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社日


こんばんは!15日(金)は北日本は雲が多く、

東北北部では雨か雪、北海道では日本海側を中心に雪か雨の見込みです。
南西諸島も多いでしょう。
その他の地方は、晴れる見込みです。

【タイムスリップしたい時代は?】

A、奈良時代の街を眺めてみたいです。

【社日】 しゃにち

☆社日は雑節の一つで、
 生まれた土地の神様・産土神(うぶすながみ)をお祀りする日です。

<概要>

〇産土神

土地の神様といわれていますが、土地に根付いているというよりも、
その土地に生まれた人に一生付いているといわれています。

その為・・・

後に引っ越しをして土地を離れたとしても、
産土神は生涯に渡って自分を守ってくれるありがたい存在と考えられています。

〇社日

・春の社日

・秋の社日

このように年回あります。

これは昔は農業が生活の中心でありましたことから、
春の田植えの時期と秋の収穫の時期は一年の中でも特に大切とされてきた為、
その土地の神様である産土神をお祀りすることで五穀豊穣を願ったり、
感謝したりしていたといわれています。

尚、社日は「しゃにち」と読みまして・・・

・春の社日:春社(しゅんしゃ)

・秋の社日:秋社(しゅうしゃ)

このように呼ぶこともあります。

〇社日の由来

社日は雑節の一つです。

@雑節

 二十四節気や七十二候のように、
 中国が発祥の季節を表す名称ではなく、日本独自の暦となっています。

太陽暦が採用されていた時代は、
月の満ち欠けにより1年が決められていたのですが、
月は29、5日の周期で満月と新月を繰り返す為、
現在の太陽暦と比べて11日も短く1年を終えていました。

その為・・・

2年、3年と月日が経過すると、
1カ月以上の日付のズレが生じてしまいます。

当時は農業に従事している人がほとんどだった為、
季節が正確に分からないと種蒔きや収穫のタイミングを計り切れず、
困ったことになります。

そこで考えられたのが・・・

1年を24等分にして、
それぞれに季節に因み、名称ををつける二十四節気でした。

しかし・・・

二十四節気は発祥の中国の気候を元にしている為、
日本のとは合わない部分もあります。

そこで・・・

二十四節気を補う形として、日本独自に作られたのが雑節です。

その為・・・

より季節感が日本に近く正確になりまして、
昔の人は七十二候や雑節により、農作業の目安を決めていたといわれています。

雑節でよく知られているものには・・・

・節分

・彼岸

これら等があります。

又、土用の丑の日に鰻を食す習慣がありますが、その「土用」も雑節の一つです。

その他・・・

・八十八夜          ・入梅

・半夏生           ・二百十日

・二百二十日

これら等も雑節になります。

社日は春分の日、秋分の日に近い戊(つちのえ)の日になります。

@2024年の社日

 ・春の社日:3月15日(金)

 ・秋の社日:9月21日(土)

@戊の日

 馴染みのあります十二支と同様に暦に用いられる十干(じっかん)の一つです。

 ★十干

  甲、乙、丙、戊、巳、庚、辛、壬、癸から成る順列で、
  全てに覚えがない人でも「甲乙つけがたい」等、
  言葉は聞いたことがあるはずです。

 昔はこの十干に十二支を合わせ、
 「乙未」や「丙申」と日付としていました。

 つまり・・・・

 戊の日は、戊と十二支の組み合わせが巡ってくる日ということになります。

 なぜ戊の日が社日に選ばれたかといいますと、
 つちのえ=土の兄(え)から土地の神様に祀るのに、
 相応しいとなったようです。

〇社日祭のお供え物について

社日祭ではその土地に因みましたものをお供えします為、
地域によりまして異なります。

一般的には春の社日には麦や米をお供えし、
その年の豊作を祈願します。

秋の社日は収穫したばかりの新米を一升瓶に入れまして、
お銚子に入れたお酒やおはぎをお供えする所が多いです。

〇社日にしてはいけないこと

社日に土を触ることは避けるべきとされています。

これは・・・

この土地の神様を怒らせる行為と考えられている為です。

具体的には・・・

・畑作業        

・家庭菜園

・ガーデニング

これら等、土を扱う活動は控えるべきとされています。

土に触ることによりまして、
神様の領域を不用意に乱すことになりかねない為、
この日は土いじりは避けて神様に敬意を表す日として過ごします。

又、社日には肉や魚を供えることもタブーとされています。

社日は農作物を育てる土の神様を祀る日であります。

その為・・・

・米          ・野菜

・種子等の農作物    ・餅

・お酒等の農作物由来のもの

これら等を供えるのが一般的です。

肉や魚は土地の神様とは直接関係のないものとされています。

その為・・・

これらを供えることは神様への敬意を欠く行為とされています。

さらに・・・

土用期間中に土を動かす土木工事や建設作業を控えるという習慣もありまして、
これは社日のタブーと似た考え方から生まれたものといわれています。

@土用期間

 土地の神様が最も力を発揮する時期とされていまして、
 この時期に大規模な土の動きを避けることで、
 神様の怒りを買わないようにするという考えが根底にあります。

これらの習慣は・・・

日本の自然と共生する文化の一環として、長い間受け継がれてきたものです。

現代においても、
これらの習慣を守ることは自然や神様への敬意を示すとともに、
日本の伝統文化を大切にする心を育む機会となります。

〇社日の風習や行事

社日は土地の神様をお祀りする日でありますが、
地域によりまして様々な風習や行事があります。

@お潮井(しおい)

 福岡県の博多で箱崎浜の砂を、
 「てぼ」と呼ばれる竹の籠に入れて持ち帰る「お潮井」という
 行事が行われます。

 お潮井で持ち帰りました砂は、
 玄関先に下げておき、お清めやお祓いに使用されます。

 家を新築した時に土地に撒いてお祓いをしたり、
 農家の人は畑に蒔いて虫除けやお清めに使用しています。

又、春社の日に飲むお酒を「治聾酒(じろうしゅ)」といいまして、
呑みますと耳の聞こえが悪い等の症状が治るといわれています。

ただしこれは治聾酒という銘柄のお酒があるのではなく、
この日に飲むお酒なら何でも治聾酒という意味です。

問題 高知県幡多(はた)郡には近所で種もみの交換をして
   種浸しの準備にかかる所もあるようですが、
   幡多郡の伝統工芸品を教えてください。

1、土佐和紙

2、土佐打刃物

3、土佐硯(すずり)

ヒント・・・〇幡多郡の伝統工芸品

      高知県幡多郡の山間部に位置します三原村(みはらむら)。
      面積のほとんどを山林が占める人口約1500人の村は、
      東京との「時間的距離(=移動に要する時間)」が
      最も遠いといわれています。

      標高120mの高原地帯で豊かな水資源に恵まれていまして、
      集落に広がる田園からは美味しいお米を収穫することが出来ます。

      文献によりますと、その歴史は室町時代まで遡ります。

      @土佐正解の伝統工芸品一岐(いき)工房 さん

       高知県幡多郡三原村土佐正解の伝統工芸品加工製作所

       三原石は泥岩の中でも黒色粘板岩に分類されています。

       ☆販売中の作品

        柔和な表情の、中筆用「天然正解の伝統工芸品」 27000円

お分かりの方は高知県幡多郡の伝統工芸品をよろしくお願いします。

 













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2024/03/16 18:55
こんばんは!土曜日の多忙な夕食の時間帯にお答えとコメントをありがとうございます。
クイズですが、3番の土佐硯で大正解です。
ノエママン、疲れているところ、ありがとうござます。
おめでとうございます(祝)
そうですよね、知っている方の方がもしかしたら少ない可能性です。
 ノエママン、膝の方はいかがでしょうか?
登山後すぐの翌日ですと、まだ痛みは消えないはずですが。
徐々に良くなるとよろしいですね。
 だいぶ陽射しが無くなり、冷えてきていませんか?
該当の場合は、しっかりと暖をとってお過ごしくださいませ。
有意義な土曜日の夜になりますことを心よりです。
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2024/03/16 18:42
げんりんりん♥ちィ~ッす♪ฅ^•ω•^ฅ
週末土曜、お疲れ様~☆彡(_´Д`)ノ~~オツカレー♪

3、土佐硯(すずり)☆彡(^_^)v
知らんわ♪知らんかっただわさ~ww

時節柄ご自愛くだしゃんせ~☆彡ペコリ(o_ _)o))
無理せず無茶せず、心と体を労わりつつ、良い日曜を~☆彡(=・ω・=)にゃ~♥




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