14周年
- カテゴリ:日記
- 2024/03/05 22:14:14
どうやら今日が14周年だったらしい。
ということは、私は長男の誕生日の翌日にニコットに入ったのだな。
14年前に何をしていたか。
結婚当初のマンションで暮らしていたころだ。
どう考えてもカップルか、子供がいても1人までの間取りに5人で暮らしていたので、寝室のダブルベッドに3人、その下の布団に二人寝ていた。
いや、このころにはダブルベッドに私と子供二人はきつすぎるようになっていて、2段ベッドに代わっていたかな。
当時の私は両側の子供らに挟まれて腕を下におろすこともできず、いつも腹の上に組んで寝ていた。
その後引っ越して一人で布団を使えるようになっても、手を下ろして眠ることがずっとできなくて、今でも手を伸ばして寝るのが苦手だ。
14年前は、まだ最初のパートだけをしていたな。
このころから子供らの食欲がガンガン増してきて、ついでに塾に行きだす子もできてきたのでパート一つでは間に合わなくなり、もう少ししたら引っ越し梱包のパートも増やすことになる。
だけどこの頃はまだ隔週のパートのみだったから、サッカー当番もできたし、おやつも週3くらいで作っていたかもしれない。
誰かの家に遊びに行くときは何かおやつを持参するのがここら辺の暗黙のルールで、だけどそんなに買っていられなかったからとにかくいつでもおやつを持参できるように何かしら作っていた。
あの頃は見栄えは関係なく、とにかくおいしければそれでいい! という感じ。
きれいに作ったお菓子も、がっさーとビニール袋に詰めて、はい、持ってけ!
と渡していた。
今はケーキ屋で梱包技術を磨いたので、個包装したりするけれど、あの頃は見栄えを気にしたら負けだ、くらいに思っていたな。
そしてもちろん、今より14年若かった。
ということは、40ちょっとか。
もしかしたら、そのころのほうが年齢を感じていたかもしれない。
もっと若いころに比べると、かなり体力が落ちたなと感じていたから。
何しろ子供が小さいと、一緒に遊んであげないといけない。
毎日公園に行って、毎日駆け回っていた。
ここでたくさん遊ばせておけば、お昼を食べたらころっと眠る。
その間にちょっと家事をして、あとはゲームをするのだ、というのを楽しみにしていた。
パートを始めたらパートの日は幼稚園バスの時間まで家にいられないから、園にお願いして自転車で送り迎えしていた。
自転車の前と後ろに一人ずつ乗せて、まっすぐな道を走る。
下の子は最初の1か月、毎日泣いていたな。
だけど自転車をこぎながら歌を歌ったり、おしゃべりしたりするのは結構楽しかった。
14年前は真ん中の子が小学校に入ったから、パートの帰りにまず小学校に行って真ん中の子を迎え、そのまま幼稚園に下の子を迎えに行っていた。
小学校には無料の学童っぽいものがあって低学年を預かってくれるけれど、1年生は4時までに迎えに行かなければならなくて、それが無茶苦茶大変だったな。
幼稚園のほうが5時まで預かってくれる分、楽だった。
久々に14年前のことを思い出した。
今の私もかなり頑張っていると思うけど、あの頃の私はものすごく頑張っていたな。
そして子供らもものすごくかわいかった。
今がかわいくないわけではないけど、すでに大人だから愛でたい感じはないしね。
思い出せてよかった。
そうですね。
あの頃は、今を楽しまないと! といつも心の中で唱えていました。
楽しんだもの勝ち、となりふり構わずやるのって、結構楽しいものです。
同じことをもうしたくはありませんが…。
宝物。