国を持たない人々
- カテゴリ:日記
- 2024/03/04 21:48:21
かつて、武力や宗教が「王」の権力の礎であった時代から
武力には武器(資材)、宗教には免罪符、という象徴的な
ものから見てとれるように、
すべてのことに「お金」というものが重要な要素になってきました。
そして、その「お金」の絡みを主に引き受けていたのが
ユ・ダ・ヤの人達です。
(ここで言うユ・ダ・ヤの人達とは、とんがり帽子に顎鬚つけた
そういう人達ではありません。他の宗教に属さずユダ〇教を
信じると名乗って生活していた人達、またはそれを母にもつ
人達です)
(これについてはなかなか難しいので、金融系につながった一族
とだけ、ここでは扱うことにします)
彼らはもともと、しいたげられていた者たちでした。
当時・・
皇族や宗教者といった上位の者は「お金」などという
不浄なものには手を付けない。という考えがあったと聞きます。
「そのように不浄のものは、あやつら(ユ・ダ・ヤ人)にまかせておけ」
そうやって、ユ・ダ・ヤの人達は「お金」を独占的に扱うように
なっていきます。
そして、国同士の争い「戦争」がおきると、そこで大きな「お金」が
動くようになります。時には王国が破産寸前になることも・・・
そんな時に、「お金」を都合付けることが出来たのは、この
ユ・ダ・ヤの人達でした。
当然「王」は彼らからお金を借りなければなりませんでした。
そしてまた、当然のことながら、利子が発生し、これがユ・ダ・ヤ
の人達に大きな利益をもたらすことになりました。
もちろん、彼らがお金を貸すのは片方だけではありません。
国を持たぬ彼らは、相手国にもお金を融通しました。
「しいたげられていた自分達が、王達の命運をにぎることができる」
これが、彼らの錬金術のはじまりでした。