とろろ蕎麦②
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- 2024/04/06 18:34:41
いや、実際に、このとろろ蕎麦は美味しかった。
信州だけあって蕎麦自体もすごくおいしかったですし、通常のとろろ蕎麦の食べ方より、蕎麦の上にとろろをかけた方がとろろを多く絡めることができ、美味しく感じられました。
ただ、この蕎麦の「美味しさ」が俺の感動に占めていた割合は、多く見積もって8%
。
では、残り92%は何かというと
それをご理解いただくために、少し長くなるかもしれませんが、俺という人間そう「一刻」と「とろろ蕎麦」の関係をお伝えしなければなりません。
「一刻」と「とろろ蕎麦」の関係を一言で表すとするなら、
「一刻」 は 「とろろ蕎麦」 が 「好き」
ということになるでしょう。
ただ、古今東西の哲学者たちが指摘しているように、言葉というのはこの世界の特定の面を切り取ることしかできない不完全なのものであり、
一刻はとろろ蕎麦が好き
という言葉では表現しきれない世界がそこにあるのです。
まず、俺は「食」というものに極めてこだわりのない人間です。
いや、こだわりがないというより、食との相性が極めて悪いと言った方がいいかもしれません。
俺は、緊張する場面において「口に入れた食事を吐くのではないか」と不安になり食べ物が食べられなくなる会食恐怖症という指定難病があります。
たとえば、カウンター席だけの店(特に、席数が少ない店)に入ることができません。
なぜなら、目の前に料理を作った人がいるのに、万が一にも料理を吐こうものならすごく失礼になってしまう
→それがプレッシャーになりよけいに食べられなくなる
という負のループに陥り不安が雪だるま式に大きくなってしまうからです。
また、俺は幼いころから「人に認められたい」という欲求が強く、食事をする時間が無駄に感じられて仕方がなかったという面もあります。
これは、ミヒャエル・エンデの「モモ」に出てくる「時間泥棒」に完全に時間を奪われてしまっている状態に他ならないのですが、普段の食事で何を食べようが人からの評価は変わらないので、ゆっくり食事をする時間があるならその分、評価されるための努力に費やしたいと考えていました。
ただ、やはり俺も人間である以上、
原始的な脳の「美味しいものを食べたい」という欲求は存在しており、その欲と大脳新皮質的な部分がせめぎ合った結果、「味や食感が好き」で、かつ「出てくるのに時間がかからない」「料理人の顔色をうかがう必要がない」などのすべての条件を満たしたのが
「とろろ蕎麦」
だったのです。
だから「とろろ蕎麦が好き」という一言では言い表せない「好き」がそこにあるというか、
北海道の新得蕎麦から沖縄のソーキそばまで、全てのとろろ蕎麦を食べ歩いたわけではありませんが、
もう、ほぼ毎日のようにとろろ蕎麦を食べており、
これまでの人生で一番食べた食材はと聞かれたら、お米などになるでしょうけど、
海鮮丼とか、ナポリタンとか、からあげ定食とか、料理のくくりで考えた場合
ぶっちぎりで「とろろ蕎麦」であって、
おそらく、今、地球上にいる俺と同年代の人間で「とろろ蕎麦」を食べた回数で言ったら10本の指に入ると思います。
死ぬ前に食べたい最後の食事は言うまでもなくとろろ蕎麦ですし、
子どもとしりとりをしたら最後の文字が「と」で終わる場合は間髪入れず「とろろ蕎麦!」ですし、子どもから「とろろ蕎麦ってなあに?」と聞かれたら諭す口調で
「この世の中の食べ物には2種類しかないんだよ。
とろろ蕎麦と、それ以外だよ」です。
そんな俺が、
そんな形でとろろ蕎麦との関係を築いてきた俺が、とろろを先にざる蕎麦にかけるということを
一度も試したことがなかったのです。
たったの、一度もです。
こういうことを言うと、「ちょっとした発想の転換があればできそうじゃん」とか言う人もいるかもしれないのですが、そういう次元の話じゃないんだわ。
「発想」という点に関して言えば、自分で言うのもアレですが、俺は固定観念をいかに崩すかを日々考えて生きているわけです。
にもかかわらず、この「とろろをざるに先にかける」という発想は、俺の人生の中でたったの一度も、頭をよぎることすらしなかった。
完全なる「盲点」だったのです。
なぜ、「とろろ先がけ」が「盲点」になっていたのか、この現象に説明を加えることはできるでしょう。
たとえば、とろろそばを最初に食べて感動した幼少期だったので固定観念が強く沁みつくことになっただとか、とろろそばの存在が日常的になりすぎて思いつくことができなかっただとか、
ただ、現実として、俺は、これまで、たったの一度も、とろろをざるにかけようと思わなかった。
それが、松本の地において、蕎麦居酒屋で言われたのです。
「とろろを先にざる蕎麦にかけてくださいね~」
そして、
そうした方が、
とろろ蕎麦は実際に美味しかったのです!
これが泣かずにいられましょうか。
次回、涙の最終話|( ̄3 ̄)|見逃すなw
やっぱ感覚が似てるから、同じくらいなんだろーなって思いましたよwww
うんうん。音楽はよいね♪
最近は90年代ソングにはまってますw
家事頑張って!^ ^
残念ながらわたくし存じ上げてますwww
私も料理中はいつもスマホを横に置き、AmazonMusicで色んな曲聴いてます♪(*^^*)
だって手軽に遊べるしお金もかからないですからねw普段は、ほぼほぼYouTube観てるか、ユーロビート聴いているか、てか、ユーロビートてwww多分、みんな知らんじゃろw
日記は、皆さまが喜んで頂けるような、なるべく自虐的に仕上げたいと思っております。
また、ここではなるべく下系は書かないと決意したところですw
今、夢中になれるものがあって(*´ω`*)
普段の緊張感から解き放てる場がないと、人生なかなか長続きできませんから(*>ω<*)b
あらっ∑( °口° )!?
こんな楽しい日記を読めなくなる日が来ちゃうんですね(> <。)
あまり急がず無理せず、のんびり長ーく居られるといいですね(*^^*)
激愛読者の私はいつも楽しみにしてます( *´꒳`* )♪
俺も暇なんだろねw
こうやって日記書いてヘトヘトしながらも達成感に満ち溢れている自分がいて、あたりさわりのない返事を書いて、寝て、朝になって起きる。
まぁマトモじゃないことくらい分かってます。笑
むしろパルプンテは私がかかっているようですねw
ただ、自分もニコタで動ける時間て把握していて、多分ですけど、見かけなくなる日もそのうち来るでしょう^^;
なので、日記を書けるうちはドンドン広場に投下して交流を深めようと思ってる次第ですww
うどん食いてぇ…(。-∀-)
これだけ長文書いて、まだ続きがあるのね(*≧艸≦)
途中、ミヒャエル・エンデが出てきた辺りから、何の話だったのかよく分からなくなってきて、おそらく「パルプンテ」を受けたんだと思いますww
でも確かに、とろろをつゆに入れるのでなく、蕎麦にかけてから食べるというのは思い付きませんでしたねΣ(OωO )
今度、とろろうどんで試してみます(*´ω`*)