続 万人受け
- カテゴリ:日記
- 2024/04/27 22:47:55
鈴木亮平のシティーハンターが有料で放送されているらしい。
ちらっと予告を見たが、あれはあれで面白そう。
冴羽亮が少し童顔になった感じ。
だけど、そもそもあんな漫画みたいな人間は早々いないので、
実写は実写で等身大に解像度高めで面白そう。
ただ、鈴木亮平の健康が心配。
役者としては超一流かもしれないけど、
太ったり痩せたりやつれたりムキムキにしたり。
肉体改造の幅が大きすぎる上に短期間で仕上げるから、
体内に負荷がかかっているんじゃないかと心配する。
素晴らしい役者さんだと思っているし、色んな作品を観たいので、
くれぐれも身体だけは大切にしてもらいたい。
さて、先日の万人受けについて。
先日の件は香水で、ちょっと初心者には高すぎる香水だったので、
万人受けの定義も含めて色々疑問に思うところがあった。
じゃ、香水の相場って何と言うと、正直分からない。
色んな広告や百貨店でも見たけど、安いのは1000円くらいからだし、
高ければ平気で20万近い。
内容量も1mL1000円ってものあれば、50mL1000円もある。
方や100mL20万円。
安いから劣ると言うこともなくて、高くても臭いもんは臭いし、
柔軟剤やトイレの芳香剤、はたまたインドール臭がきつくておしっこ臭いなんてのもあって、
そこまで行くと一体何が良いのかさっぱり理解できない。
個人的に思うのは、安いのは香りの解像度が低い、何かの香りで良い香りでも、
隙間だらけと言うか、絵ならドットが粗いと言うか。
勿論そうじゃなくてしっかりしている物もある。あと、大衆受けしやすい香りになる。
高いのは解像度がとても良い。拡大して拡大しても粗さが無いと言うか、
しっかり描けている。
ただし、高級路線故にどれも個性、癖が強くて、使う人を選ぶし、購入者も限られる気がする。
10万級のトムフォード、フエギア、ゲラン、アンジャリック
・・・・有名どころしか名前は知らん、そもそも高くて買えないし、
店頭で試した時も個性が強いので自分が着れる気もしない。
ただし、自分の好きな香りの場合は欲しくても高くて論外。
安い香水でも最大限コストカットしているだけで、決して構成に手抜きは無いので、
良い香りと思えば良い香りだし、臭いと思えば臭い。
だから、万人受けで宣伝する時、それが安ければまだ初心者を取り込む、
新たな購入者の開拓と思うけど、
高い香水で万人受けとファッションよろしく宣伝されると、
何と不親切と言うか、儲けだけど見ているのがビシバシ伝わってくる。
それの度が過ぎると、不親切通り越して不誠実な企業だなと思うのだ
よく広告であるのが、香水=化粧品ではなくて、
ルームフレグランス=雑品で販売しているケース。
しかしHPを見れば、雑品とはっきり書かなかったり、端っこに小さく記載して、
「あたかも肌に付けられる化粧品」を思わせる販売をしている。
そしてそういう製品は香水より若干安いけどルームフレグランスより高い。
中には販売時に口頭で「肌に付けられる」と説明する企業もあるそうだ。
これはとても不誠実。
化粧品でないならはっきりと「雑品」と言えば、それは誠実な企業だと思うけど、
化粧品の製造製販の許可を取らず、あたかも化粧品である可能世に暗示して販売する。
中身が実際には安全だとしても、社会のルールを守らない企業。
同じパターンであるのが、石鹸。
素人が作るとアルカリが抜けていなくて手が荒れることがある。
肌に使える石鹸は化粧品だが、手作り石鹸は大体許認可を取らずに、
雑品=台所用石鹸として販売する。
それで食器が綺麗になるなら良いのだが、実際は肌に使うよう誘導し、
「スクラブ感」「保湿」と化粧品に踏み込む表現をしている。
騙す意図が見え見えで非常に不誠実。
不誠実な企業は儲けが最優先なので、その結果の消費者なんか知らんのだ。
だから、万人受けに戻せば、高い香水が売れればいいので
、買った結果使わないような香りでも知ったことではないのだ。
万人受けと煽りながら金蔓として搾取する。
そこには誠実な欠片は無く、また意識的無意識的に製品を冒涜していると思う。
高い香水の使用者や、もしくは香水好きの界隈の人ほど、香水を他者ではなく、
自分のためでありかつ他者に迷惑が掛からないように選ぶ。
だけど初心者はファッション的な感覚なので、より他者を意識して選ぶ。
それが悪いことではないと思う。他者を気にすることは香害を気にすること。
好きだけを暴走させないやさしさ。
だけどファッション、トレンドを追う心を煽り、必ずしも全員が本当に好きとなるかは保証できない高い香水を買わせようとするのはとても不誠実だと思う。
万人受け、この言葉は私の中では不誠実の欠片が常に傍にある気がするのだ。
ちなみに、化粧品であれば全成分表示を行う。
雑品は表示しなくて良いのでブラックボックスだ。
化粧品ですら合わなければ健康被害がある、いわんやブラックボックスをや。
しかも雑品を肌に使って肌荒れしても救済措置は基本無い。
何故なら本来物に使う用途を使用者が誤っているからだ。
後の責任を取らないのだ。
だからこそ、その辺をあいまいにすることは企業として最低限の責任を果たしていないと思っている。
細胞壁通過したらそれは侵襲性を伴うので医療行為ではw
真皮まで到達すれば部外品ですし、化粧品はあくまでも表面的に整えるのみ。
まして怪しげな雑品など、恐ろしやです。雑品はPL法ですかね。
ある程度の企業であれば、雑品でも化粧品でも一つ上の管理をしますが、
個人的なオーガニック思考の手作りなんちゃらはまず信用しません。
販売が禁止されているから体験教室開く人もいますが、どこまで安全性が確保されているやらです。
そう言う家庭が多いと思いますが、中には動物を飼いながらっ香り物を使う人もいますよ。
個人的にはそれが良いとは思えませんが。
また、香炉も飼う動物によるかもしれませんし、
過去に聞いた話では、病気で生来嗅覚の弱い猫で、香水が好きな猫もいるそうです。
千差万別ですね。
あっしは、香水や化粧品は縁遠いので(←当たり前だw)
注意書きまでは見ておりやせんが、
医薬品であれ、化粧品であれ、「製造物責任法」の縛りがあるので
被害が出た暁にぁ〜、その会社は立ち直れないかも知れやせん。
「製造物責任法」で定めてる「製品の欠陥」とは
製品の品質のみならず、表示や取扱い説明の内容が不十分でも
「欠陥」と見なされます。
余談ですが、とある大手化粧品メーカーの研究責任者が、
ある講演で仰ってました。
「肌に染み込んでいく様な感覚は設計して付与していますが、
実際に肌の中に入る…なんてことはありません。
細胞壁って、強いんですから」
たまに京都のお香焚くぐらいです