第四十七章  私たちの住まい

マヤと彼女のお父さんが選んだ、

私たちの住まい兼仕事場は貸家でした。

その住所は東京都文京区本郷６丁目1で、賃料は48万円。

場所は東京メトロ南北線の東大前駅から

徒歩5分の距離に位置しています。

建物は1989年3月に建てられており、

築35年の歴史があります。4LDKという広さで、

1階には15畳の洋室があり、

トレーニングルームとして利用した。

2階には18畳のリビングダイニングキッチンがあり、

ゆっくりとした時間を過ごす場所として十分すぎた。

3階にはマヤの勉強部屋と私の勉強部屋があり、

それぞれ8畳と6畳の広さでした。

4階は、11畳の部屋をワーキングスペースにして、

そこには彼女の家から持ってきた

パソコンやモニターを置いた。

「この家、リノベーションされてるから

古いけど中は快適だね。」 

と彼女が言いました。私はほほ笑んでうなずいた。

賃料は高かったものの、

住居兼仕事場としては東京では比較的安い方だった。 

特に気に入ったのは、東京大学のすぐ近くにあること。 

「通学時間のロスを考えると、これぞ理想の場所だよね」 

と言うと、彼女も笑顔で同意してくれた。

この家には私たちの生活をより快適にするための、

トレーニングルームにはランニングマシーンや

自転車、筋トレ用の鉄アレイやダンベルを備えた。 

「フィットネスもできるし、リビングも広くて最高だね」 

と彼女は、喜んで言った。 

また、リビングダイニングキッチンでは食事を

作ったり食べたりするだけでなく、 

リラックスした時間を過ごすことができた。

「1年前にはこんなすてきな家に住むこと 

なんて夢にも思わなかった。 

お父さんに感謝だね」 

と言うと、彼女も深くうなずいた。