どう生きる?第三十六章 フランスパリへ
- カテゴリ:自作小説
- 2024/03/09 14:19:02
第三十六章 フランスパリへ パリに着くと エッフェル塔 凱旋門が 見えるホテルにチェックインした 。 「ねえ、海斗、このホテルから見えるエッフェル塔、すごくすてきだね」 とマヤが言った。 「凱旋門も見えるね。なんか夢みたいだよな。パリに来た感じがする」 と私は答えた。 ホテルで少し休憩した後、ルーヴル美術館に向かった。 「ルーヴル美術館って、大きすぎて全部見るのは無理だよね」 とMajaが言うと、私は笑ってうなづいた。 「ねえ、海斗、この美術館の作品、本当にすごいわ」とマヤが言った。 「そうだね、ここに展示されている作品の素晴らしさは、言葉では表現しきれないよ」 と答えた。 「同感。これらの作品は、見るだけでなく、感じることができるわ。 それぞれの線や色が、作者の計算された芸術の一部となっているんだ」 とマヤが続けた。 深くうなずきながら、 「そうだね、作品からは作者の情熱や感情が伝わってくるようだ。 芸術の持つ力には本当に圧倒されるよ」と言った。 二人は作品を見つめながら、 芸術が持つ不思議な魅力に心を奪われていった。 2日間かけて美術館を巡り、彫刻や絵画に見入った。 その中でも、モナリザのほほ笑みには思わず息をのんだ。 「これって本当に見る価値があるよね。芸術ってすごい」 とマヤが感嘆の声を漏らした 「本当に美しいものって、人の心を動かす力があるんだね」 と感心して言った。 美術館を後にして、モンマルトルの丘へと向かった。 「ここからの眺め、最高だね。ナポレオンがこんな風景を見ていたんだろうな」 と、言うと、マヤは手をつなぎながらうなづいた。 セーヌ川クルーズでは、夜のパリの美しさに息をのんだ。 「ロマンチックだわ。こんなすてきな場所で過ごせるなんて幸せだな」 とマヤがほほ笑んだ。 ホテルに戻り、エッフェル塔のライトアップを見ながら2人はしばし言葉を失った。 彼女の手を握ると 私の手を握り返し、「この瞬間をずっと忘れないよ」と耳元で言った。 ロマンチックな都市パリで過ごした3日間は、 私たちの愛をさらに深めた。 マヤはうっとりとした目で私の瞳を見つめながら、 「海斗、パリの3日間は本当に素晴らしかったわ、 連れてきてくれてありがとう」 とマヤがほほ笑みながら言った。 完全に恋する乙女になっているようだった。 「パリは本当に最高だね。特にセーヌ川が、 まるで夢の中にいるような感覚を与えてくれる 。 パリでの旅を楽しんでもらえて嬉しい」 と言うと、マヤはほほ笑んで応えた。 「あなたの旅のプランはとてもすてき。 エスコートの仕方も自然で、その世界を100%楽しめるわ」 と 言った。 「旅行のコーディネーターにでもなろうかな、将来」 と私が冗談を言うと、マヤはすねた表情で答えた。 「みんなあなたに恋しちゃうからだめよ」と。 パリからローマへの飛行機の中で 2人は ロマンチックな余韻を 引きずって 楽しい空の旅を送っていた 。 機内では、静かな雰囲気が漂っていた。 窓の外には夜の星が輝き、 私たちはローマへの航路を進んでいた。