猫
- カテゴリ:日記
- 2024/05/07 20:26:31
うちのネコ、つい先月までほとんど家に帰らず、朝から夜までの時間を外出していた。
パトロールしていることもあるが、大概近所のある家の、半納屋みたいな所にたむろしていた。
その家のおばあちゃんは、猫好きで有名だった。
もう亡くなってしまったご近所のネコも、飼い主よりそのばあちゃんが好きで、毎日一緒に散歩していた。
うちのネコも、シャーシャー言いながらおばあちゃんから餌をもらったりしていた。
そのおばあちゃんが、正月明けに亡くなったのだ。
もしかしたら、ネコもおばあちゃんいないな、どうしたのかな、と思っていたのかもしれない。
私にはわからない、おばあちゃんの片りんを見つけて、遊びに行っていたのかもしれない。
だが、この1か月、彼はパタリを外出をやめた。
今度は2階の息子の部屋の窓から屋根に降りて、ひがな1日日向ぼっこしている。
ご飯を食べるとまた屋根に出る。
夜も屋根の上だ。
今度はどうしたんだろうと思っていたが、もしかしたら謎が解けた。
お隣さんの赤ちゃんが、この1か月で歩き始めたらしい。
そして屋根の上のネコを見つけて、毎回大喜びするらしい。
逆隣の猫、うちの三男が小学生の時、毎回大喜びで手を振っていたので、今でも彼の足音がすると窓のそばに行ってポーズをとろうとするらしい。
もう10年もたって、かなりのお年寄りで、三男はほとんど気がつかないうちに去ってしまうのに。
うちのネコも、そういう相手ができたのかな。