超一流の皆さまへ②
- カテゴリ:30代以上
- 2024/04/12 06:56:04
どうして君は、この日記の愛読者であることを公表しないのだ?
この日記さえあれば炭水化物はおろかタンパク質、カルシウム、鉄分、ミネラルくらいまでは摂取しなくても生きていける体のお前は、もはや愛読者というより愛飲者と言っても過言ではなかろう?
その理由は、言わずもがな、俺の書いてるジャンルが「日記」だからだよね。
ほら、日記って「読んでます」って一番言いづらいジャンルじゃない?
愛読書が日記だったら「こいつ、超一流かと思ってたら口だけだよな」って思われて評価がダダ下がるからね。
まあ分かりやすい例を挙げるとしたら、
付き合ったばかりの異性の家に行ったとき、そいつの家の本棚に
一刻の日記集と細木数子の本しかなかったらどう思う?
こいつ絶対やべーやつだ
って思うだろ?
だから、俺の文章を貪るように読んでる超一流の人間たちは、「好きな本は何ですか?」って聞かれたら
「うーん、ジャンル問わず読むんですけど、何度も読み返してるのはガルシア・マルケスの『百年の孤独』かな?」とか言うんでしょ?
…まあ、でも、それで良いんだよ、俺は。
俺は、一刻左ノ助は――今この瞬間生きてる人間に評価されたいとか、そういう次元で書いてないからさ。
人類に最も影響を与えた文章って何か知ってるか?
天文学者・コペルニクスの書いたコメンタリオルスだ。
地動説について書かれたこの小冊子が(しかも書いた当初は仲間内で読まれていただけで、公になったのは何十年も後だった)人類を「大転換」させた。
今、俺たちが送っている日常生活はすべて、コペルニクスが書いた数十ページの文章の上に立ってんのよ。
俺が狙ってんのは、コ・レ。
誰も目を向けていない日陰のジャンル、日記という名の土地を掘って掘って掘りまくって、その奥底に眠っているコメンタリオルスを発掘する。
それが俺の矜持であり、生きてる間に評価を受けないのはむしろ必然くらいに思ってる。
でも、そこの超一流さんよ。
ここで、自分の貧乳に手をあてて
考えてみてもらいたいんだ。
この日記だけじゃなくてさ、本当は好きなのに、何よりも深く愛しているのに、
いざ人に聞かれると名前を口に出せないものってねえか?
「これが好きって言う自分が評価されるか」を気にして、本当の好きを認めてあげられない――
それは、他の誰に対してでもなく――自分自身に一番失礼なんじゃねえのかな。
「好きな食べ物は何ですか?」
この質問に、お前は「アボガド」とか「明太子パスタ」とか答えてるだろ?
でも、お前が本当に好きなのは……
うまい棒じゃねえか。
「お気に入りのお店はどこですか?」は、
銀座の寿司屋や、中目黒のカフェを答えてるお前だけど、本当に好きなのは……
和食さとじゃねえか。
「好きな休日の過ごし方って何ですか?」
この質問には、誰もいない部屋で自分の屁の匂いをかぐことじゃねえか?
そういうの、もっと出していこうぜ。
屁だけに、出していこうぜ。
↑
俺も、こういう文章出していくからさ、お前も出していこうよ。
本当の自分ってやつを。
もし、そうしないなら、
誰も、「本当のお前」を好きになってくれねえぜ?
…ごめんな。
なんか熱くなって色々語っちゃったけど、
そうだよな、
そういう一刻はどうなんだ?って話だよな。
確かに俺も、好きな本や漫画、映画、休日の過ごし方聞かれたとき
人の目にどう映るかを気にして「本当の自分」を隠してきた気がするよ。
でも、お前とこうやって膝を突き合わして語りあえたことで――本当にサンキューな――目が覚めたよ。
偽りの自分とは、今日でサヨナラだ。
おっとここにも同族が!笑
お初にお目に掛かります一刻左ノ助と申します。
えーと、自分が日記を書く上で注意していることは、
1、自分の感性を押しつけない
2、人間性を強く出す
3、専門用語はなるべく使わない
この3点でしょうか。
出来れば自虐ネタが入れば完璧ですw
コメントありがとうございましたm(_ _)m
文字を使った表現者という意味では
同種族の匂いを感じずにはいられない
日記を書くからには全てをさらけ出し
そしてエンターテイメントに特化する
されど万人受けは狙ってない
そんな文章とでも言おうか
ノリと勢いか読んでて楽しいです
あ、わたくしエスパーなんで透視してみますよ。
えーと、7歳のお子さんは
ものすごく「思慮深い」とお見受けします。
大抵だと、次男、次女にその傾向が見られるのですが、おそらく、ひとみさんの遺伝が関係してると思われますwww
ま、自分を曝け出すってのは難しいものなんですよ。実際はね(^^;;
一刻さんの日記はいつも難易度が高いので、、、
全然話ずれてるかもしれませんが、7歳の上の子が小学校のクラスの発表で好きなものを発表する時に、恐竜とか電車とか最強王図鑑とか大好きなものはいろいろあるのにも関わらず、おにごっことか無難なことを答えたり、好きなものを写真に撮って学校に提出する時にも普段ほとんど触っていない置物の写真を撮ったり(ウケ狙いではない)、子供でも本当の自分を出さないです。