ニューヨークってびっくり!(11)
- カテゴリ:その他
- 2024/05/04 00:41:45
ニューヨークに住み始めて初めの頃、パスタ作ろうと思ってパスタソースの瓶の蓋を開けようとしたの。
ところが、ぜんっぜん開かない!!
タオル巻いてみたりしても開かなくて、もうしょうがないから、蓋の周りを包丁の背でトントン叩いた。
それでも開かなくて、しばらくトントンしてたら、、
ガチャン。。。
瓶が割れた。。
パスタソースの中にガラスの破片が入って台無し。。
悲しい気持ちでケチャップかけてベタベタのスパゲッティ食べた。。
これ、個体差あるけどたまにあるのよ。
アメリカの瓶の蓋やたら硬くて開かないこと。
今ではもう慣れて、包丁とかナイフの背でトントン上手にできるから開けられるけどさ。
んで、びっくりしたのは瓶のケチャップね。
ケチャップってさ、粘度があるから固い瓶ではすごく出にくいのよ。。
なんでこんな商品が売ってるんだ??と、超疑問に思ったもん。
ダイナー(日本で言うところのファミレス)とか行くとテーブルにその瓶のケチャップ置いてるところがあるの。
出そうとしてもケチャップさんは瓶からぜ〜んぜん出てくれなくて、イライラして振ると、ドボっと不必要に大量に出る。。。
意味がわからん。。
まあ、あの瓶そのもののデザインは可愛いから好きだけど、全く使えないの。
使えないことをメーカーは気づかないのだろうか。。?
すごく不思議。。
あと、とにかく瓶以外もいろんな商品が開けづらい。。
他にも、例えば、今、腰痛いから湿布買ってるんだけど、日本メーカーのものとアメリカメーカーのものは全然違うの。
日本のは親切に切り込み入って、手ですぐに開けられるけど、アメリカのはハサミで切れって指示が書いてある。。
腰痛い時ってさ、ハサミ取るのも大変なのよ。。
その他のあらゆる商品も日本製はほとんど全てが開けやすい。
きっと商品開発段階で実験もしてるのかもなって思う。
アメリカはその気遣いが無い!
開けにくいものが多い!
まあ、日本が世界のスタンダードに比べてもダントツで商品のレベル高すぎるってこともあるけどさ。。
日本の商品と比べると、どうしてもね、いろんな商品が開けにくいんだよな〜。。
まあ、質も日本のに比べたら全体的に落ちるのはしょうがない。
ちょっと思うのは、日本って相手のことを想像してると思うの。
実際にお客さんがこの商品を手に取って、開けて使って、本当に快適に使えるだろうか?と考えて試行錯誤してる気がする。
アメリカはそうじゃなくて、例えば湿布という商品なら、目的は湿布なわけで、それが入ってればそれで良いという感じ。
そうゆうことからも考えると、アメリカは結果があればそれで良い。Why not?だって、結果があるじゃん。って感じ。
日本はそうじゃなくて、原因、過程も大切にしてる。
なんというのか、説明が難しいのだけどね。
すごく大雑把に言うと、肉を売るなら、大量に売るために、システマチックにドーンと巨大な鶏の育成システム作っちゃって、どんどん売ればいいじゃん。
金はガンガン儲かるし、消費者は安く(不必要なほど)大量に肉買えるし、Why not?結果が出てるじゃん。って感じ。
日本はそうじゃない。
そうゆうアメリカ的思考も高度経済成長期には取り入れられたけど、基本的に日本人はそうゆう思考では無い気がする。
鶏肉をただ大量に売れば良いのではなくて、いかに美味しく、安全で、鶏にもストレスなく成長出来る環境も大切で。と、その根本の部分と過程、そして買ってもらう相手のことも大切にするような感じ。
まあ、今はアメリカもそうゆうことの大切さに気づいてきて実行してる会社や人々も多くいるけど、まだまだ結果があればいいじゃん的考えも多く残ってる。
まあ、一概にその全てがダメってことじゃないのだけどね。
ただ、これからのことを考えると、アメリカは変わらないといけないだろうなーと思う。
どんどん相手をバカバカ力任せにやっつけて、はい、結果出しました。どんどん生産して大量消費して、はい、金が大量に回りました。だけではもうダメよ。
あらら、、いつの間にか、瓶が開けにくい話から大きな話になってしまった。。
とりあえず、手始めにもうちょっと開けやすくしてくれないかな〜?
そうゆう時は、蓋の円のふちをナイフの背中とかでトントン軽く叩くと良いですよ。
すると蓋が少し広がると思うのね。
開けやすいです。
日本製はほんと、「かゆい所に手が届く」というレベルの製品が多いですね。
そうなんですね〜、、それはうんざりしますね。。
物作りの気配りは個人的には商売のためももちろんあるけど、ベースには日本人の相手の身になって考えることの出来る想像力も活きてるんだろうなと思います。
日本人は小さすぎることで文句とかクレーム言う人多すぎですよ…
クレームまで文句までいかなくても不機嫌になる、サービスされる側だからって
こっちを人間扱いしないのは良くないところですね
製品でも細やかすぎる気配りなのは、消費する側にとってはいいんだろうけど
生産する側にとっては負担しかないのかな?
でもそれをやらないとたぶん日本では1円も稼げないと思う……
これは私の考えなだけですが……
ほんと日本製品は使う人間のことを一番に考えてて使いやすいですよね
私は日本製品では、個包装になっているところやジップロックタイプの袋商品など
その後の保存に困らないところが好きです
おれの書き方がちょっとうまくなくて、多少誤解を与えてしまってるかもなのだけど、まあ、結果だけにフォーカスしてる部分があることはそうだと思うな。
もちろん、このブログではそこを抜粋して書いてるから、当然アメリカにも日本や世界が学べる素晴らしいところはあるんだけどね。
おっしゃるとおり。
ハンディキャップのある人に対してはアメリカは親切な人が多いです。
反面、逆の人たちもいるけど。。
でも、、これはすごい、、これは良いって納得したら、切り替えも速いような気がする
これだけたくさんの人が、来日していろいろ気づいたら、、変わっていくんじゃなかろうか?
ハンディキャップのある人にも、優しい社会になって欲しいです