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お金という価値

皆さんは「働く」ということをどう考えていますか?

(特殊なケースは別にして)
対価として賃金が発生してもしなくても(家事やお手伝いであっても)
「役に立つ」「助けになる」「喜んでもらえる」
こういう気持ちが必ずあるとおもいます。
もっと一歩進んで「自分の向上心」「満足」「達成感」「使命感」などを
重ねて仕事してる方々も多いでしょう。

もう一方で、こんな考えもあります。
「仕事は人生の時間的束縛、自分をそこに拘束することの対価として
 賃金をもらう、それは当然の権利である」
だから、定時に始まり定時に終わる。賃金以上のことはやらない。

ざっくりいえば、これが日本と外国との認識の差です・・・

どちらも結果として得られる報酬は賃金(お金)です。

日本人にとって仕事は「精進」のひとつでもあり「お互い様」「助け合い」
という精神文化が、そもそも根本として心の中にあります。

しかし、外国のそれは奴隷制と契約制の混合物。
くさりで縛られるけど、その分賃金(お金)をもらう。

つまり、外国の成功者にとって「働く」は「悪、損、苦しみ」
日本の成功者にとって「働く」は「善、徳、喜び」

100%その色分けが出来るとは、決して言いませんが
だいたいそういう傾向があると考えて差し支えありません。

この考え方を、まずイメージしてみてください。

外国(世界)での究極のその姿はなんでしょう?

最初に、お金は有限でもありません。昔は有限なものとして
取引きされていたこともありましたが(金本位制)
国によっては通貨発行を行えますし、株などの債券や仮想通貨もあります。
(なので、どんどん増やすことが出来る)
世界が為替ネットワーク化された今では、あっちで上がったり
こっちで下がったり・・・
そうやって、世界の市場はうごいています。
たとえ、実体がなくても、お金が電気シグナルになって駆け巡ります。

そういうものを最大限、極限まで増やしたがる人達がいます。
この人達にとっての「仕事」は労働(前述した外国での仕事観の)
ではありません。
そして雇用者(労働者と契約する側)のそれでもありません。
雇用者は、少なくとも自社の利益を増やそうとします。
そのために、調査や努力、発案や改善も行います。
日本ではもちろんのことですし、外国でもこの方向性は同じです。
(アップルやスターバックスが例)

でも、「お金」を最大限増やしたい人達はこうではありません。
彼らの欲しているものは、生活の糧や、安定した雇用、自分自身の自立・・
そういうものではないのです。
彼らの欲しているのは強大な「お金」。
そう、「お金」です、それも使い切れないほどの天文学的な「お金」。

「お金」は適量流通させることで、社会取引を円滑に行わせることが
できる便利なツールです。また、運よく支持されたり、社会貢献が大き
かったりした「仕事」にたいしての褒賞として、「利益」という形で
励ましをあたえる効果もあります。
(ひらたく言うと、「儲かる」ということですね)

これらは少なくとも、最初に述べた「働く」ということについての対価です。
だから、よほどの社会貢献でもないかぎり、爆発的に増える、ということは
ありません。(成功者が基本的に少ないのは、当然の理です)

適量の「お金」は、このように社会的取引や向上心の潤滑剤として機能します。
しかし、この量がものすごく巨大になると、違う「力」をもつように
なります。

「お金」の力・・その「力」とは「人を自由に支配できる能力」です。
わかりやすく言い換えましょう。「王の力」です。

このような「王の力」は巨万の富を得ること以外、かなえる手段はありません。
それには、どんな種類であれ「世界的に成功する」以外無理です。
当然のことながら、そんなことは普通あり得ませんし、運はあてにならない。
一般的に考えれば、少なくとも努力は必要です。

そこで、存在するのが「投機市場」です。
もとより、巨額の資金を持っている者は働かなくても生活はできます。
ただし「王の力」を持続的に持とうとすれば、資産を増やさなければ
なりません。
ここでいう者達とは、たんなる成金ではありません。
歴史的に過去から連綿と続く、小国なら買えるくらいの超富裕層です。
彼らの資産を増やすには?
イノベーションも要りません。サービス向上も要りません。
おもてなしの心も要りません。人々の支持も要りません。

要るのは?「相場が上下する」ことだけです。

それが、人気商品の発明であれ、原料の枯渇であれ、気候変動であれ
薬害であれ、感染症の流行であれ、たとえ戦争であれ・・・・

相場が短期間に「上下移動」さえすれば、彼らは利益を得ることが
可能になります。(・・逆に相場が動かないと儲からないシステムですね)

どんな「デマ」も相場変動に寄与すれば正当化されます。
利益が上がれば、何でもいいでしょう。

その「デマ」を作り出す機関を自分たちが作り運営する。(マスコミ)
「権威」が必要なら、その構成人を懐柔する。(アカデミズム)
お金で動きにくいなら人事権をもつ機関を支配する(人事院)
有利な法令が必要なら立法府に、裁判闘争が必要なら法曹界に。

そうしておけば、すべてコントロールできる・・・。

政権を乗っ取ろうとするのは、むしろ特定の国ではありません。
特定の国のパワーを利用して行われる彼らの「ビジネス」です。

・・これらに投資する額は、リターンに比べれば極少額。

わかりますか?

彼らのお金の増やし方は、仕事の「対価」ですらないのです。




アバター
2024/03/16 23:56
コメントありがとうございます^^
そうそう、詐欺師の「うそ」の性質そのものですよね。
マジメにお話しすると・・
群れをなしてるお魚どうしの伝達方法は未知だそうですよ(笑)
アバター
2024/03/16 23:35
嘘が大きいと、気づきづらい、、、というのもありますね
大衆操作、、カツオの「回遊」が、イメージ浮かびます



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