甲子
- カテゴリ:勉強
- 2024/04/30 00:54:56
こんばんは!30日(火)は、
西日本では朝までは雨の降る所が多く雷を伴う所もありますが、
昼頃からは晴れ間の広がる所もあるでしょう。
東日本から北日本は一日を通して雲が広がり、所々で雨が降る見込みです。
南西諸島は晴れ間もありますが雲が広がりやすく、
所によりにわか雨や雷雨があるでしょう。
【昭和を感じた最近の出来事は?】
A、詳しくはないのですが道を歩いている時に、
角ばった昔の車が走っていまして、大事に乗っている方を見た時です。
【甲子】 きのえね こうし かっし
☆干支の組み合わせの1番目で、前は癸亥(みずのとい)、
次は乙丑(きのとうし)です。
陰陽五行では十干(じっかん)の甲(きのえ)は陽の木で、
十二支の子(ね)は陽の水で、相生「そうじょう(水生木)」です。
<概要>
〇干支
十干と十二支を組み合わせた60を周期としる数詞のことで、
暦(年月日)の表示法として用いられています。
〇十干と十二支の性質
@十干
・五行思想
・陰陽思想
これらの組み合わせにより、その性質が決まっています。
★五行思想
万物は・・・
・木 ・火
・土 ・金
・水
これら五種類の元素からなるという自然哲学の思想のことです。
□自然哲学者
自然の物事、現象を総合的、統一的に解釈し、
説明しようとする形而上学を学んでいた哲学者のことです。
◆形而上学(けいじじょうがく)
『辞書での定義』
①存在者を存在者たらしめている超越的な原理、
さらには神、世界、霊魂等の研究対象とする学問です。
第一哲学ともいいます。
②客観的実在やその認識の可能を端的に認める哲学的立場です。
不可知論(ふかちろん)や実証主義の立場から、
独断ロンや実在論を称した語を指します。
③事実を離れて抽象的なものだけに留(とど)まる議論を
揶揄(やゆ)していう語を指します。
形而上学とは「非物質的な世界を追求する学問」のことです。
非物質的とは何かを手に取ったり、触れたり出来ないという意味です。
つまり・・・
目に見えないことです。
形而上学÷非物質(目で見ることが出来ない)世界の学問≒哲学
このように考えることも出来るのかもしれません。
≪形而上≫
目で見ることも降れることも出来ないもので、
抽象的にしか捉えられない事柄のことです。
≪形而上学≫
「形而上」を学問として研究することで、
これを哲学という場合もあるのかもしれません。
≪形而上学的≫
「形而上」を体系的に纏(まと)めたり、
論理的な言葉で説明したりすることで、
これを哲学的な考え方や態度という場合があるのかもしれません。
ギリシア語では根源のことを「アルケー」といいますが、
自然哲学者は「万物の根源は何か?」
全ての物事は何が元になっているのだろうか?ということを、
解明しようとしました。
《タレス》さん
自然を見ると動物は水が無ければ生きていけないし、
植物の種も水分を発芽に使用することから、
万物の根源は水であると述べました。
A、タレスさん:万物の根源は水である
《ピタゴラス》さん
三平方(さんへいほう)の定理(ピタゴラスの定理)等を
作ったことで知られる有名な数学者・哲学者です。
≪三平方の定理≫
直角三角形の編の長さの関係を表す方式で、
古代ギリシアの数学者であるピタゴラスさんが証明したものです。
三平方の定理では、必ず直角三角形を利用しなければいけません。
a²+b²=c²
(例)
a(8)²=a²+4²
↓
8²=a²+4²
↓
64=a²+16
↓
a² =48
↓
a=4√3
図形の場合は答えがマイナスになることはありません。
その為・・・
A、a=4√3cm
直角三角形で2つの辺の長さが分かりますと、
三平方の定理を利用して、辺の長さを計算できます。
斜辺やその他の辺の利用することによりまして、
辺の長さを導きだすことが出来ます。
ピタゴラスさんは万物の秩序を成していると述べられまして、
その背景には「数」が関係していると述べられました。
A、ピタゴラスさん:万物の根源は数である。
★陰陽思想
万物を陰と陽の二つに分類する思想のことです。
先程紹介しました60の十干はそれぞれが、
五行思想の木、日、土、金、水に割り当てられまして、
更に陰陽思想の「陽」と「陰」に分けられます。
・陽:兄(え)
・陰:弟(と)
このように呼びます。
(例)
甲:五行思想の「木」が割り当てられます。
そして・・・
陰陽思想の「陽(兄)」に分けられますので、「きのえ」になります。
□五行思想のそれぞれの意味
◆木
木の花や葉が幹の上を覆っている立木が元となっていまして、
樹木の成長や発育する様子を表します。
「春の象徴」です。
◇火
光り輝く炎が元となっていまして、
火のような灼熱の性質を表します。
「夏の象徴」です。
◆土
植物の芽が地中から発芽する様子が元となっていまして、
万物を育成や保護する性質を表します。
「季節の変わり目の象徴」です。
◇金
土中に光り輝く鉱物や金属が元となっていまして、
金属のように冷徹、堅固、確実な性質を表します。
「収穫の季節(秋)の象徴」です。
◇水
泉から湧き出て流れる水が元となっていまして、
これを命の泉と考えます。
胎内(たいない)と冷静を兼ね備える性質を表します。
「冬の象徴」です。
問題 甲子の日は下記のようになるといわれています。
AとBに入る言葉を教えてください
・A続けたい物事はこの日に始めると良い
・この日から始めたことはBを持ちA続く
・この日に行動を起こすと運がBになる
1、A:強く B:幸運
2、A:長く B:良い流れ
3、A:永遠に B:試されるよう
甲:五行思想の「木」の性質を持っています。
子:「水」の性質を持っています。
木と水の運気の組み合わせは、
「自然界の調和が図られまして、〇れがよくなる」といわれています。
そして、非常に相性が良いです。
「甲子の日」は十干十二支の組み合わせの最初ということから縁起が良いです。
ヒント・・・〇A 例:一念発起(いちねんほっき)
新たに〇い決意をすること。
〇B 例:・今度初めてこの仕事を一人で行うことになりました。
一連の〇れを念入りに先輩に確認して
おいたほうがよいです。
・製品の開発には一連の〇れがあり、
まずはアイデアを出してコンセプトを決めて、
設計、製造、テストを行います。
お分かりの方は数字もしくはAとBに入る言葉をよろしくお願いします。