水温む頃
- カテゴリ:日記
- 2024/03/17 02:02:23
ようやっと気温が上がってきましたね!
水槽掃除やトリミングが苦行でなくなることに
水温む頃を感じてしまう最近です。
いい陽気だし絶好の水槽メンテ日和だな~と思っていたら
友人から電話でキャンディ塗装をやってほしいとのこと
めんどくさい事頼んでくるな~と思いつつも
断らない男なので一応請け負いましたw
キャンディ塗装がなんでめんどいかといいますと
通常の塗装が、サフ>カラー>クリアーの3工程なのに対して
キャンディは、
サフ>黒>銀>ラップによる模様付け>クリアカラー>(クリアー>研ぎ出し)*3以上
というゆうに10工程は越えてくるからなのです。
研ぎ出しには神経使うし、もしクリア層突き抜けて削った場合1からやり直し
というリスキーさがあるんですけど
模様のつき方は、ある程度コントロールできるとは言え完全ランダム。
全く同じものを作ろうとしても絶対できないというのが
所有欲を駆り立てるのかな~と思っています。
実際のところはわからないのですが
キャンディの包み紙みたいな仕上がりになるからこう呼ばれてるのかな?
と思っています。
さてさて工程も進み本日の最終行程クリアを吹くとこまで来ました。
友人が手持無沙汰な様子だったので
「クリアを3倍に希釈しといて」
とお願いしてみました。
出来上がったものを、試し吹きしてみると
ん? なんか薄くないか?
クリアだと視認しにくいんだけど、どうも薄い気が…。
「これ本当に3倍?」と聞くと
「ちゃんと三倍計って入れたよ」
とのこと、この時点で ん?って思ったんですよw
「え? 主剤に対して溶剤を三倍入れた?」
「3倍に薄めろって言うからそうしたよ?」
「いやいやいや、それ4倍だから」
「は? 3倍だろ?」
「お前。めんつゆ薄めるときどうしてるん?」
「ウチはストレートだから」
ナルホドソウデスヨネ
主剤もうないんで濃度を上げることは出来ないので
吹き方でごまかせましたが
3倍に薄めるっていって3倍の量足したら4倍になると言うのを
理解してもらうのに時間がかかりましたw
そういえば、料理するようになって
調色とか希釈って料理に似てるな~って思うんですよね
こないだ肉を焼いたのですが
味付きの肉とは気づかずに、塩胡椒を振ったら
しょっぱくなりすぎちゃって
とはいえ、ここから塩を取り出すことは出来ないので
肉を少し食べてご飯をいっぱい食べることで対応したんですよw
調色するときも、白を足して白っぽくなりすぎたとしても
白を抜いて調整しなおすことは出来ないし
色は足すごとに明度は下がるから、
なるべく少ない手順で目的の色に近づける感じも
料理のレシピっぽいな~とか思ってしまいました。
ちなみにミスってしまった料理って皆さんどうリカバリーしてるんですかね?
是非その技を伝授していただきたく存じます。
春を飛び越えて初夏の陽気でしたよね~
今思えば、細かくしてチャーハンにしてしまえばよかったのでは!
と思いますね。やはりその辺のレパートリーは経験のなせるわざか~
ミスった料理はあきらめて食べるか、
煮物ならお湯とかだしとか足して煮直す、
炒め物なら卵とじにしてみる、とかですかねー