Nicotto Town



犠牲者

当時アメリカは、第一次大戦参戦の影響で疲弊していて、国民の多くが

「もう戦争はこりごり」
という反戦ムードに占められていました。

「戦争には参加しない」

を、公約に当選したのが、ルーズベルト大統領だったのは
そういう国民のムードのあらわれでしょう。
大統領はすべての問題を一人で調査分析できるものではありません。
彼は決断する側です・・・。
そして、彼に情報を耳打ちするのが、大統領補佐官だったり
情報機関だったりします。
当時、アジア圏の情報収集を担ってたのが、太平洋問題調査会です。

ここには正当な研究者だけでなく、共産主義や中国地域ロビーの
手先が多く送り込まれていました。と、言うよりそもそも、この機関は
ユ・ダ・ヤの人達の出資により戦略的に設立されたものでした。

そして、大統領の耳元でささやきます・・

「大統領、中国覇権のため、いや中国の人々のため、いや自由と
 平和のため、日本を叩きましょう・・」

「戦争をしない」ことを公約として当選したルーズベルトは
なかなか首を縦には振ってくれません。

「だめだ、それではアメリカ国民が納得しない。」

当時、ABCD包囲網でがんじがらめに日本を締め上げていたアメリカは
日本が近く真珠湾攻撃を行うことを、暗号解読により知ることとなります。

「では、もし?アメリカ国民に犠牲者がでれば・・・?」

「そのときはご決断を・・・」





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