3.11 長文です。
- カテゴリ:日記
- 2024/03/11 10:06:10
その日は今日のように朝から晴天で
いつもはぐーたらしているはずの時間に
何故か身体が軽く動いて
早めに洗濯・布団干し、それらを片付けて
早めに買い物も済ませて
PCの前に座ってニコタの「釣り」をしてた。
ちょうど大物がかかった時(確かハクレン?)地震が起きた。
この辺の地震は日常なのでそのまま格闘してたら
とんでもない揺れが・・・。
それでもあんな大事とは思わず釣りしてたっけ。
2度目の揺れで「これはただ事ではない」と
燐家の親の家に行ったら
庭の石燈籠の頭の部分は転げ落ち
冷蔵庫の上のモノが台所に散らばり
テレビが床に横倒し。
父親は鍋をかぶり
母親は落ちたモノを片付けていた。
我が家は2階の箪笥の上に置いてあった
洋服が詰まった箱が全て落ちて
さながらバーゲン会場のでっかいワゴン。
(片づける気力を失うほどだったので1週間開かずの部屋となった)
友人のマンションでは浴槽の水が部屋中に溢れて
その上に観葉植物が倒れて
美容院に行って慌ててキャップかぶったまま帰宅したら
「まるで田んぼ・・・」と。。。
テレビで事の重大さを知るまでは(原発事故とか津波とか・・・)
どこかまだ「大丈夫」という感覚があった。
ちょうど当時習っていたバレエの発表会が近かったので
地震翌日には天井が落ちかかっていた集会所でレッスンもした。
発表会当日にも終わった直後に震度5。
そして、スーパーから缶詰・パン・レトルト食品・水が消えて。
この辺はライフラインは全く問題が無かったのに
集団心理って恐ろしいと感じたな。
震度4~5の余震が毎日何回も来るので
酔っぱらったみたいになったっけ。
無防備にお風呂に入っている時がいちばん怖かったかも。
それでも東北の方々に比べれば「その程度」。
その後の復興までの道のりは計り知れないご苦労があったと。
私がその立場だったら頑張れたのだろうか?
放射線量の計測器を皆が買い求め
毎日「〇ベクレル」の放送。
「雑草を抜くのも怖い」
「燃えるゴミに草は入れるな」
「除染土を置くのに反対を」という署名を持って来た人に
「私は反対しない、みんな困ると思っているだろうけど
ちゃんと管理をしてくれるなら良いのではないか?」
と言ったら顔を真っ赤にして「じゃあけっこうです」って。
今こうして生きて日記を書ける事。
旨く言えないけど、生かされたのだなと。。。
まさかみんなが放射線量の計測器を買う日が来るなんて思わなかったわ。
名古屋にもそのうち大きな地震がくるのかな~。
正直、どこか他人事で備えとか全然してないのよね。しっかりしなくちゃ~(>_<)
ついていけず特撮かなにかのような現実離れしすぎる光景でした。
「生かされている」日々考えます。
電柱がしなってたにゃん・・・・・・
初めて見たにゃん!
翌日、米が買えて良かったにゃん!
いつか大阪でも大きな地震があるのかと、不安です