重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2024/03/18 19:54:17
今週末の重賞は高松宮記念、日経賞、毎日杯、マーチSの4つ。例年この週に行われるドバイワールドCデーは今年は次の週みたいやね。調子が良かった時こそ次が大事。自分に馬を見る目や特別な才能なんてないと自戒して復習と準備をしっかりやって備えます。
【高松宮記念】過去5年では0秒3~1秒5の前傾とハイペースにはなってるけど同じ千二GⅠのスプリンターズSが2秒以上の前傾ラップになることも多いことを考えればそこまでハイペースではない。ざっくり言うとスプリンターズSは2F目からゴールまで減速し続ける流れになりやすいのに対して高松宮記念は一旦僅かに緩んで直線再加速が求められることも多いといった感じ。中京短距離の特徴として内前有利になりやすく、追走力は求められるけど直線は長くて急坂やからね。一本調子のスピードでは押し切れへんし自力で加速する後半要素も求められるコース。この辺りが千四やマイルでの実績がある馬が走りやすい要因とも言えるんかなと。そして最も難しいのは馬場。例年Bコース替わり初週に行われることもあって極端に内有利になることもあるけど先日書いたように今年はBコース3週目。これがどう影響するか。あとは雨。近4年は重~不良での開催。ここ10年中7年で道悪ととにかく雨の影響を受けることが多い。そうなると一気に外有利に振れることもあってこればっかりは現時点では予想のしようがない。厄介なことに週末は雨マークがついてるし注視したい。血統ではダンチヒ、ストームキャットらスピード型ノーザンダンサー系やスピード型ミスプロ系の血が目立つ。
前提としてここ数年の短距離界は低レベルでのドングリの背比べ。馬場や展開、枠一つで全く違う着順になることも多く現時点では本命や狙い馬を絞るのは難しい。あくまでトラックバイアスや枠を見てから考えたい。ナムラクレアは馬場やコース、展開を問わず好走出来てるように総合力の高い馬。ただ高いレベルになると使える脚の短さが目立つこともあって最後甘くなって勝ち切れへんような感じ。この特性を考えると外枠からなし崩し的に脚を使わされる形は避けたい。内目の枠がベター。トウシンマカオはここ2走で京都と中山という真逆の適性を求められる戦に重賞で連勝したように充実期に入った印象。短距離馬としてはしなやかなストライドで走る馬で、函館スプリントSでは最内枠から好走したとはいえ本質的には綺麗な馬場の広いところを伸び伸び走らせて良さが出るタイプ。極端な内枠は避けたい。というか外からでも差せる馬場になってほしいところ。ママコチャは前走阪神Cは不利な外枠やったことを考えれば悪くはない内容。逆に言うと不利な条件を跳ね返せるほど抜けて強いわけではないってことなんやろうけど。スプリンターズSも内前有利で上手く立ち回れた感もあるしね。これも内目の方がベターかな。馬場はちょっとわからんけど好走歴がないことを考えるとプラスではないんかな。ルガルは前走シルクロードSではこれまで勝ち切れへんかったのが何やったんかと思うくらい追走力も末脚の力強さも上げてきた。能力的には充分通用するはず。不良馬場でも勝ってるように雨は相対的にプラスになりそう。マッドクールはCBC賞は熱中症の症状があったとのことでスプリンターズSでは本命にした馬。同コースのシルクロードSも早めに1頭になって目標にされて差されたけど相手がナムラクレアとファストフォースやったことを考えれば初重賞やったことを考えれば上々の内容。馬場適性にも幅があって極端に悪くならへんならこなせそう。ウインマーベルは基礎スピード面と立ち回りの上手さを問われて良いタイプ。たまに出遅れるし現状阪神千四ベストとは思うけど内有利な馬場で内枠を引ければ。穴っぽいところではロータスランド。重馬場巧者で一昨年の2着馬やね。これも千四ベストな感はあるけど騎手のキャラ的にイチかバチかのイン突きとかやってきそうw内前有利の高速馬場なら枠はわからんから楽逃げ出来ることを条件にテイエムスパーダあたりでどうやろ。
昨日youtubeで浜中のインタビューを観ました(高松宮)
有力馬とかで・・
それに勝てそうな馬や騎手を見つけるのが課題になりそう。
高松宮って何かあるような気がします。
その何かを探すのが楽しい。
まだどんな馬が高松宮か確認してないんですが、難しいというのは毎年同じ傾向で荒れる?みたいなのかな。
この時期あっと驚くような知らん騎手さんが来てくれると楽しいなぁと思うのです。