Nicotto Town



どう生きる?第十四章 帰路へ


第十四章  帰路へ



USJのゲートを出ると、

私たちはユニバーサルシティウォークで

モスバーガーを食べることに決めた。

料金を支払うと、

彼女が「おおきに、おおきに」と言うのが聞こえ、

店員さんも笑顔で返してくれた。

「ここのハンバーガー、すごく美味しいんだよ」

と私が言うと、彼女は興味津々の表情でうなづいた。

「じゃあ、食べてみよう!」

と笑顔で返すと、私も嬉しくなった。


モスバーガーを食べながら、

彼女は感激していた。

「本当に美味しいね!

こんなにジューシーでボリューミーなハンバーガーは初めて!」

と彼女が興奮、気味に言うと、

私も彼女の笑顔を見て満足した。

食事を、一緒にしながら、リラックスした雰囲気に包まれ、

彼女の笑顔が楽しいひとときを演出していた。

店内の明かりが柔らかく、

おしゃべりが途切れることなく続いていった。


私たちはホテルに帰り、一日の疲れをいやすかのように、

シャワーを浴びてからそれぞれのベッドに横になった。


「今日は本当に楽しかったね」と私が言うと、

彼女も同じくらいの疲れが表情にしずんでいった。

「うん、すごく楽しかった。おおきに」

とほほ笑みながら答えた。


部屋には静寂が漂い、明かりは柔らかく、

穏やかな雰囲気が、心地よく広がっていた。

ホテルの窓からは夜景が美しく広がり、

まるで二人だけの特別な世界が広がっているようだった。


今日の出来事が頭の中を舞い、

明日への期待と安らぎに満ちた夜が、

静かに私たちを包んでくれた。

安らぎに包まれながら

心地よい疲労感と一緒に、

私たちは深い眠りに落ちていった。





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