ことばのあみもの (2)
- カテゴリ:小説/詩
- 2024/04/25 09:46:14
もしも、好きな映画ランキングを作るとしたら、2位以下は、その時の気分で変わったり、もしくは、最近見た新しい映画がランクインしたりすることもあるかも知れない。
だけど、おれにとっては、1位だけがずっと変わらないの。
初めて見たのは確か子供の頃、どこでいつ観たのか?全く覚えてない。
なんとなく、どこかへ行く飛行機の中だったような気もする。
とにかくその時に強烈に残ったシーンがあるの。
少年たちが4人で森の中を歩いてる。
ただの水溜まりだと思って、全員入ったら、全身が入るほど深い池だった。
みんなあわてて、でも、笑いながら、お互いを沈めあったりしてふざけてる。
それから、池から出ると、足にヒルがついて血を吸われているのに一人の少年が気づく。
全員の足や体のあちこちにヒルがくっついていて、それをみんなパニックになりながら、必死で取るんだ。
そして、主人公は気づく。
自分のあそこにもヒルがついているような違和感があることを。
彼は恐る恐るパンツの中を見る。
案の定、ヒルは彼のあそこで血を吸っている。
彼はそのヒルを手に取り、自分のあそこを吸って太ったヒルを見て、気絶する。。
きっと、ここまで書けば、なんの映画かわかると思う。
おれは子供心にそのシーンがとても強烈で、すごく覚えていたの。
でも、だからと言って怖いとかそうゆうのではなくて、一回見ただけですごく気に入ったんだよ。その映画が。
きっと、物心ついて、初めてまともに観た映画がそれだったと思う。
お気づきの通り、そう、Stand By Me。
おれにとっての永久一位の映画。
おれにとっての永久一位の映画。
映画の魅力は登場人物、時代設定、ストーリー、舞台背景、何もかも全てが魅力的なのだけど、音楽もまた特筆すべき一つの要素だろう。
高校生くらいの時に、サントラのCD買ったもん。
Everyday, Lolipop, Great Balls of Life, etc. どれもこれも宝物みたいな名曲ばかり。
そして、今日、紹介したい詩の一節は、もちろん、
Ben E King "Stand By Me"
When the night has come
And the land is dark
And the moon is the only light we’ll see.
No I won’t be afraid,
Oh, I won’t be afraid
Just as long as you stand, stand by me.
夜が訪れると
辺りは闇に包まれ
目に映るのは月明かりだけ
僕は怖くない
怖くなんかない
君が僕の、そばにいる限り
And the land is dark
And the moon is the only light we’ll see.
No I won’t be afraid,
Oh, I won’t be afraid
Just as long as you stand, stand by me.
夜が訪れると
辺りは闇に包まれ
目に映るのは月明かりだけ
僕は怖くない
怖くなんかない
君が僕の、そばにいる限り
なんという美しい歌い出しなんだろう。。
Ben E Kingはこの曲で好きになって、中学の頃、CDも買って聴いてた。
英語の意味なんてわからないのに、なぜか、この出だしがとても美しいということだけは感じていたように思う。
この美しい夜と、同時に、生きていることの怖さや不安を浮き彫りにさせる月明かりの対比があって、でも、僕は君がそばにいれば、怖くない。と、愛を歌ってる。
いやはや、なんとも。。
こんな素敵な歌詞はさ、きっと、彼の本当の心の底から出てきたんだろうな。
なんというか、カッコつけていたり、驕っていたりしたら、決してこんな純度の歌詞は出てこないんだろうな。
すごいなぁ。。としか言いようがない。。
きっと、みなさん、最近、あんまり聴く機会がないんじゃない?
久しぶりに聴いてごらん。
久しぶりに聴いてごらん。
Ben E Kingさんで、「Stand By Me」。どうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=einn_UJgGGM
ついでに、これも。
https://www.youtube.com/watch?v=kNapRUMhLJ0
うーん、、、また観たくなってきた!!
ポテトチップス買いに行かなくちゃ!!
うーん、、、また観たくなってきた!!
ポテトチップス買いに行かなくちゃ!!
そうだね〜。
ジョンレノンの歌うStand By Meも好きです〜(^-^)
その番組、昔深夜でやってたね〜。
空耳だと、、、w
笑っちゃう、、、便座無い、、、w