Nicotto Town



どう生きる?第二十九章  ショッピング


第二十九章  ショッピング



彼女が目覚め、優しく「おはよう」と言ってくれた。

私もほほ笑みながら「おはよう」と返し、

彼女の頬にキスをした。


彼女はシャワーを浴びに行くと、

裸で浴室まで歩いていった。

シャワーを浴び終わった彼女に、

続いて私もシャワーを浴びた。

その間、彼女は朝食を作ってくれた。

ライ麦パンにハムとチーズをのせたサンドイッチ、

マッシュポテトにコーヒー。

スウェーデンのパンは美味しいと

聞いていたので、とても楽しみにしていた。

食事をしながら、私はMaja(マヤ)との

共同生活がどんなものになるのか、

彼女の食べ物や生活習慣を

知ることが楽しみだと感じた。

モーニングを楽しんでいると、

マヤが「今日はどうするの?」と尋ねた。

「よかったら買い物に行きたいから、

つきあってくれないか」

とお願いすると、

彼女は笑顔で了承してくれた。

「ねえ、今日は何を買いに行くの?」

とマヤは私に尋ねた。

ほほ笑みながら、

「じゃあ、パソコンとかiPadは使ってないのがあるので、

それを使えばいいよ」と提案してくれた。

私は彼女の言葉に感謝し、

「スマートフォンは、日本でSIMロックを外してきたから、

現地で新しいSIMを入れてもらえば

今、使っているiPhoneが使えるってこと?」

と確認した。

「そうそう、その通りだよ」

とマヤがうなづいた。

私たちはSolna centrum(ソルナのショッピングモール)で、

ランチを食べて

洋服やギター、そして日本の料理を作る食材を買った。

「自転車はネットで買うことにしたんだ」と、伝えると、

マヤは笑顔で賛成の意を示した。

その後、ABBA博物館とストックホルム宮殿に

立ち寄って、マヤの家に戻った。


夕食は、お好み焼きを作って、

2人で大阪で食べたお好み焼きを懐かしみながら食べた。





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