植物学の日
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2024/04/24 01:19:57
こんばんは!24日(水)は、
九州では朝までは雨が降り雷雨となる所もありますが、
昼頃から概ね晴れるでしょう。
中国、四国から東北や沖縄では所々で雨が降り、四国の太平洋側や伊豆諸島、
それに沖縄では雷を伴って激しく降る所がある見込みです。
雨の降り方にご注意ください。
北海道は雲が広がりやすく、夜には雨の降る所があるでしょう。
【いま観たい映画は何?】
A、バックトゥザフューチャーです。
【植物学の日】 Botany Day
☆植物学の日は、
日本の植物学者である牧野富太郎(まきのとみたろう)さんの誕生日であり、
彼の業績を記念して制定された記念日です。
《牧野富太郎》さん 土佐国佐川村(現:高知県高岡郡佐川町)出身
1862年5月22日(文久2年4月24日)ー
1957年(昭和32年)1月18日
日本の植物学者です。
植物分類学の第一人者で❝植物学の父❞と称される牧野富太郎さんの
生誕日に因みまして、
牧野富太郎さんの功績を讃えて記念日が設けられています。
牧野富太郎さんは94歳でこの世を去るまでの生涯を、
独学で植物研究に費やしまして、約50万点もの標本や観察記録を残しました。
<概要>
〇東京都立大学 牧野標本館 さん
Makino Herbarium(MAK),Tokyo Metropolitan University
住所 :東京都八王子市南大沢1丁目3
電話番号:東京都立大学 さん 042-677-1111(代表)
アクセス:京王相模原線南大沢駅から徒歩約10分
牧野標本館は、1958年(昭和33年)に設立された東京都立大学の施設です。
日本の植物分類学の礎を築きました牧野富太郎博士の没後、
ご遺族から東京都に寄贈された植物標本(牧野標本)等を収蔵しています。
@牧野富太郎さんのご遺族
牧野富太郎さんは、2度結婚されています。
★牧野富太郎さんの最初の妻
猶(なお)さんといいまして、
牧野富太郎さんの3歳下で従兄弟にあたります。
猶さんは牧野富太郎さんの祖母である浪子さんに気に入られまして、
牧野富太郎さんの妻になりました。
才女でありました猶さんは、
植物研究に没頭し商売に身が入らない牧野富太郎さんに代わりまして、
造り酒屋・岸屋を切り盛りしていましたが、
2人の結婚は上手くいきませんでした。
牧野富太郎さんはまだ猶さんと婚姻中の25歳の時に、
当時14歳で2番目の妻になります寿衛(すえ)さんに一目ぼれしまして、
同棲まで始めました。
そして・・・
牧野富太郎さんは、
同棲1年後には寿衛さんとの間にお子さんまで授かりました。
牧野富太郎さんは跡取りとして育てられましたが、
もとから家業はやる気がゼロです。
その上、牧野富太郎さんが力を入れていた植物の研究や勉強には、
かなりのお金がかかりまして、それにかかる金策は妻任せでした。
当たり前の結末でありますが、
牧野富太郎さんは岩屋を潰してしまいます。
猶さんは離縁になるまで、そんな牧野富太郎さんに尽くしていました。
糟糠(そうこう)の妻の猶さんは牧野富太郎さんと離婚後、
岩屋の元番頭の井上和之助さんと再婚をします。
そして、牧野富太郎さんが潰した岩屋の後始末に尽力しました。
その後・・・
岩屋の元番頭の井上和之助さんと猶さんの間には、
2人のお子さんが授かりました。
□2番目の妻である寿衛さんと牧野富太郎さんの間に出来たお子さんの数
子供は13人です。
牧野富太郎さんと寿衛さんの子供は、
死産を含めまして7人早生されています。
■牧野さんの子孫:お孫さんの数
六女の玉代さんは岩佐喜七さんと結婚しまして、
岩佐まゆみさんと岩佐吉晃さんがいます。
◇マユミという植物に因んでの名前
岩佐まゆみさんの名前は、
牧野富太郎さんがマユミという植物にに因みまして、名前を付けました。
≪マユミ≫ 壇 真弓
Euonemus sieboldianus var.sieboldianus
Japanese Spindle
Hamilton’s Spindle Tree
Himalayan Spindle
★ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木ないし落葉小高木です。
分布:日本と中国の野山に自生しています。
特徴:淡紅色の果実は熟しますと4つに裂けまして、
中から赤い種子が現れます。
秋に果実と種子が出来ます。
紅葉を楽しむ庭木としても親しまれまして、
盆栽に仕立てられることもあります。
果実は有毒でありますが、春の新芽は山菜として食されます。
*尚、岩佐吉晃さんは岩佐喜七さんの養子です
□牧野富太郎さんの曾孫さん
牧野富太郎さんの三女である、
鶴代さんの孫の牧野一浡(まきのかずおき)さん。
牧野一浡さんは母親のきくさんと3歳で死別後、
祖母であります鶴代さんに育てられました。
10歳まで牧野富太郎さんと同居していたのですが、
研究に没頭する牧野富太郎さんとの交流はあまり無かったです。
■牧野富太郎さんの子孫の現在
・外孫:岩佐まゆみさんは不明
・外孫:岩佐吉晃さんは会社員
・曾孫:牧野一浡さんは、牧野記念庭園記念館の学芸員
収蔵総数50万点超(うち、牧野標本約16万点)
牧野標本は、明治時代から昭和時代に日本のほぼ全域から採集されました。
今では絶滅して野外では見ることの出来ない植物の
標本等も含まれている非常に貴重な資料です。
加えて・・・
・桜井久一博士
・東道太郎さん
・フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトさん
こちらの偉大な研究者が収集した標本や、
東京都の島嶼(とうしょ)である小笠原諸島や伊豆諸島で
採集されました植物標本等も数多く収蔵されています。
牧野富太郎さんが採集された植物標本を中心に・・・
・藻類 ・苔
・シダ ・裸子植物
・被子植物
これら等、約50万点の標本を所蔵しています。
学術研究や教育を目的とした場合を除きまして、
一般の方々の標本庫内への立ち入りを制限しています。
本館の正面玄関内には小規模な展示コーナーがありまして、
平日10:00~17:00の間は自由に御覧頂けます。
但し、通常は節電と標本の退色防止の為、室内の照明を刑しています。
問題 植物2点はシーボルトさんが発見したものですが、
1点だけ牧野富太郎さんが発見したものがあります。
その植物名を教えてください。
1、アカマツ
2、アテツマンサク
3、ヤマモモ
ヒント・・・〇正解の植物
岡山県新見(にいみ)市指定天然記念物であるとともに、
新見市のシンボルにもなっています。
牧野富太郎さんは大正3年(1914年)に、
阿哲郡教育会主催の植物講習会に来郡されました際、
黒髪山「(くろかみやま)標高:641m」で発見しまして、
新種として発表されました。
正解の植物の名は早春どの花よりも先に咲くことから等です。
お分かりの方は数字もしくは牧野富太郎さんが発見した植物名を
よろしくお願いします。