避難訓練
- カテゴリ:日記
- 2024/05/06 13:42:21
日本の学校で避難訓練といえば、火災訓練、地震訓練だと思いますが。
私が住んでいた北米では学校でやる訓練は3つ
火災訓練
竜巻訓練
そして、、、、不審者が学校へ侵入したときのロックダウン訓練です。
火災訓練は校庭へ避難、日本と同じです。竜巻訓練は、ガラス窓のある部屋から逃げて、地下があればそこへ、なければ大きな壁の近くに頭を抱えてうずくまるというもの。
ちなみに家の場合は、地下がない場合はトイレとか浴槽がいいと言われていますが本当かどうかはわかりません。
そして、一番怖いのが、ロックダウン訓練です。
ロックダウンロックダウンと校内に音声が響きわたり、教師は教室のカギをかけ、電気を消して窓から教室の中がみえないようにカーテンやスクリーンを下ろし、生徒は壁側に潜む。不審者が来ても中に生徒がいないように思わせるのです。
訓練では、不審者役が実際に教室のドアをガチャガチャと開けようとするので、訓練でもめっちゃ怖いです。
そもそも、アメリカの学校はインターホンで受付とやりとりして開錠してもらわないと中に入れません。オートロックです。それでも不審者が入ったと仮定した訓練です。
銃乱射事件がよく起こるアメリカ。この訓練はとても他人事ではありません。
私は学校関係で働いていたので、この訓練にいつも参加していましたが、訓練だとわかっていても怖かったです。
そして、運動会やオープンハウスなど大勢の人が来るような行事の時は、必ずポリスを有料で頼んでいました。銃を携帯したポリスが巡回します。
学校のすぐ隣で強盗事件があって、家の人が強盗を銃で返り討ちにしたことがありました。家族を2階に避難させてからその家のお父さんが立ち向かったらしい。二人組の一人が逃走してその辺の道路が封鎖されて。
犯人が殺されたその家でその家族はそのあとも普通に住んでいました。
もう何もかもが怖すぎます。
他にも、夜遅くポリスが不審者に止まれと警告するも、向かってきたので射殺したとか、そんなことも学校の敷地内で起こったり。翌日登校したら、大騒ぎになっていました。治安がいいと言われている地域でも起こるんです。
ましてや治安の悪いと言われる場所ではこんなことは日常の出来ごとでニュースにもならない。
日本も治安が悪くなったといいますが、レベルが違います。
あ~~~~今書いていても、こんな国によく住んでいたなと思います。
もう戻りたくないですね。
その家族は小学生が二人だったんですよ。
どんなに怖かったでしょうね。土曜日の夜で、犯人一人が逃走して、その辺の人は外にも出れず、装甲車は出るわ、武装したポリスで溢れていました。
次の週にそのご主人を見かけましたが、庭いじりしていました(;'∀')
アメリカ人の肝の据わりっぷりにびっくりです。もう住みたくないです。。。
西部劇の世界ですね。。。
普段から射撃訓練していなければ、アメリカには住めない~。
さすまた、あれはナイフを振り回す不審者には有効だと思いますよ。
アメリカだったら銃をもっていることを想定するのですぐに銃殺されますが。
日本で銃を持っている犯人を警察官が撃った場合ニュースになりますが、それを見るたびにアメリカだったら一撃で殺されているよな~って思います。胸に手を入れただけで撃たれますから。
ポリスと対峙したら絶対にポケットに手を入れてはいけないし、止まれと言われて動いたら撃たれます。
日本でも保育園も小学校も不審者訓練は必要ですね。日本は生きて捕らえるが基本なのでいらいらしますが(笑)
最近は、保育園でも不審者対応訓練をするようになってきました。
職員は、隠語を使って、不審者の侵入を共有します。
しかし、あの、消防署の地図マークみたいな、「さすまた」で、対応できるのかな~~??って
いつも不安になります。
訓練とは言え、なんか危機感ない感じです。