Nicotto Town


KEI1957のわたしの言い分


あなたが喪主ですよ

家族葬しました


20243月某日深夜

母が入院している病院の看護師さんからの電話で

血圧がかなり低くなっています

お帰りの時に着る服を持って病院に来てください

 

看護師さんが出来るだけ着せやすそうな服を探して

二男と2人病院に向かった

日付を跨いで日未明到着

看護師さんと おじいちゃま先生が

待っていてくださった

「先程」ということだったが先生が

ご家族が到着されたということでこの時間を死亡時刻とします

死亡時刻ってそうなんだ…


死亡診断書をいただくと

霊安室に移動しますと言われた

霊安室って

あの暗くて不気味な部屋?

いいえ

明るくて暖かいお部屋でした


いつもドラマや映画で見る暗い霊安室ってなに?

あれは警察の霊安室ってこと?


二男が電話してくれて

会員に加入している近くの葬儀社から

迎えに来てもらえることになった


葬儀社会館の地下の安置室は

二間続きの明るいお部屋だった


ここにいてもいいし

いつでも出かけたり戻ったりしていいし

家に帰ってもかまわない

ただ鍵はかけないで出てください

災害などの時に中に入れなくなるので

ということだった


ここにいても

何も準備ができないので帰った


夫とわたしも長男の会社で働いているし

夫と長男は夜が明ければ

取引先との重要な会議のため

飛行機に乗って出張に行く日だった

わたしはいつも通り会社に出るし


誰かに知らせて駆けつけてもらっても

無人の安置室で母がひとり 


元々わたしが子どもの頃に

転勤家族でやってきたこの地に親戚はいない

92歳の母は末っ子だったので

母の方の親戚にお知らせしたところで

みんな高齢の上

次世代とのお付き合いもない

下手に誰かに知らせたとしても

何ほったらかしにしてるんだ!と

怒られるのが落ち


母はお通夜当日の朝までほぼおひとりだった

よくひとりで待ってたね

偉かったね おかあさん


葬儀社様との打ち合わせと翌日の湯灌 納棺式は

二男に会社まで迎えにきてもらって行った

 

初めて あの映画で見た

おくりびと というお仕事を見せていただいた

3040代の

容姿端麗な男女一組の方たちで

シャワーでていねいに全身の洗浄 洗髪 化粧

入院中の生前から開いたままだった

お口も閉じてもらって唇に紅がひかれた

 

病院の看護師さんからも 

おくりびとの方からも

色が白くてお肌が綺麗ですねと言われた

 

通夜の当日 さすがに放置が過ぎると

気が引けながら 

午後1時の

安置室から家族葬ホールへの

移動の時間よりは早めに

会館に夫に連れて行ってもらった


家族葬ホールとは

和室とダイニングと独立キッチンにトイレ風呂洗面所の

広い綺麗な1D+Kのお部屋の中に

斎場がついているという造りで

控室から斎場への移動がないから

貴重品など持ち物の心配がいらない

固い黒靴も履かなくていい


お通夜も葬儀も変に人数が増えたりもせず

わたしたち家族と夫の兄夫婦と夫の姉だけ

夫の弟はちょうど入院手術で来れない

そのほかの夫の方の親戚も

諸々の高齢あるあるで来れない

家族葬中の家族葬となった

 

葬儀社ご担当者との打ち合わせで

喪主はあなたですよと言われて

ええ〜〜〜?!となってから


通夜葬儀では

ぼお〜っとしている喪主の周りを

アラフォーの3人の息子たちが

ボディガードのような

黒服の秘書のようにテキパキしていて

 

葬儀開始の直前  担当者の方が

打ち合わせでは断った記念撮影を

サービスしますと始めたら

75歳の夫の兄までなぜか嬉しそうに

黒服の秘書たちに混じって

重そうな椅子を運んでくれている

何やらせとるんじゃあ!葬儀社!

と思いながらわたしは見ていた


14人を超えたら入れませんという

家族葬ホールでの葬儀なので

喪主挨拶もなくてよかったらしいが


あなたが喪主ですよと言われて焦って

ネット引用しながら

挨拶文を書いてしまったので

逆に自分から喪主挨拶を

買って出てしまったわたしだったが


元気にデイサービスに通っていた母が

なぜ3年も入院することになったのか

夫の兄夫婦や姉たちと話す機会が今までなかった

喪主挨拶があるのなら

会館から渡される紙ではなくて

自分でこれを伝えなければと思った


本日はご多忙にもかかわらず 

うんぬんかんぬん

母 〇〇は70代後半まで 

会社で仕事をしていました 

今思えば既に認知症を発症しながら

支障をきたしながらも仕事をしていました

認知症であると医師の診断を受けてからは

医師の勧めもあって元気に

デイサービスに通い始めました

大きくて暖かいお風呂は沸いているし

ごはんは出てくるし 

温泉行かなくても温泉みたいやぁと

喜んでいました

それから時が過ぎて 

コロナ禍の2020年の暮れに

発熱したことがきっかけで

骨折したわけでもないのですが

急速に 立って歩くことができなくなっていき

家庭での介護も難しくなり

2021年の春に入院しまして

ちょうど3年が過ぎたところでした

92歳でした

病院様での手厚い看護 ご近所様 親戚の皆様 

社員の方々のささえがあって わたしたち家族も

日常の生活を続けていくことができました

ほんとうに感謝しかありません


ここに、生前賜わりました

うんぬんかんぬん

簡単ではございますが これをもちまして 

お礼の挨拶に返させていただきます

 

というものでした


葬儀が終わり出棺の時が来た

さて玄関で

喪主様 遺影を持ってくださいと言われた時

あ 靴履かなくてよかったから

玄関に黒の靴ない 

火葬場の後もうここに帰ってこないので

全部車に積み込んだ荷物の中だった


黒い喪服のワンピースに

最近買ったグレーのスニーカー

しかも踵が踏みやすい靴なので

踵踏んづけて霊柩車に乗り 火葬場に降り立った

突っ込まないでね〜

でも 結果スニーカーでよかったと思った


火葬場では

喪主様 受付に火葬の領収証もらいに行きますよ

喪主様 先に火葬炉へ行きますよと

歩くの遅い方なのに

広い建物の中を必死に歩かされて

最後は

喪主様 お骨をお持ちくださいと渡された

 

固い黒靴なら 滑ったか捻挫したか

お骨持ってこけたかもしれなかった


そんな家族葬となりました

 

お骨と遺影になった母は今 自宅の和室で

葬儀社で用意してくれた段ボール製の祭壇の上で

好きだった花に囲まれ 静かに微笑んでいる

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2024/05/06 11:52
こんにちは♥
5月は、1年の中で一番気候のいい季節かもしれません♪
今月もよろしくお願いいたします。

私にとって、今日はGW初日にして最終日です。
本来は今日は研修だったのですけれど、手違いで申し込みが完了していなくて、今日はお休みになりました。
「え? 申し込み手続き、完了してなかったんですか? ...仕方ありませんね。」(←建前)
「え? 6日、お休み? きゃは、ラッキー!」(←本音)

まあ、後でしわ寄せがくるのでしょうけれど、何はともあれ、今日お休みは嬉しいです。(^^)v

今日は月曜日、明日は火曜日。
明日の朝、うっかり月曜日と間違えないようにしないと、です。
お仕事で間違えることはないと思いますけれど、ゴミ出し。
こちら、月曜日が燃えるゴミ、火曜日がプラゴミ。
そして、第1,第3火曜が資源回収(雨天中止)。
間違えると、イエローカード。(>_<)
明日、お天気はあまりよくなさそうです・・・。

ではでは、今週もよろしくお願いいたします。m(_ _)m
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2024/04/28 12:36
こんにちは♥
ご無沙汰いたしました。

4月も、もう下旬ですね。
どういうわけか今年は鯉のぼりをほとんど見ることがありません。
なぜかしら?
なんだか寂しい気もします。
住宅事情? 少子化?
それにしても、ほとんど見ないというのは・・・?
(通勤途上のお家に1軒だけ、鯉のぼりを上げているお家がありました。)

おかげさまで今日はお休みです。
昨日は早めに帰れたのですけれど、「ちょっとだけ」横になったつもりが、気づいたら9時半!
・・・きゃ~!!!

GWはほとんどお仕事になります。
研修もあります。(T_T)
5月はまたも週末に当直が入りそうです(5月18日(土))。
でも、年俸制が廃止になって、4月のお給料、爆上がりでした。
(残業代、バッチリついてました。)
でもね~、でもね~、やっぱり体あってこそ、ですよね。
1日も早く、欠員補充されないかしら・・・。

それでは、今週も、そして5月も、よろしくお願いいたします。m(_ _)m
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2024/04/14 12:36
こんにちは♥
4月中旬、すっかり春らしくなりましたね♪
こちらは、今度はツツジが咲き始めています。

葬儀って、いろいろ難しいですよね。
そう何回も、経験を積むものでもありませんし。
私の父の時は、母が亡くなったとき、墓石をお願いした石材店が葬儀社もやっていたので、父が万一の時は、って予め打ち合わせをしていたんです。
そんなの縁起でもない、っていう人もいるかとは思いますけれど、いざというときにオロオロ、という事態は避けたかったので。

この冬は極端に寒かったという印象はないのですけれど、全体としては寒かった、というより、暖かくなるのが遅かったのでしょうか。
日記をつけているわけではないのですけれど、1年で印象に残ったことはメモ程度に残しています。
それによると、昨年の今頃は、もうコデマリがきれいに咲き誇っていたようなのです。
今年は、コデマリはまだ全く、です。
ユキヤナギが終わったところ。
そのおかげ(?)か、葉が多くなってきたとはいえ、まだなんとか桜が見られます。
昨年の2週間遅れくらいのようです。

今週は、こちらでは天気予報は雨マークはありません。(今のところ(^^;))
ここ数年、夏と冬の繰り返しのような印象でしたけれど、今年は久しぶりに「春」を感じられるかも、ってちょっと期待しています。
日も長くなってきました。
1年で一番さわやかな季節ですね。

それでは、今週もよろしくお願いいたします。
今週末は、当直です・・・。(T_T)
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2024/04/12 13:00
今や女性が90歳台というのは普通ですね。
長生きじゃない。皆さん、元気ですね。
やがて、百歳百万人時代がくると思います。
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2024/04/11 13:16
母親のことは永遠に思い出しますよ。母親は不滅だ!
父親は私が三歳の年に戦死しているので記憶にない。
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2024/04/08 21:15
こんばんは。お悔やみ申し上げます。私の親も後期高齢者なので、読んでいて涙が出そうになりました。親がいなくなると天涯孤独になるので、「その日」が来るのが怖くてしょうがないです。最近ニュースで訃報を聞くのがすごく嫌になります。喪主、お疲れさまでした。

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2024/04/07 22:29
みきさん
ありがとうございます
死亡時刻ってそういうことなんですね
この最近ですがネットだったのかな
日本人は死に目にこだわりすぎているという
お話しをされているのをたまたま見ていまして
そういうことも関係しているのかな
わたしは間に合わなかったとか
悔やんだりしない方でむしろ
亡くなる瞬間に立ち会うって怖いです
霊安室の話とか 通夜葬儀の日程のこととか
ありがとうございます
わたしたちは家族や仕事の都合で
通夜葬儀を1日ずつずらせて土日にしてもらいましたが
葬儀社の手配の都合で送らせることもあるんですね
葬儀社との打ち合わせって
何が常識か非常識かもわからないまま
進んでいくんですよね
でもまあ後から考えてみたところで
やっぱりこうしかならなかったよなと思いますね
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2024/04/07 12:19
こんにちは。
お悔やみ申し上げます。
喪主、お疲れさまでした。

私の父の時と似ています。
明日はわからないけれど、今日は大丈夫そう、と弟とふたりで17時過ぎ、病院を出たのですけれど、そのあと、電車の中で携帯に連絡が入りました。
血圧が急に下がってきたので、可能でしたら戻ってきてください、と。
弟はお仕事の関係でそのまま帰って、私だけ病院に戻りました。
15分くらい前に、ということだったのですけれど、私の到着時間が死亡時刻になりました。

古い病院は霊安室は地下か、1階の搬送口の近くにあるのですけれど、新しく建てた病院では、霊安室は最上階の、一番展望のいいお部屋に造ることが多いようです。
最期は、天国に一番近いお部屋からお送りしましょう、という考えからだそうです。

私の父も家族葬でした。
享年79歳。
金曜日の夕方に亡くなったので、手配の関係上(友引も重なってました)、お通夜は月曜日、告別式は火曜日になります、と。
8月だったので、ご遺体は保冷庫に納めさせていただきます、申し訳ありませんがこの後、月曜夕方まで故人にお会いすることは出来なくなります、って。
喪主は私が務めました。
家族葬なので、神父さまは呼ばず、後日、教会に連絡しました。

お疲れさまでした。
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2024/04/05 21:48
喪主、お疲れさまでした。
お母さま、近親者に送られて幸せな旅立ちだったと思いますよ。
葬儀の良しあしなんて、参列者の人数で測られるものでもないし、
今頃は不自由な体から抜け出せて、虹の橋の向こうで懐かしい親兄弟
たちに囲まれて、久々にのびのびとくつろいでおられることでしょう。
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2024/04/05 17:29
ピンクコーラルさん ルビーちゃん
ありがとうございます
わたしたち家族5人と 夫の兄夫婦と 夫の姉とで8人
お通夜の時は母と一緒に仕事していた社員の人がひとり
来てくれました
定員10~14人まででそれ以上は入れないという家族葬ホールで
余計なことを言う人もいない
家にいるみたいに心静かにゆっくりとお別れができました
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2024/04/05 17:03
お母さまが…
ご愁傷様でした…
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2024/04/05 14:12
KEIちゃん
ご愁傷さまでしたね。
最後のお一人となった親ごさんの長いお世話がおわったんですね。
喪主のおつとめも、おつかれさまでした。
お子さん達が動いてくださって頼もしかったでしょうね。

私は、まだ義父しか見送っていないけど。
今週末、両親つれて、父の生前墓を注文しにいきますよ。

お葬儀って、ある程度症状が進行してくると、心の準備とか段取りしていても、
当日思うようにいかない・・・ってありますね;
故人への思い方が共通でない人が参列したりするから、心無いこといわれたり。

お別れ会は済んでも、心が置いてきぼりでしょうから、これからゆっくりお別れしてください。
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2024/04/05 12:45
御母堂の旅立ち。お悔やみ申し上げます。
私の母は93歳でしたから1歳違いですね。
死は旅立つ方も送る方も、無心の境地。




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