Nicotto Town



重賞展望


【毎日杯】過去5年の前後半4Fを比較すると2秒2のスローになってるけど20~23年は1秒以内のややハイ。確かに最初のコーナーまでの距離があるから極端なスローにはなりにくいコースではあるけど、直線の長いコースで行われる3歳限定1800m重賞としては意外なほどしっかり流れてるなと。ただそれ以前はスローの上がり勝負になる年も多かったからたまたまなのかトレンドなのかは判断が難しい。血統では以前はディープ産駒の独壇場やったけど直仔がいなくなってからはドゥラメンテ産駒やスクリーンヒーロー系が目立つ。

ノーブルロジャーはドスローの新馬戦、ハイペースのシンザン記念と全く違うペースで連勝したあたり同じパレスマリス産駒のジャンタルマンタルにも通じる競馬センスは評価するけど新馬戦は時計自体は遅かったしシンザン記念は馬場や展開が向いた面もあるのは事実。血統からも高速決着や速い上がりが求められた時にどうかはまだわからんからね。ニュージーズは新馬戦5馬身差の圧勝と見た目のインパクトはあったし3着馬が勝ち上がったことからレベルが低かったとは言わんけど勝ち時計自体はスローやったとはいえ特筆するほどやないし、この時のレースラップが63.1-59.5。毎日杯は1000m通過60秒切るのがデフォルトで少なくとも3秒追走ペースが上がってどうかは未知。人気薄ならともかく2番人気想定じゃ少なくとも本命は考えられへん。サトノシュトラーセは前傾ラップの前崩れになった2走前の京都2歳Sで好位から3着は好内容。ただスローの前走あすなろ賞は辛勝と決め手を求められて良さが出る感じはないのが気になるところ。あとは母系が重厚で2000mの経験しかないだけに千八で高速決着になった時にどうかかな。ファーヴェントは前走きさらぎ賞は直線で不利を受けたように見えるけど実際には大した影響はなかったはず。東スポ杯も正直期待したほどではなかったし現状人気先行してる感はある。ルシフェルは前走阪神JFは距離不足やったことを考えれば上位3頭には離されたとはいえ悪くない内容。ただこのクラスの牡馬相手にやれるかどうかの保証はまだないだけにどうか。メイショウタバルは先週スプリングSで本命予定やったけどフレグモーネで回避。1週間で出て来られるんかな?状態面に問題ないなら何らかの印は打つと思うけど軽いスピードや斬れはなさそうなだけにこの距離で高速決着になったらどうかな。穴っぽいところではまずべラジオボンド。前走は出負け気味のスタートで中団からではどうしようもなかったし、そもそもこの馬にとっては上がりも速すぎた。血統や体系からマイラー色が強いし高速馬場でペースが流れてくれるなら巻き返しはあるのでは。あとはガイアメンテ。スタートがあんまり良くないのと気性面の難しさがあるけど前走あすなろ賞はサトノシュトラーセに肉薄。父ドゥラメンテはこのレースと好相性で母系はスピード色強めで高速馬場である程度ペースが流れるのも悪くなさそう。





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