Nicotto Town



どう生きる?第四十一章  帰国後


第四十一章  帰国後Maja(マヤ)の家族の家にお土産を



帰国後、私たちはマヤの家族の家にお土産を持って訪れた。 

家族は興味津々な表情で私たちの旅行話を聞いていた。


「あなたたち、新婚旅行に行ったみたいだね」 

と、マヤのお義母さんが羨ましそうに言った。



マヤの上のお姉さんは、 

「あなたたちって凄く仲がいいよね」と感心して言った。


「海斗が優しいから、 いつも私のことを考えてくれてるから 

一緒にいて安心なの」 

とマヤが答えると、私はとても照れくさかった。


下のお姉さんも加わり、 

「あなたたちを見ていると、楽しくなるわ」と言った。


マヤのお義母さんが心配して、 

「1年後、海斗が日本に帰ってしまうと、 

マヤ、とても寂しくなるね」と言った。


「海斗はワーキングホリデーのビザが1年後に切れたら、 

私と同じ大学に入学して、 

今度は留学ビザを取って 

暮らすって言ってくれている」 

と、マヤは喜んで言った。


母娘たちは、10日間の旅行の話を長い時間、

感嘆や笑いを交えて楽しそうに話していた。 

私は、ニコニコとしながら聞いていた。 

マヤのお父さんも、 

末娘が幸せそうに話しているのを 

私の横で同じくニコニコとしながら聞いていた。


マヤのお義父さんは、 

「旅行に行く前に海斗がくれた情報のおかげで、 

クライアントが大きな損失をせずに済んだんだ」と言った。


「そうなんだね、海斗、すごいね」 

とマヤが私の肩を抱いて言った。


お義父さんも、 

「会社のスタッフも全くつかめてない情報だったから、 

スタッフたちに言うと驚いていたよ」 

と、私の肩を抱きながら言った。


アットホームな雰囲気の中、 

時間がゆっくりと流れていった。


「夕食も食べていったら」とマヤのお義母さんが言うと、 

マヤは 

「今日は久しぶりに海斗が作るパスタが食べたいから、 

もうそろそろ帰るね」と言った。


私たちはマヤの実家を後にし、 

途中でスーパーで食材を買って家に戻った。





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