好きな童話は?
- カテゴリ:今週のお題
- 2024/04/02 07:38:29
宮沢賢治「土神ときつね」
賢治らしからぬ作風ですが、凄まじいというか……。
とにかく筆舌尽くしがたい感情になります。
「星の銀貨」
分かりやすい素直な話で、頭の中で描く光景の美しさに心惹かれます。
アンデルセン「絵のない絵本」
諸々の童話よりこちらの方が好きでした。
ところでこの童話作家を「アンデルセン」と呼んでも世界のどこでも通じませんよね。怖。
誰ですかAndersenというデンマーク人名を最初にアンデルセンと表記した日本人は出てきなさい。
「ごんぎつね」
アニメを絵本にしたものを幼稚園の頃読みました。
結構脚色しており、美人なごんのお母さんが大きな椿の木の下で死ぬシーンがずっと忘れられません。
多分私の唯美主義傾向は既にこの頃から兆しています。
西巻茅子「わたしのワンピース」
母に何度も読み聞かせてもらいました。
幼稚園入園前、まだ文字が読めなかったので一生懸命本文を思い出して
今度は妹に読み聞かせてました。割と再現できてたと思います。
作ったワンピースで麦畑を通れば麦の柄に、雨が降れば雨の模様に……と
行く先々に合わせ模様が変わる夢のようなお話。
星空や虹のワンピースが好きでした。
*୨୧ * ୨୧ * ୨୧ * ୨୧* ୨୧ * ୨୧*୨୧ * ୨୧ * ୨୧ * ୨୧* ୨୧ * ୨୧
「黒髪(黒目)の子供」が生まれたってことは白雪姫って
ドイツ人に採集されてるがゲルマン系(金髪碧眼)による童話ではないのか?
と気になり昨日一昨日あたり調べたのですが、ゲルマン語圏外に類話が多いとしか分かりませんでした。
民俗学難し~。
面白いテーマなので書きたいことがとっ散らかってる……。反省。
昔の●●集は今と一線を画してたそうですね。
飾ることを前提に、全巻揃えると本棚がついてくると聞いたことがあります。
「森は生きている」懐かしい!そういえば読んでました。
初めて読んだ台本書きの本だったのでとても驚いたのを覚えてます(本筋と一切関係無い……)。
そうですね、私の中で童話というのは、50年以上前に世界文化社版が出していた童話集みたいなのがあって、どれもが今では考えられないような高価な紙と、そこに刷られた美しい装丁で、わたしの中では宝物でした。中でも好きだったのは、「宝島」「秘密の花園」「森は生きている」でしたかね。
あとは、浜田 廣介の「りゅうの目のなみだ」
しかも気に入っていただけたようで嬉しいです。
硬い表現の文章を書く?私ですが、性癖刺さった表現どんとこいですよ!笑
アンデルセンの『もみの木』と同じ植物ものですが、私はアッタレーアのほうが好きです。
ガルシンは帝政ロシア末期の作家で、ガルシンが短命なのもありますが、ドストエフスキーとほぼ同時期に活躍したようです。仰るようにガラスの天井は当時の多くの人の上にあったのだと思います。そしてこの木の最後も、その後のソビエト、ロシアを予感させるような暗いもので…。
簡単な童話ですが象徴的ですよね。
お付き合いありがとうございました♪
「きつねの窓」懐かしい!
私は人形劇で知ったんですが、その後暫く桔梗や青い花を見かけるたび指を染めてました。
「白いぼうし」は授業でやったような。
物語を彩る色が白と黄色できれいですよね。
のぞみ子さん>
ご訪問ありがとうございます^^
ぐりどぐら、有名ですが私は小さい頃読んだ記憶が無いんですよね><
(多分最初の一巻は読んだ経験はあると思うんですが)。
「金の斧、銀の斧」は変化球ですね!
私は強欲で破滅を見そうです……(笑)。
訪問ありがとうございます(≧▽≦)
好きな童話は、絵本ですが、「ぐりとぐら」が、ホットケーキを作るのが好きです(^^♪
あとは、ドラえもんの道具の「きこりの泉」という道具の元になっている「金の斧、銀の斧」も正直に言うと新しい物と交換してくれるのが好きです(⋈◍>◡<◍)。✧♡
クラシックと本、どちらかというのはよくあるのですが、両方というのはうれしいです。結び付けて遊ぶことができるのは大きいなと思います。
ヨネさんがニコッとタウンに復帰してくれて嬉しいです。
こちらこそこれからもよろしくお願いします。
私の好きな童話
『アッタレーア・プリンケプス』ガルシン
https://www.aozora.gr.jp/cards/000340/files/48128_34445.html
『きつねの窓』安房直子
https://pictbook.info/book/isbn-9784323048093/
『白いぼうし』あまんきみこ
https://kyoukasyo.com/primary-school/white-bow/
※私も『私のワンピース』大好きです。
私、頭の良いフリはなかなか上手いんですよねぇ。悪癖だなぁと自覚しております。
畏くもグリムや柳田国男になりたいわけでもなれるわけでも無いのに
色々考えうがーーー!!!となってるこの頃です(笑)。
サーミの話はたまたま自分が扱う分野についていっちょ前につらつら書き連ねて
嫌味な文になってしまったなぁと思ってたんですが、
そう言われると嬉しいというか、ほっとします。
ゲルマン系の民話だけでも沢山あるのでオリジナルを見つけるのは難しいですよ。
ワーグナーのニーベルングの指環も北欧神話+ゲルマン民話多数みたいな滅茶苦茶な構成で…とまたしても無理やり音楽方面に、笑。でもごちゃごちゃだから面白いっていうのもあるのかも、と思ったりしています。
お付き合いありがとうございます!
地中海側の民はゲルマンの金髪に憧れ日光浴をして髪の色素を薄めた…
という話を昔聞いたので黒髪→ゲルマンはあっても
ゲルマンが黒髪に憧れることはないんじゃないかなぁとも思い調べたのですが、成る程イメージですか。
オリエンタリズムやシノワズリの延長みたいな……?でも肌はとっても白いんですよねぇ。
金髪バージョンの類話もあるようなので、グリム兄弟が間違えたか手を加えたか……浅学非才の身にはとても手に負えないです( ノД`)
ラプンツェルの話、とても微笑ましいですね。ディズニー強い(知ってた)。
私も雪の女王になりたくはないけど、エルサにならなりたいです(笑)。
ナチスが台頭したころ、金髪、長身でスマートで健康的なのがアーリア人(と彼らは自称した)の特徴であるという選民思想が流行りました。
それに対し、次のような有名な皮肉があります。
”ヒトラーのように金髪で
ゲーリングのようにスマートで
ゲッベルスのように長身”
ご存じのように、ヒトラーは黒髪でゲーリングは肥満でゲッベルスは短身。
プロバガンダ含め、イメージによるところが大きいのかもなと思いました。
…あれ、童話の話をしにきたのに私は何を…。
ラプンツェル。ご存じ髪で男性を「釣る」女性のお話ですが、ここから無理やり話を白雪姫に拡げるほうが面白かったかもしれませんね。
(以前園児たちの将来の夢を聞いたことがあるのですが、「ラプンツェルになりたい!」と笑顔で言う子がいました。おやめくださいと言いたかったですが、彼らの頭にはディズニーしかないので…これがイメージの力なのだと思います。)