手料理②
- カテゴリ:30代以上
- 2024/03/27 19:20:58
この問題のヒントは、令和の宮本武蔵と呼ばれる、この『一刻』のライフワークである「武術」の考え方が役に立つこととなる。
中国の伝説の格闘家・李書文は弟子にこう伝えている。
「千招有るを怖れず、一招熟するを怖れよ」
これは千種類の技を駆使する相手より一つの技を極めた相手の方が手強いという意味であり、まさにこの考え方は「料理」にもあてはまる。
君たちは、本日をもって、他の料理の訓練をすべて止め、「たった一つの献立のみ」を極めよ。
その献立とは…、
雑炊である。
理想的な夫婦生活の山頂を目指すのならば
「雑炊」のみを鍛練せよ。
では、なぜ雑炊なのか?
まず通常時、旦那に対して「あれやこれやの手の込んだ料理アピール」をすることは、「もしかして子作りアピール?」と警戒するかもと説いた。
そこで、普段は、あえて「勝負料理」は出さないで、ひたすら時が来るのを待つのである。
その時とは、
旦那が風邪をひいたときである。
どさくさ紛れに子作りに専念せよ。
そのときを見計らって「雑炊作ろうか?」と何気ない提案をし、そしてキッチンに立った瞬間、
(ここよ!ここが勝負だわ!)旦那の目も虚よ!
目をギラリと光らせ、料理の鉄人バリの手際の良さでもって、この瞬間のために幾度となく訓練をしてきた、あの「雑炊」を作るのである。
旦那が「鶏がらスープ派」か「めんつゆ派」かは事前に調べておけ!
あと、「ごま油」がイケるのなら、最後に一滴垂らすという技も使えるぞ!
ニンニクもガンガン入れておけ。
だが、凝り過ぎるな!特に『みつ葉』は厳禁だ!
みつ葉を使うと、旦那は冷蔵庫の中で残った大量のみつ葉を見つけ、「これ、他に使い道なくね?」となり、「嫁の野郎、無駄にしやがって!」となって夫婦喧嘩に発展し、子作りどころの騒ぎではなくなるからだ。
みつ葉はネギで代用せよ!!!
ネギであれば、残っても何にでも使える。
なんなら焼いてそのまま食える。しかも、風邪に効く。
続く。
最近のレトルトも調味料もバカに出来んし。
あとは好き嫌いがなければ尚良し。
娘っ子の成長を生暖かく見守ってます( ̄(工) ̄)
奥深いですね φ(゚Д゚ )
雑炊は、鍋料理の後の〆として子供の頃はよく好んで食べてました( *´艸`)
そして、旦那が風邪をひいたときに私は手っ取り早く「ヒガシマルのちょっと雑炊」を使って、野菜と溶き卵を加えるだけの萎えるチン静剤を与えてましたぁぁぁ((((;゚Д゚)))))笑
って、うちはもう今いる可愛い分身たちで十分なので、「勝負料理」の必要はありませんが、可愛い娘が嫁いだ時の参考資料として心して次作を読ませて頂きます(*>ω<*)b