも面白いかもな〜、って思う。
ごくごく個人的な興味だけどね。
さて、ランチ食べよっと。
ポークジンジャーでも作ろうかしら?
ps、ちなみにランチ食べ終わったあと、ハイスコアガールの続き見たら、3話目にして大展開!
やべー、ちょっと泣きそう。。
え〜、、、4話目、どうなんの??
そうですよね。
もしも、人が一切話せなくなって、それ以外の方法でコミュニケーション取るようになったらどうなるのだろう?と思います。
言葉で言ったこと、書いたことだけが全てでは無くて、それよりも奥に真実があったりすることもあって、しかし、言葉だけでそれを伝えることはよっぽど話し手も受け手も、話す時の姿勢、聞く時の姿勢も大事だし、そして磨かれた感性とある程度の経験や知性がないと難しい時が多いように思えます。
であるなら、言葉だけに頼りすぎるのはどうなんだろう?と疑問に思うのです。
もっと「言葉」という電車無しでダイレクトに伝える方法があるのではないかな?
とても大事だと思いまする
理屈抜きに、感じる事 第六感とでもいうのかな?
そうなんですね〜。
きっとそうゆう嫌な人でもいたのかな。
無言な時間もほしいってなってしまうw
絶対疲れると思うwww