俺は今、猛烈に緊張している。

額からは滝のような冷汗が流れ、両腕は痙攣し、一分おきに落雷のような腹痛に襲われ、結果、トイレの中でこの文章をタイピングしている。

ついにこの日が来たか。

そこの塾生達に、この一刻流「寸止め」理論を授ける日が。
正直、この日本で俺以上に「寸止められ」てきた男はいないだろう。

学生時代に憧れの女とキスをするところまでこぎつけたが、3日後に会ったとき「この前のこと忘れてくれる？」と鶏クラスの忘却力を要求されたことがある。

また、初デートで温泉旅館に泊まるというＧ難度の技を決めたのだが、布団の中で身体を触ろうとすると、どこからともなく手が伸びてきて、それはもうサッカーで言うところのペナルティエリアに入ることさえ許されなかった。

まさに、俺の恋愛は「寸止められてきた歴史」であり、今もなお、ニコタ界の末席で脱糞している状態である。

そして、それゆえに、どういう寸止めが男を燃え上がらせるのかを完璧に把握することができたのだ。

そこで、いま閲覧している塾生達は、今から俺が教える理論を使うことで、近日中、確実に男を落とすことになるだろう。

では、まず両目を閉じよ。
　
年齢も峠を越え、肌の張りも失い、目尻も落ち窪み、お腹の肉も3段に膨れ、女としての魅力が皆無となった諸君に、まずはこの場で黙祷して頂くとしよう。

でも、、書いたら垢バンになりそうなので。
書きたいけど書けませんw

もどかしい…。