(※一部閲覧注意)とあるハーフの生い立ち その1
- カテゴリ:日記
- 2024/05/07 03:37:10
こんばんは。
今回はとあるハーフの子の幼少期のお話だよ。
実話なんですけどちょっと人によってはグサグサくる内容のため閲覧注意です。
リクエストにお応えする形での日記になりますが、この先ハーフの親になられる方みなさんに当事者としてこの文をささげます。
長いので2部になります。2部はまた次の日。
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20世紀の終わりごろ
とあるK県に活発な大人の日本人の女性がいました。
その女性は日本人の男性と結婚し、女の子を生みました。
でも旦那がクズ男だったため、すぐに離婚しました。女の子は旦那側で育てられることになりました。
そのあと活発な女性は、外国人が溜まる大衆酒場でイギリス人の巨漢と知り合い、
趣味が合って意気投合し、
そのまま結婚しました。
日本とイギリスが半々のハーフの子供が2人生まれました。
兄のにゃっ… N君と2歳下の妹のAちゃんです。
普通、ハーフの子供には日本と英語に互換性がある名前を付ける方が多いです。
例えばレイナとか、カイトとか。漢字をあてることができるような。
でもN君とAちゃんは完全に外国の名前をつけられたため、名字も名前もカタカナになり、名前だけ見るとぱっと見外国人っぽくなってしまいました。
N君は静かで大人しく、Aちゃんは明るく活発な子でした。
ハーフの幼児は珍しい上に、その容姿はとてもかわいく、2人とも周りからとても可愛がられました。
でも父親は、「仕事がずっと泊まり込みで忙しい」としてほとんど子供たちとは会えませんでした。 いや、会いませんでした。
N君は大人になるまで本当に仕事のせいだったと信じ切っていました。
N君は成長し、保育園に入れられることになりました。
N君は初登園時号泣。でも最初だけでわりとすぐに慣れました。
N君はAちゃんといっしょにおジャ〇〇どれみを見るのが好きで、特におんぷちゃんが大好きでした。男児向けのコンテンツより女児向けのアニメを好み、この頃からすでにオタクでした。
そして保育園入園後、とうとう母親とイギリス人の父親は離婚しました。
N君とAちゃんは、母親一人の手で育てられることになりました。
活発だった母親は、「自分が父の代わりも務めないといけない」と、
自身にプレッシャーを感じ、子供にかなり厳しく接しました。
特にN君には男の子だからと、怒るときは必ず痛みで教えることにしました。
N君は体にアザがいくつかできてしまいました。ハサミを投げられたときの切り傷もありました。背中には引っかかれた傷があり、一生残ることになりました。
痛みで泣いたらさらに強い痛みでわからされました。
N君はよく頭を狙われました。叩きやすいからでしょうか。
それが繰り返されたせいなのかN君はすこし物覚えが悪い子供になってしまいました。
一度怒られたことをまたやらかしてしまい、また頭を叩かれることも沢山ありました。
AちゃんはそんなN君を見て、「ママに怒られないようにするにはどうすればいいか」を、N君を反面教師として学び成長し、あまり怒られることはありませんでした。
N君は母親に反抗することはなく、「耐えれば終わる」といつも祈ることで心を保っていました。
保育園児のN君ははじめて仲良くなった友達ができて、元気に登園していました。
はじめて仲良くなったのはちょっと太ってるけどやさしい女の子のFちゃんでした。Fちゃんとはマンガやアニメの趣味が合い、よくFちゃんの家に遊びに行っていました。いわゆる幼馴染です。
このときからFちゃんはN君が好きでしたが、N君は「女の子向けマンガの話が合う友達」としか思えていませんでした。なんてヤツだ。
しかしあるとき、保育園カーストの最上位のいじめっこガキ大将T君をはじめとする上位集団に、
「ガイジン臭いねん」「あっちいけやお前日本人やないやろ」といじめられるようになってしまいました。
T君はケンカも強く、だれもT君には逆らえません。
N君は大人しい性格だったので、やり返すようなことはせず、さらに根暗な性格に染まっていっていくのでした。
一方、明るく社交的で、見た目もかわいいAちゃんは保育園の人気者でした。
友達も多く、先生みんなと仲が良かったです。
N君はそんなAちゃんがうらやましかったのでした。
N君はT軍団を避けながら、数少ない友達と園児時代を過ごし、なんとか無事に卒園。
校区外でしたが、歩いて近いほうの小学校に入学することが決まりました。
しかしこのとき、母からの体罰とT君集団のストレスにより
N君の心の中はかなり黒く染まっていました。
小学1年生になる前にして、どうしたら自分一人で天国に行けるかを考えていたのでした。
”
ボクがいないほうがママも怒らなくていいから幸せだし、保育園でガイジンって言われることもなかったんだろうな~…
はあ、普通の日本人になりたい……
名前変えたい…… カタカナやだ…… なんでボクだけ違うの……
いや、Aは何も問題なく過ごせてる……
ボクだけが失敗作なんだ…
失敗作だから叩くし、ものを投げるしボロボロにしてもいいんだ。
ボクさえいなくなればうまくいくし、みんな幸せなんだろうな……
死にたい。
”
ママが家を留守にしている間、N君はよく夜一人で公園に行き、ベンチに座って泣いていました。
ボクの友達も、みんなこんなに人生苦しんでいるのかなと疑問に思っていました。
近所のおばちゃんに「大丈夫?」と声をかけられると走って逃げました。
でもしばらくしてまた公園に戻っていました。
ベンチだと目立つのでトンネル遊具の中に隠れていました。
野良ネコのウ〇コとおしっこの臭いで臭かったのでした。
家に帰りたくなく、ママが家に帰っても公園から出ず、警察を呼ばれたことがありました。
警察を見て「ヤバイ、逮捕される。家より刑務所は嫌だ」と思ったN君はいそいで家に帰りました。
~~~~~~~~~~
小学校に通うことになったN君。保育園時代の仲の良かった友達はほぼ別の学校に行ってしまいました。でも幼馴染のFちゃんとは一緒でした。
そんなN君を待ち受けていたのは、またもや同調圧力とスクールカースト。
加速する家出癖、肥大する根暗妄想。
さらにN君におなじくハーフの友達が何人かできたり…
Fちゃんにライバルが登場…?!
根暗少年N君は無事に学校に通えるのでしょうか。
次回、とあハー最終回 小学生時代編 この次も、サービスサービスゥ♪
だけしかいなかったんですよね。なのでいままでのクラスメイトの中にハーフの方は1人もいない人生でした
大人になって地元のコンビニで6年ぐらい働いてて、外国人の方といったらどっちかしか見かけなかったので…
その人のバックグラウンドを知らないと無意識に傷つけてしまうことがあるなーって
ここに来てはじめて気づきました
日本の中にいるとみんなが同じすぎてなかなか見えないことかもしれません
学校のめんどくさい部分ですよねえ
ちなみにN君も田舎でした
お子さんに幸せな学校生活が送れますように。
に行ったのですが、高校は都会の子もけっこういるからか性格きついしカーストも
すごいなと思いましたね
ド田舎の学校は平和だったと感じました…
高校卒業してから半年ぐらいですが東京にいましたが同調圧力は田舎のほうが
強いかなと感じました、これは半年だけなのでちょっと見てきたぐらいですが
希望持ちます!
読んでくれて&米ありです。
まず最初に言いたいのは、たしかにボクの幼少期は真っ黒ですが、これはあくまで一つの特殊な(ヤバイ親、ヤバイいじめっ子がいた環境の)経験談であり、これから先の子育てに対して過度な不安や恐怖を抱かないで欲しいということです!
希望を持ってbabyを育ててあげてください。旦那さんと一緒に。たくさんの愛情を注いでください。
ボクには何人かハーフ友達がいますが、ほぼ全員、幼少期はいじめを受けており、各々の解決方法でくぐり抜けてきました。その詳細は次回書きます0(:3 _ )~
日本人特有の同調圧力とスクールカーストは嫌というほど身に染みましたね…
これは地域差とかあるのですかね〜
machatte さんの学校では存在しないことを祈ってます。
この前気軽に教えてくださいなんて言ってごめんなさい
でもリクエストの日記書いてくれてありがとうございます
日本でもどこの国でも半分だとネイティブ扱いされないんでしょうか…
日本だとほとんど同じ人種しかいないような感じなので目立つんですかね…
次回もまた覗きにきますね、昔のことを思い出しても書いてくれてありがとうございます
いやな気持になっても良くないので…私にはよくわからないことだし、あんまりぐいぐいいく質問は
しないですがブログはしっかり読んでるので…‼